どうも、スマホはiPhone派の僕です。
先日、もうすぐ無くなると話題の1円スマホを購入してきました。
端末はなんとiPhone15です。
通常購入したら10万円を切ることはないiPhone15が、なんと月額1円の2年払い、合計で24円という超破格でした。
このような価格はネットでは見つけられませんが、ショッピングセンターや家電量販店では見かけたりしますよね。
こんな端末を実際に購入した場合、どんなリスク・落とし穴があるのか?
気になったので、実際に購入してきました。
先にいうと、実際は1円では買えません。
まず、ソフトバンクはビックリするようなぼったくりプランを強制してくるので、初月の料金だけでも1万円くらいかかりました。
また、手続きしてくれたスタッフにも雑な嘘をつかれていました。
いや、嘘なのか本当に知らなかったのかは知りませんが、解決のために面倒な手続きを強いられました。
そんな1円スマホ購入の一部始終を聞いてください。
中古でも高い!子供のiPhoneを1番安く買うなら1円スマホしかない
話の発端は、子供が使っていたiPhone7がとうとう壊れたことです。
息子(20)「パパ。俺のiPhoneがとうとう壊れたから新しいiPhoneを頼む。でもスマホなんかに高い金をかけるのは無駄だからとにかく安いやつを買ってくれ」
息子はなぜかアンチスマホの捻くれ者で、なるべく機種変をしたくない、安いスマホで済ませたいというのが息子の強いポリシーでした。
子供と言ってももう20歳の成人男性ですが、まだ学生なのでお金を出すのは親の僕です。
で、親としても安く済むのは助かるわけで、そんな息子のポリシーを尊重することにしました。
ただ調べてみると、これには大きな問題がありました。
安いiPhoneなんて存在しないのです。
iPhoneのネット最安値を価格.comで見てみます。
1世代前のiPhone15でも買い切りだと10万円を超えており、携帯電話の回線(SIM)と一緒に分割購入する場合でも毎月5500円以上かかるのです。
最新モデルの16や上位モデルのPro、ストレージ(保存容量)が多い機種なら20万、30万円は当たり前の世界ですからね。
中古なら旧モデルで2万円とかもありますが、これもコスパは良くありません。
もちろんAndroidなら新品で2、3万の端末もありますが、息子の希望はあくまで「安いiPhone」なのでこれも該当しません。
そこで思い出したのが1円スマホです。
家電量販店やショッピングセンターを歩いている、こんなウソのような貼り紙を見かけますよね。
docomo、au、ソフトバンクと大手の通信キャリアがこぞってこんな価格を謳っています。
ストレージ容量こそ128GBと少ないですが、端末はiPhone15と新しいモデルなのに1円という表示があります。
本当にこの価格で買えるなら、これが子供用のスマホとして最適解です。
しかし、本当にこんな価格で買うことはできるのでしょうか?
いつから?総務省の規制で「1円スマホ終了」という噂は本当か?
ちなみに、1円スマホは数年おきに「終了する」「なくなる」とか言われ続けています。
そう言われるのは、総務省が1円スマホをやめさせようとしているかららしいです。
総務省も別に消費者に意地悪をしたいのではなく、端末を安く購入させる代わりに割高なプランに契約させて違約金で顧客を囲い込むやり口を問題視しているわけです。
そこで、端末販売と通信料金を明確に分離するための制度改正をすすめてきたようです。
なので、そういう制度改正があるたびに「1円スマホが終了する!」と大騒ぎされることになるわけです。
ただ、1円スマホはなぜか無くなりません。
店舗側も駆け込み需要を期待して「なくなる!」と煽ってくるのですが、その後も平然と1円で売られ続けています。
現に、昨年末も12月末で1円スマホが無くなると大騒ぎをしていましたが…
年を越してショッピングセンターに行ってみましたが、ソフトバンクショップでも普通に1円スマホが販売されていました(下記は今月撮影したもの)
iPhone14が1円/月です。
結論、1円スマホがなくなるというのは嘘でした。
ただ、去年はiPhone15が1円だったのですが、年を越すとiPhone15は205円/月になってたので、多少の影響はあったのかもしれません。
これは、新しい規制が端末の割引額に関するものだったからなのでしょうか?
いずれにしてもiPhoneの価格として205円と1円なら大した差はないように感じてしまいますけどね。
余談ですが、iPhone14とiPhone15では性能以前の充電コネクタに違いがありこれが大きいです。
iPhone15ではAndroidでも使われている一般的なUSB-Cになっています。
iPhone14以前に採用されているiPhoneでしか使われていないLightningコネクタは今後無くなっていくと思うので、このくらいの価格差なら僕はiPhone15をお勧めしますね。
しかし、1円スマホが無くなっていませんが、規制がかかっているのは本当なのです。
実際に、以前は当たり前だったSIMロック(端末を他の通信キャリアで使えなくすること)に関しても、今ではその心配する必要がなくなりました。
購入した端末は、分割払いの途中でも別の通信キャリアで普通に使えます。
これは消費者としてはありがたいですが、通信キャリアとしては端末を人質にして割高なプランを使い続けさせることが不可能になったはずです。
にもかかわらず、1円スマホは生き残っているのは非常に不思議な話です。
普通に考えたら、10万円以上するものを1円で販売して直後に他通信キャリア乗り換えられたら大損になります。
通信キャリアだって慈善事業をしているわけではないので、これはなにかしらのトラップがあるに違いありません。
そんなわけで、細心の注意を払って実際に契約してみることにしました。
なぜ1円でiPhoneが買えるのか?一番安いソフトバンクをビックカメラで契約してみた
僕は基本的に家電から日用品、食料品に至るまで全てネットショッピングで済ます男です。
スーパーに行くこともほとんどありません。
しかし、なぜか1円スマホはネットでは見つけられないのです。
こうなると、本当に1円スマホは終了したのかなと錯覚してしまいます。
が、ショピングセンターや家電量販店では見かけることをなんとなく覚えていたので、重い腰をあげて店舗に探しに行くことにしました。
そんなわけで近所のビックカメラに来ました。
すると、あるわあるわ。
まだまだ新しいモデルであるiPhone15(128GB)が、
ソフトバンク、月々1円
au、月々2円
ドコモ、月々33円
こちらは同じ日に同じ店舗で撮影したものなので、なぜキャリアごとに価格差があるのかは不明ですが、ソフトバンクのiPhone15は間違いなく1円スマホです。
iPhone15の価格の価格としては、いずれももやしみたいな価格差なのでどこのキャリアでも良かったのですが、僕は
「1円スマホを買った!」って堂々と言えるようにソフトバンクで契約することにしました。
ちなみに、1円で購入するには新規登録か他キャリアからの乗り換えである必要があります。
幸い、息子は楽天を使っているので、ドコモでもauでもソフトバンクでも乗り換えの対象になります。
そんなソフトバンクの1円スマホが適用される条件を眺めていると、1分もしないうちにスタッフに声をかけられました。
「iPhone15お探しですか?この価格で買えるのは今のうちかもしれませんよ?」
きました。早速1円スマホ終了を煽ってくれています。
僕は息子の壊れたiPhone7を見せながら言いました。
「1円でiPhone15が欲しいです」
すぐさま契約する席に案内されました。
1円スマホのリスク。騙す気満々のソフトバンク高額プランがヤバい
ソフトバンクのスタッフとの契約までのやり取りが始まります。
本当に1円でiPhone15が買えるんですか?
ソフトバンク(以下SB)「24ヶ月間は毎月1円で使えます。25ヶ月目からは毎月4393円かかるので、支払い総額は105,456円になります。」
…なるほど。
つまり、4年間の分割払いで、最初の2年間だけは割引されて毎月1円の支払いになる、ということです。
SB「なので、2年で端末をソフトバンクに返却してください。そうすれば端末価格の支払い総額は、実質24円になります。」
おお、割引が切られると同時に端末を返すことで、支払いは24円で済むわけですね。
ちなみに、スタッフから説明はありませんでしたが、このサービス(特典)を「新トクするサポート」と言うそうです。
24ヶ月目にこのサービスを利用して、ソフトバンクで機種回収してもらうと、25ヶ月目以降が支払い不要になるらしいです。
つまり、1円スマホとは、
2年間だけ月1円で新品スマホをレンタルすること
のようですね。
SB「…ただ、一度ソフトバンクのこちらのプランを契約していただく必要があります。」
SB「メリハリ無制限+です。」
ギガたっぷり使う月も使わない月も無駄がない!
SB「価格はこちらです。」
毎月、4480円ですか?
SB「いいえ、それは家族割やおうちの光回線を契約して全ての割引が適用された場合の価格です。」
家族で使いませんし、ソフトバンクの光回線も使ってません。
SB「そうなると毎月の支払額は税込7425円です」
バカたけぇ…。
ちなみに契約月は契約した日から月末までの日割りで請求がされるのですが、愚かなことに契約した日が月の初めだったので、ほぼ満額が請求されます。
ちなみに、先に見せるとこれが契約月の請求額です。
手数料含めて税込1万円オーバー。
この時点で僕の1円スマホを夢は破れました。
もちろん、他の安いプランの選択肢も確認しました。
うちの息子は月に10GBも使わないので、通信容量(ギガ)が無制限である必要ありません。
毎月そんなにキガを使わないんですが、このプランじゃないとダメなんですか?
SB「1円スマホの場合は、必ずこのプランに契約いただく必要があります」
なるほど、まぁ月1円で端末を売るならそれくらいのことは必要かもしれませんね。
と…プランの説明に「使わない月も無駄がない!」ってありますけど、これはどういうことなんですか?
SB「あ、キガの利用量が2GB以下なら、1650円割引されます」
2GB以下って…。
それもう外で全くスマホを使わない人じゃないですか…。
普通にスマホを使っててギガ利用料が2GB以下なんてことはあり得ません。
しかも待って。1650円割引?
つまり、外で全く使わなかったとしても、
7425円-1650円で…5775円?
2ギガ使わなくても十分に高いです。
使わない月も無駄がない!は流石に誇大広告では?
話されますが、楽天なら3278円で無制限です。
僕は外出先でテレワークする際にはサブの楽天モバイルでテザリングをしており、オンライン会議で1日10GBとか普通に使いますが、特に制限されることなくサクサク使えています。
楽天モバイルと比較して、いくら大手キャリアであるソフトバンク様の無制限とはいえ、この価格設定が高いのは間違いありません。
SB「あ、あと。こちら無制限プランですが、200GBで速度制限がかかります。テザリングの場合は50GBで制限がかかります。」
は???
無制限なのでは?
SB「はい。無制限プランなのですが、200GBで速度制限がかかります。パソコンを繋いだりするテザリングでは50GBで制限がかかります。」
それ無制限じゃないねぇ。
外でテレワークしたら、すぐに制限かかります。
SB「制限と言っても、通常利用に影響のない4.5Mbpsは出るので使えないことはありません。」
申し訳ないけど、オンライン会議するなら少なくても10Mbps〜はないと会議相手にご迷惑をかけること必至です。4.5Mbpsで影響がないわけありません。
結局ソフトバンクは、こんなぼったくりプランに2年間も契約させて、iPhone15の端末代金を回収しようということのようです。
ずいぶん高いプランなんですね、、
SB「はい。ですが、このプランは1ヶ月で解約していただいて大丈夫です。ソフトバンクの他のプランでも良いですし、なんなら他の格安SIMに乗り換えても大丈夫ですよ」
まさか、そんなご提案いただけるとは…。
このスタッフさんは、とりあえず契約できればインセンティブがあるんですねきっと。
でも、僕とも利害は一致しています。
詳しく聞かせてもらうことにします。
短期解約のリスク!ブラックリストのペナルティは回避できる?ソフトバンクは低価格プランもヤバい。
SB「制度改正により、通信料金と端末代金は完全に分離して扱わなければならなくなりました。なのですぐにソフトバンクから乗り換えても、そのまま1円の支払いだけで使えますよ。」
ソフトバンクからしたら随分ひどいことですよね。
そんなことしてデメリットやリスクはないのですか?
SB「ブラックリストに入ることはあるかもしれないのでオススメはしてませんが…みんなやってますよ。実は僕もやってますからね。」
なるほど、みんなやってるなら安心ですね!
って心許しちゃう人は、とりあえず闇バイトの誘いとかに気をつけてください。
ただ、僕や他の家族がソフトバンクを使うつもりは当面ないので、ソフトバンクが契約できなくなるだけならまぁ良いかなと思いました。
そのブラックリストというのは、ソフトバンク以外にも共有されるんですか?
SB「それはそうですね、共通して確認できます。」
なるほど、そうしたらできれば避けたいですね…。
ソフトバンクの他の安いプランに変えるなら、ブラックリストにはのらないですか?
SB「あ、それならそうですね。そちらの方がオススメできます。」
それならばと、ソフトバンクの低価格プランを調べてみました。
ソフトバンク唯一の低価格プランがこちら。
ミニフィットPLAN+
ギガ使った分だけ
使った分だけなんて言ってますが、最大が3GBです。
そして、1GBずつ値段が上がっていきます。
いや、ギガの0(ゼロ)が足りない!
格安スマホなら10ギガで2000円、30ギガで4000円くらいが当たり前なのに、1ギガ単位で刻まれても困惑します。
しかも、これ…。
大きく書かれている価格は、おうちの光回線もソフトバンクを使っている場合の価格です。
目の悪い人には見えないくらい薄い灰色で書かれた小さな文字が実際の価格です。
最大3GBまでで5478円!?
はぁ…なるほど。
こんな狂ったぼったくりプランを用意しないと1円スマホなんて提供できないわけですね…。
僕が安くiPhone15を購入するせいで、こんなプランに契約させられて搾取されているお年寄りがいるかと思ったら罪悪感が湧いてくるレベルです。
とはいえ、僕のミッションは安くiPhoneを購入して安く維持することです。
ブラックリストにも不安はありますが、格安SIMに乗り換えることに決めました。
つづいて、2年後の返却方法を確認しましょう。
ヤバい!My SoftBankが使えないから請求額が分からない!2年後の返却方法も酷すぎる!
さて、ここにきてひとつ不安が出てきます。
1円でiPhoneが使えるのは2年間。
2年後には返却したいですが、ソフトバンクを解約してしまった場合どうなるのでしょう。
2年後のiPhoneの返却はどうしたら良いですか?
SB「はい。このiPhoneをもってソフトバンクショップに行ってください。こちらの窓口(ビックカメラ)ではお受けできません。」
iPhoneだけ持ってソフトバンクショップに行けば返却できるんですか?
SB「はい、iPhoneには個別に識別できる番号があるので、端末を見せれば返却を受け付けてくれますよ!」
ちなみにドコモとかだと郵送で返却できましたけど、ソフトバンクは無理なんですかね?
SB「ソフトバンクに契約していればできるのですが、解約するとMy SoftBankにアクセスできなくなるのでネットから返却の手続きができなくなるのです。」
曰く、My SoftBankというソフトバンクの手続きをネットからできるサービスがあるのですが、解約するとこのサービスにアクセスできなくなるそうです。
結果として前述の新トクするサポートの申請がネットからできなくなるということのようでした。
しかし、iPhoneだけ持って「返しにきたぞーッ」ってソフトバンクショップに突撃するしかないなんて。
効率化が進んでいる通信キャリアの対応としては雑すぎる気がしました。
先にいうと、案の定この説明は嘘でした。
解約してもMy SoftBankは使えます。
ちょっと特殊なログイン方法になりますが、ネットから新トクするサポートの申し込みもできますし、送付キットを送ってもらって端末を郵送で返却することもできます。(方法は後述します)
このスタッフさんは本当に知らないのか、説明するのが面倒なのか分からないですが、ハッキリとこの説明を繰り返しました。
何度か確認したのですが、あまりにハッキリと言い切られるので、とりあえず信じて話を進めるしかありませんでした。
しかし、My SoftBankにアクセスできないとなると、支払額がいくらかの確認もできないんですか?
通常、ソフトバンクの請求価格はMy SoftBankから確認します。
これができないとなると、本当に請求額が1円かどうかも確認することができません。
SB「はい!請求額を確認することはできません。クレジットカードの明細とかで確認してください。」
本当かなぁ…。
なんか、だいぶん適当なこと言われてる気がしてきましたが…しかし「嘘だろ」とも言えず諦めました。
本当に請求が1円だけで、本当に2年後にソフトバンクショップで返却できるのか、一抹の不安は感じながらも、無事に契約は完了です。
そして手に入れました。
iPhone15(新品)です!
なお、安さを追求して、ケースもフィルムもダイソーで揃えてきました。
端末の保険も、iPhoneで一般的なAppleCare(月額1340円)ではなく、破損から紛失まで保証してくれるクロネコ「スマホもしも保険(月額470円)」にしました。
あとは月のギリギリまでソフトバンクを使って、月末に格安SIMに乗り換えれば完璧です。
乗り換え時の月額料金は日割りされるので、月末ギリギリで乗り換えるのがお得なのです。
が、ここで思いがけないトラブルが発生しました。
乗り換え先はどこにする?ソフトバンクはサブブランドのワイモバも高い!しかしahamoは開通手続きが遅い!
さて、超高額のソフトバンクからの乗り換え先は、少し悩んでahamoにすることにしました。
ahamoはそのままdocomoなので、いわゆる格安SIM(MVNO)とは呼ばないかもしれませんが、大手キャリアのサブブランドとしては分かりやすくお得感があります。
なんと30GBで2970円ですからね。
最近、価格そのままで通信容量(ギガ)が増えたので、さらにお得感が増しました。
ちなみに、2970円だとソフトバンクでは2GBしか使えません。なんと15倍ですよ。
それでいてahamoはドコモと全く同じ回線ですから、通信品質もソフトバンクに負けていません。
あらためてソフトバンクのプランが異常に高いことが分かります。
ちなみに、ソフトバンクにもサブブランドとしてY!mobile(ワイモバ)があります。
が、ワイモバもahamoより1000円以上高いんですよね。
そんなわけでahamoに乗り換えることにしました。
前述の通り、月末ギリギリで乗り換えたいので、あと3日で月が変わるというタイミングで申し込みました。
が、ここで予想外のことが起きます…。
開通手続きの案内が届きません。
通常は、申し込みをすると程なくして開通手続きの案内がメールで届き、それにしたがって設定することで乗り換えが完了します。
逆にいうと、その案内が来ない限りは開通手続きができないのです。
申し込みをしたのが深夜だったので、開通手続きが進んでいないのかもしれません。
仕方なく次の日まで待つことにしました。
が、次の日になっても案内は来ません…。
調べてみると、ahamoの公式ヘルプに答えを見つけてしまいました。
ただいまご好評につき、多くのお客さまからahamoのお申し込みをいただいているため、開通のお手続きおよび商品の発送まで1週間ほどお時間をいただく場合がございます。
1週間!?
これは待っていられません。
乗り換えの場合、乗り換え先の開通手続きが完了して初めて元の通信キャリアとの解約が成立します。
つまり、月内に乗り換えが完了しないと、ソフトバンク超高額プランの課金がまた発生してしまいます。
解約は日割りが適用されませんから、
月が変わると1日目からキッチリ7425円の課金が発生します。
いったんソフトバンクを解約しようか考えましたが、そうすると今使っている携帯電話番号を失うことになります。
携帯番号を維持するには、乗り換え先の開通ができる必要があるのです。
なので、とりあえずソフトバンクの最安プランに変更するのが一番ダメージを小さくできると考えました。
とりあえずソフトバンクのミニフィットPLAN+に変更すれば、1GBまで…つまりネットを一切使わなければ2178円で済むはずです。
が、ここでもトラブルが…。
まだ契約中なので本来はMy SoftBankから手続きが可能なはずですが、なぜか手続きができません。
契約した月だからか、既にMNPの予約番号を発行して乗り換える準備を進めていたからか、理由は結局分かりませんでしたが、My SoftBankに「ネットからは手続きできないからソフトバンクショップまで来て手続きしろ」という旨の表示がされてしまいました。
すごい面倒でしたが、いったんソフトバンクショップの予約をしつつ、ahamoは諦めて早く切り替えられる他の格安SIMを探すことにしました。
格安SIMのIIJmioが本当に安い!通信も安定しててサービスもオススメ
格安SIM、格安スマホと呼ばれる通信キャリアはめちゃくちゃ多いですが、色々と比較した結果IIJmioを選択しました。
IIJmioは有名な格安SIMです。
価格が安く、それでいて通信が安定していると評判が良い格安SIMです。
そして僕が記事書いている間にも値下げ&通信容量アップが発表されていました。
35GBで2400円になるらしいですね。
と、一見安いなと思ったのですが、乗り換えようと思っていたahamoと条件を揃えて1回5分通話無料(+500円)をつけたとすると、そんなに大きな差はなさそうです。
うーん、そうなるとドコモレベルで通信が安定するahamoに軍配があがりますね。
ただ、息子は通信容量10GBもあれば足りるようだったので、そうなるとIIJmioなら月額料金が1400円になります。
この安さは魅力的です。やはり通信容量があまりなくても良い人は格安SIMが良いですね。
しかし、この時点で月が変わるまであと2日です。
開通手続きの案内が明日中ににきてくれないと、ソフトバンクへの追加課金が必要になります。
ぼったくり課金までのギリギリの駆け引きが続きます。
次の日…
昼にはまだIIJmioからの開通手続きの案内が届いていませんでした。
半ば諦めて、予約していたソフトバンクショップに向かっていると、途中の車の中で開通手続きの案内メールが届きました。
よかった!これでソフトバンクを解約できます。
すぐさまIIJmioの開通手続きをすると、数分の作業でIIJmioへの接続が確認できました。
ちなみに、それから数ヶ月はIIJmioを使っていますが、特に不満はなさそうです。
いやぁ1400円でスマホを満足に維持できるなんて、良い時代になりましたね。
さて、事前にソフトバンクの乗り換え手続きはしているので、IIJmioの開通ができるとソフトバンクは自動的に解約となるはずです。
ソフトバンクのままミニフィットPLAN+に変更する必要はなくなったので、ソフトバンクショップの予約をキャンセルしました。ドタキャンすみません。
そして念の為にMy SoftBankで解約できてることを確認しようと思いました…
が、My SoftBankにアクセスできません。
そうでした。契約の時にスタッフの方から「解約するとMy SoftBankにアクセスできなくなる」と言われていましたね。早速忘れてました。
しかし、これ凄い不安ですね。
これではプランが解約されているのか分かりませんし、本当にiPhoneの請求が1円になってるのかも確認できません。
なので慎重な僕は念の為、ソフトバンクに電話してみることにしました。
万が一でも、またぼったくりプランの次の月の課金が発生したら嫌ですからね。
解約してもMySoftbankは使える!2年後もソフトバンクショップに行かないでも良い!
そんなわけでソフトバンクに電話します。
もしもし、今ソフトバンクさんから他所に乗り換えて開通手続きをしたんですけど、開通手続きが完了したら特にソフトバンクさんで手続きをしなくても自動的に解約になるってことでよろしいですか?
SB「はい、その通りです。」
良かった。安心しました。
あと、iPhoneを1円で購入したのですが、解約しても2年間は1円なんですよね!?(我ながらだいぶ図々しい確認です)
SB「はい、そのように購入していればそうなります。ご心配でしたらネットでMy SoftBankからご確認いただけますよ!」
My SoftBankから確認できるとな?
解約したらMy SoftBankにはアクセスできず、請求金額の確認もできないとビックカメラのソフトバンクスタッフからは言われていました。
すみません、解約したらMySoftBankにはアクセスできないと聞いたのですが、できるのですか?
SB「そう言われましたか?申し訳ありません。解約してもMy SoftBankはご利用になれます。」
これは騙されました…。
あれだけ確認したのに、なんということでしょう。
ログインの方法を聞いても良いですか?
SB「My SoftBankのページにアクセスし、SoftBankの項目からログインします。」
いや、それは試したんですけど、できないんですよね…。
SB「次にログインするではなく、ログイン方法を確認するをタップしてください。」
なんですって!?
なるほど、こちらは確認しませんでした。
SB「その先の下部に、ソフトバンクで回線契約をお持ちでないお客さま向けという項目がありますので、そちらからログインしてください。」
これは気が付かない!!
しかし、やりました。
これで念願の契約なしでMy SoftBankへのアクセスが…
うん?「機種契約番号」でログインすることができますと書いてありますね。
すみません、機種契約番号ってなんですか?
SB「機種契約番号は、申込内容確認書でご確認いただけます」
申込内容確認書?
それは契約時に渡されるものですか?
SB「はい、契約時に渡されませんでしたか?」
渡された書類を確認したところ、端末購入に関して渡されたのはこのお見積書だけでした。
そもそも色々疑いながら契約しているので、こういう書類はしっかりと保管してあるので、紛失ということは考えづらいです。
しかし、そこには機種契約番号というものの記載はありません。
適当な説明した上に、本来渡すべきであろう書類を渡していないとは、ビックカメラのソフトバンクスタッフに腹が立ってきました。
申込内容確認書というのは、手元にありません。
そもそも渡されてないと思うのですが、なんとかなりませんか…?
SB「そうなりますとお手数ですが、機種契約番号を簡易書留で郵送させていただく必要があります。」
簡易書留!?
もはや、そんな仰々しいやり方しかないのですね。
オペレーターさんの指示に従うと、機種契約番号とパスワードを簡易書留で送る手続きができました。
そして、数日後に届いた簡易書留がこちら。
これでようやく、念願のMy SoftBank(解約済み)にアクセスできました。
ご覧ください。
機種代金1円!
もちろん回線契約は解約されてるので請求合計も1円!
素晴らしい、本当に1円で使えてますね。
2ヶ月目から1円スマホが実現しました。
ただ前述のとおり、初月は10000円オーバーなんですけどね。
契約手数料とソフトバンクのぼったくりプランがしっかりとのっています。
そして、My SoftBankには2年後に端末を返却する際に申し込みするであろう新トクするサポートのリンクもしっかりありました。
これで、安心して2年後に返却できそうです。
電話でも確認しましたが、ネットで申し込めば郵送での返却も可能だそうです。
いやぁ危なくビックカメラのソフトバンクスタッフに騙されて、不安な毎日を送りながら、2年後にはソフトバンクショップにiPhone片手に突撃する羽目になるところでした。
多少手間はかかりましたが、これでめでたしめでたしです。
以上、長くなりました。
最後に、ソフトバンクで1円スマホを実際に購入した結論をまとめます。
- いわゆる1円スマホが1円で使えるのは2年間。2年後には返却が必要
- 初月はぼったくりプランを契約する必要があるため月初に契約すると1万円以上かかる
- 格安スマホへの乗り換えは月末にするのがお得だがギリギリだと開通手続きが間に合わないリスクがある
- My SoftBankは解約後も利用でき、2年後の返却はネットから申請して郵送も可能
- ビックカメラのソフトバンクスタッフは、しれっと適当なことを言う
こんな感じでしょうか?
まぁ、ソフトバンクのぼったくりプランや、ビックカメラのソフトバンクスタッフのことを悪く言ってますが、
そもそも1円でiPhone15を使おうとする僕も大概なんですけどね!!!
最後までご覧いただきありがとうございました。