どうも、神経質で潔癖症な僕です。
ホテルの部屋に着いたら、まずはテーブルやイス、リモコンやスイッチ類、ドアのノブ、トイレ周りなんかをアルコールで消毒、除菌するところから始めるくらいには潔癖です。
そんな僕ですが、月に2、3回は妻と車で国内小旅行をしています。
もちろん経済的に余裕があるわけでもないので、泊まるのはだいたい格安ホテルです。
想像がつくと思いますが、格安ホテルと潔癖症は相性が悪く、ホテル選びが非常に難しいです。
ホテルのレビューは多々あれど、多少古くても汚くても、価格の安さがあればコスパで高評価がついてしまうことがあるからです。
そこで、神経質な潔癖症の旅行好きとして実際に泊まった結果のレビューを残すことにしました。
同じような神経質で潔癖症の人達(いるのか知らんが)のホテル選びに役立てばと思っています。
今回は成田空港近くにある「アートホテル成田」に泊まった話を聞いてください。
子供が泣き出すほど古い!?幽霊が出る!?評判分かれる口コミが怖い!
アートホテル成田は、比較的安価でありながら天然温泉、露天風呂、サウナまである、一見とても素敵なホテルです。
しかし、良いホテルなのに安いということは、それ相応の理由があるはずと考えなければなりません。
まずは、Googleマップの評判を見てみましょう。

5185件のレビューで3.8。
高くはないですが、警戒するほど低くもないですね。
ただ、ここのホテル。
低評価の内容が気になります。
1ヶ月前のレビュー
ほんとに泊まらない方がいいです!!
安さから別館にしてしまいましたがお化け屋敷のようでした。楽天から予約しましたがサイト掲載の写真とはまったくの別物で詐欺レベルです。
古いのは仕方ないにしろ清掃したのか疑わしいほど汚いです。
床はゴミが沢山落ちていて、子供が落ちないように少しベッドを動かしたらおにぎりの包装袋などの大量のゴミが出てきてゾッとしました。
客室風呂場の水栓は温度が安定しませんでした。
ベッドサイドのUSB充電器は壊れていて使えませんでした。ベッドサイドのライトには蜘蛛の巣が張っていました。
満足している人も多い中で、お化け屋敷は言い過ぎでは?とも思ったのですが、じゃらんでも下記のようなレビューを見つけました。
じゃらんの口コミ
三連休の当日に泊まれる宿を検索して、ガーデンツインの部屋が空いていたので予約して向かいました。着いてみると「別館」というのは3階建ての古い建物で、その棟に入るとさっきまでのホテルの雰囲気とはまるで違う暗い雰囲気に。何階だろう?と楽しみにしていた子どもたちは部屋に入ると呆然とし、「暗くて怖い。寝られない」と泣き出してしまいました。フロントにダメ元で問い合わせると、本館に差額のみで移れることになり、事なきを得ました。
本館に移ってからは部屋も料理も温泉も満足だったので、ほとんどのお客様は満足して帰られるのではないかと思います。あとからガーデン館の部屋の写真を見ると、あの暗さと雰囲気は伝わって来ず、そのまま予約されたお客様は非常にがっかりするのではないか?いつか大きなトラブルになる前に、ホテルとして何か対策をされた方がいいと思います。
あのまま部屋を移れなかったらと思うと、申し訳ありませんがゾッとします。
子供が怖くて寝られないレベル。
なるほど、それなら確かにお化け屋敷です。
で、ここで注目したいのが、このゾッとした方々が宿泊したのが別館だということです。
なるほど調べると、このアートホテル成田には別館と本館があり、別館はかなり古いようですね。
そして、どうも別館に泊まった人が口コミの評価を下げているように見えます。
ちなみにお化け屋敷と繋がってしまった不安がもうひとつこちら。

アートホテル成田で検索すると、サジェストの上位に「幽霊」と出てきます。
これは「アートホテル成田」で調べる際に、「幽霊」というキーワードを含んで検索した人が多いということを意味します。
内装がお化け屋敷なだけでなく、実際に幽霊まで出るとなると、これは子供だけでなく大人でも恐怖ですよ。
この幽霊について調べていくと、
成田ミイラ化遺体事件
という、1999年の事件に行き着きます。
調べてみて、40代の僕はハッキリと思い出したのですが、ライフスペースという宗教法人が起こした事件のことでした。
頭部をペチペチ叩く「シャクティパッド」という術で病気が治ると言われ、それを信じた家族が被害者を病院から連れ出して死なせてしまったというものです。
被害者が亡くなってからも、家族は教祖から「まだ生きている」といわれ続け、結果ミイラ化するまで成田のホテルに置かれていたようです。
かなり不気味な事件なので、これが成田のホテル名で検索すると「幽霊」とでてくるひとつの要因な気がします。
しかし、この事件が起こったのはアートホテルではないようです。(ネットではマロウドインターナショナルというホテルだと言われていますね)
そんなわけで、一旦幽霊に関しては気にせず、別館をさけて部屋を選んでいこうと思います。
別館ガーデンウィングだけでなく、本館低層階にもゴキブリが!?予約するならスーペリア?
さて、アートホテル成田の低価格で予約可能な部屋を見ると下記の通り。
本館3階から5階にあるスタンダードルーム。

うーん、写真で見ても、ややベッドの掛け布団が古い印象を覚えますね。
この手の掛け布団の間にシーツを挟むだけのベッドは、おそらく毎回は交換していないであろう掛け布団の部分が露出されており不衛生な印象も感じます、
そして、本館6階から10階にあるコンフォートルーム。

コンフォートは「快適」とか「心地よい」みたいな意味で、ホテルの部屋名としてはよくあります。
価格が少し上がりますが、部屋の色合いがシックになり、ベッドの印象も新しくなりましたね。
シーツもしっかりと中に包むものになっています。神経質的にはこちらが良いですね。
そして、本館7階から9階にあるスーペリアルーム。

スーペリアは「より上等」みたいな意味で、こちらもかなりホテルの部屋名でよく見かけますね。
なぜか最低価格はスタンダードと同じになるのですが、部屋は広くなり、こちらもベッドまわりが良くなっています。
本館では、さらにこの上にデラックスやスイートが存在しますが、低価格で宿泊することが目的の僕としては選択肢に入りません。
そして、こちらが口コミで「お化け屋敷」と言われるガーデンルーム。

こちらのガーデンルームのみが、ガーデンウィングと呼ばれる別館の部屋です。
写真を見る限りだと古そうな印象はありませんし、部屋の広さとしてはこれまでで一番広いです。
ベッド周りも、写真だけだと本館のスタンダードルームよりフカフカに見えますね。
たしかに事前に口コミを見なかったら、こちらを選択する人もいるでしょうね。
さて、ガーデンルームは避けるとして、しかしそれだけで良いのでしょうか?
さらに調べていると、本館にもこんな恐ろしい記事がでてきました。
結論から言うと、おすすめできないホテルです。理由は、部屋にゴキブリが出たこと、シャトルバス運転手の態度、ホテルスタッフの接客品質に大きな差があったことです。
他のクチコミで「別館はかなり古いが、本館は比較的新しいので大丈夫」と見たため、本館を予約しました。
建物はそれなりにレトロでしたが、想像していたよりは悪くありませんでした。
ただ、早朝に目覚めたところ、部屋のカーペット上にゴキブリを発見。非常にショックでした。
すぐにフロントへ電話したところ、「内鍵をかけているなら対応できない」と淡々と言われ、こちらの動揺に寄り添うような謝罪の言葉はありませんでした。
その後、ゴキブリの動画を見せた際に初めて「申し訳ございません」と言われましたが、電話の時点で言うべきだったと強い違和感を覚えました。
別のスタッフから聞いたところ、本館の6階以上はリノベーション済みで、ゴキブリの発生は滅多にないが、私が宿泊していた3階は未改装で、稀にこうしたことが起こるとのことでした。
ルームチェンジで10階に移動すると、内装は明らかに新しく、違いが一目で分かりました。本館に泊まるなら、6階以上のリノベーション済みの部屋を選ぶことをおすすめします。
これは地獄です。
僕も妻もゴキブリに対処することはできません。
チェックアウト間近で時間がない時にこんなことが起きれば、ホテルと喧嘩になりかねません。
これは最新のレビューというわけではないので、既にリノベーションが進んでいる可能性もありますが、しかしそれが確定できていない以上、本館の5階以下、つまりスタンダードルームは避けることにします。
そんなわけで、僕は比較的広くてリノベーション済みであろうスーペリアを選択することにしました。
宿泊が嫌な思い出になれば、宿泊費が全て無駄になることと同義です。1000円〜2000円の価格アップは保険と考えて良い金額感です。
そんなわけで、実際に宿泊してきます。
スタッフは安心の日本人!部屋は悪くないが清掃は雑。トイレにはあそこの毛が…
さて、こちらがアートホテルのロビー。
なんと、綺麗で広々として素敵じゃないですか。

施設に古さを感じるというレビューもありましたが、少なくともロビーには感じません。
対応してくれたスタッフも皆さん感じの良い日本人でとても気持ちよくチェックインできました。
けして外人のスタッフが悪いといういうわけではありませんが、やはりネイティブな日本語での対応は安心できます。
昨今、多くのホテルが外人のスタッフを採用しており、また成田という場所柄、英語の需要は多いでしょうから、きっと日本人ではないと思っていたので少し驚きましたね。
また、ホテル内に24時間営業のファミマもあります。

ホテル価格ではない飲み物や軽食が買えるので、貧乏旅行をしている僕らとしてはありがたいことです。
逆にホテルから外に出てしまうと徒歩圏内にはコンビニがないので、少し割高の価格で飲み物とか取り扱っても需要はありそうですけど、これはとても良心的に感じました。
さて、そして部屋です。

すでに荷物を広げたあとなので、やや散らかってますが、ぱっと見は綺麗なお部屋です。
余談ですが、神経質で荷物の多い僕はレジャーシートを持ち歩いており、大きなバッグはレジャーシートを履いて床に置きます。
なお、僕は事前に確認していた、下記のレビューをすごく気にしていました。
3 か月前のレビュー
シャトルバスとか温泉付きとか非常に魅力的で、サイトによっては高級店と表示されてますが、入った部屋の便器に小便が残っておりそこから不衛生なホテルとしか見れませんでした。
そういう偏見な点から見ると、サウナのタオル交換頻度も低く不衛生だし、部屋も所々汚れていたり、部屋の扉の立て付けが悪くオートロックがうまく作動しなかったりと残念な点しかありません。
たぶんホテルの作りも一昔前なので、あんまり綺麗ではありません。トコシラミも心配な方は処置をおすすめします。
僕は神経質なので、トイレもチェックイン直後にしっかりと手持ちのアルコールスプレーで消毒をします。
その際に便座の裏や便器の隅などをしっかり拭くので、ごくごく稀にですが、黄色い水滴の跡を見てしまうことがあります。
見つけてしまうと、かなり気持ち悪いです。
このレビューは、その恐怖感を煽るものでした。
が、幸いそう言ったことはありませんでした。
トイレはぱっと見は綺麗に清掃されているように見えます。
しかし、問題はバスルームの床です。
ドアを開けてすぐに、床に陰毛を発見しました。
ほぼ間違いなく陰毛です。
気持ち悪いので、流石に写真は撮りませんでしたが、バスルームの目立つ位置にしっかりといました。
見えないところに…というなら分かりますが、これでこのホテルの清掃が行き届いていないことが確認できてしまいました。
ホテルの清掃は担当者が掃除した後に、責任者が見回りをして状態をチェックすると聞きますが、そのチェックで発見できないのがおかしいくらいハッキリあったので、清掃もチェックも雑なのか、もしくはチェックがされないのかもしれません。
そして、水回りの清掃は明らかに雑です。
部屋もバスルームも設備に年季を感じるようなことはなかったのですが、洗面台の排水あたりには清掃が行き届いていないことを示す「さぼったリング」と呼ばれる黒ずみがありました。

こじゅうとみたいなこと言ってて感じ悪くて申し訳ないですが、
このホテル非常にもったいないです。
格安ホテルに宿泊していると、まとまったお金がかかるのでハードを改善することはできないが、その分なんとかソフトで満足度を高めようとするホテルはたくさんみてきました。
お風呂で言えば、設備が古くてバスタブやシャワーが黄ばんできていても、しっかりと湯垢が落とされていて、シャワーカーテンもカビがひとつなければ、それは安心して利用できます。
対して、このアートホテル成田は、(別館を除き)ハードはしっかりと改善(リノベーション)してるのに、ソフト(清掃)が行き届かない結果として評判を下げています。
もったいないので、ぜひ清掃のコストを上げて改善した方が、リピート顧客が見込めるのではないかと思いました。
対して、リピート利用の機会が少ない観光客相手が中心のホテルでもあるでしょうから、それで良いという経営判断なのかもしれません。
ハードをしっかりリニューアルできていれば、少なくともホームページには綺麗な写真を載せられますからね。
さて最後に、噂の別館と、自慢の大浴場を見ていきたいと思います。
別館(ガーデンウイング)は確かに怖い。リノベーションしても設備の古さが隠しきれていない
では、レビューによると「入った途端に子供が泣き出すゾッとする部屋」でお馴染みの恐怖の別館ガーデンウィングを見に行ってみました。
いや、本当はわざわざ見に行くつもりまではなかったのですが、大浴場の通り道にあったのでついでで見に行ってしまいました。
で、こちら先ほどのロビーから繋がっているとは思えないうす暗いドアを抜けたところです。

そして、あちらに見えるのが子供が泣き出す恐怖の別館「ガーデンウィング」の外観。

あぁ、もうちょっと怖い。
プレイステーションの初代バイオハザードで、洋館を抜けて寄宿舎に移動する時とかこんな感じだった気がします。
少し中に入りましたが、廊下は多少リノベーションされているようにも見えました。
が、部屋のドアは中々年季がいっており、中はリノベーションできていない気もします。
外の虫の声と、入り口にある洗濯機が乾燥機かの音が、バイオハザード感を盛り上げてくれていました。
やはり僕みたいな神経質な人は、現時点でもガーデンウィングは避けた方が良さそうです。
さて、ではこのホテル自慢の大浴場に行きます。
自慢の露天風呂、成田温泉「美湯」がヤバい!上半身ゴリゴリの入れ墨、タトゥーの男達が集うサウナ
まず、こちらの大浴場に関して、宿泊客無料というわけではないのでご注意ください。
大人700円です。

ちなみに僕は神経質なので、大浴場に行った際はお部屋の風呂に入り直すので、バスタオルが2枚必要になりますが、追加のバスタオルは有料でした。
いずれにしても大きな金額ではないですが、宿泊者は無料というホテルも多いので、ご注意ください。
さて大浴場についたのですが、入ろうとした瞬間から嫌な予感がします。
脱衣所の入り口に外人さんがたくさん集まっていて、通ることができないのです。
なんとか人をすり抜けて男湯の暖簾をくぐりましたが、内側から見た暖簾の外側はこんな感じ。

なんでこんな大浴場の出入り口に人が詰まってしまったのかは分かりませんが、これは中の混雑が予想されるのでちょっと不安になってきました。
しかし、心配は杞憂に終わりました。
中はそこまで混雑していません。

(公式サイトより拝借した写真)
僕が入ったのはもう夜でしたが、夜風とたまに聞こえる飛行機の音がなんとも心地よく、快適な露天風呂でした。
サウナも悪くなく、外にはととのい椅子も準備されており、サウナ好きにもきちんと配慮されている印象でした。

個人的には、フラットになる椅子があると嬉しかったですが、屋外にそのスペースはなさそうでしたね。
また、外人さんは少なくはありませんでしたが、皆さんマナーは悪くなく、タオルを湯船につけてしまったりという悪気ないマナー違反も見かけることはありませんでした。
いや、しかしむしろ、
気になったのは日本人客です。
その日は10名くらいの日本人客を見かけましたが、その客のうち5名くらいが背中から腕にかけてガッツリと刺青をしている男性でした。

(写真はもちろんイメージですが、だいたいこんな感じ)
4名の屈強な刺青男性グループと、子供連れの刺青お父さんで、皆様はっきりした日本語で話していたので日本人だと思います。
是非はともかくとして、日本の旅館、スーパー銭湯の多くが刺青、タトゥー禁止です。
シールなどで隠せば入れるところも多いので、ワンポイント程度であれば何とかなりますが、このクラスの上半身ゴリゴリの人達は中々入れる大浴場、温泉はないはずです。
ちなみに、このアートホテル大浴場の脱衣所には、下記のような注意書きがありました。
当施設は、反社会的勢力に該当する方のご利用を固くお断りしております。
※脱衣所なので写真は撮れなかったので、ホームページの文言を引用してます
一般的な企業では当たり前の「反社会的勢力の排除」についてです。
しかし、よく見るとこの項目は、シールで元にあった注意書きを上書きされているように見えました。
そこでネットで調べると、過去の情報では下記なような記載があったことが分かりました。
刺青やタトゥーのあるお客様は敷地内の大浴場をご利用いただけません。
おそらく消された注意書きはこれです。
つまり、元々は刺青タトゥー禁止だったが、その項目がなくなり、反社会勢力の禁止になったようです。
反社会的勢力といえば刺青ですが、刺青を入れてても反社じゃなければいいよ!ということです。
成田という場所柄、外人さんも多いですからね。
外人さんは日本人よりカジュアルにファッションとしてタトゥーをしますから、そういう人を排除するのは違うと判断したのでしょうね。それは分かります。
しかし、結果として、ゴリゴリの刺青タトゥーでも入れる大浴場として、そういう日本人が集まる大浴場になってしまったのでしょう。
とはいえ、僕が見かけた刺青タトゥーの皆さんは、特別マナーが悪いようには感じませんでした。
確かにサウナで楽しそうに会話をしていたので、サウナを神聖に愛してる人からはあまり良くは見られない振る舞いではあったかもしれませんが、かといって刺青タトゥーに関わらず若い仲間同士で来てる人ってそんなもんですからね。
そもそもタバコなどと違って、刺青自体はそれそのものが周りの人に迷惑をかけるわけではありませんから、そもそも多くの大浴場が刺青タトゥーを禁止にしていることを疑問に思う人もいるはずです。
対して、その答えは大浴場のレビューがあります。
オレンジ色の湯、ハーブ湯として紫陽花の湯があり、とても気持ち良かったです。内湯は、色が付いていそうでしたが照明と壁の色が濃くてよく分かりませんでした。ミストサウナもありました。思っていたよりコンパクトだったことと、タトゥーを入れている方が2人入られていたので、星3つにさせていただきます。
なんと、このレビュアーは、タトゥー入れてる人がいたので評価を減点しているのです。
そのタトゥーを入れている人が何か悪いことをしたわけでもなさそうですし(何かしていたら、きっと派手に書き込みそう)、アートホテルの大浴場になんら減点される理由もありません。
これはつまり、
刺青・タトゥーというだけで不快
ということなのです。
一部の日本人の感覚がこうなので、刺青タトゥー禁止の施設が多いんでしょうね、ホテルとしてはレビューは重要ですから、これもこれで仕方ないです。
例としては良くないかもですが、「ゲジゲジ」だって害虫を捕食して衛生的にも悪さはしないのに、その見た目の醜さで不快害虫として忌み嫌われています。
もしゲジゲジがホテルの部屋に出てこようものなら、減点どころかレビューはきっと星1つになるでしょう。
加えて、ゲジゲジはその姿で生まれてきてしまっていますが、刺青タトゥーは親から貰った皮膚をわざわざ傷つけて絵を描いています。
肌の色など持って生まれた特性や、望まないのに付いてしまった傷跡などを不快と言えば、それは「差別」となりますが、刺青タトゥーの場合はリスクを知ってわざわざそうしているわけですから、これに同情の余地を持たない気持ちを持つ必要もないでしょう。
まぁ、僕自身の個人的な感覚としてはホテルの減点対象とは思いませんでした。
対して刺青タトゥーの人が入っていると嫌だと言う人には、絶対にオススメしない大浴場ということになります。
アートホテルとしては「刺青タトゥーを嫌がる人に利用されないこと」と「刺青タトゥーの人に利用してもらうこと」を天秤にかけて、後者を選択したことになるわけで、こういった情報はハッキリ共有した方がホテル、利用者双方にとって良いと思いました。
最後に個人的な総合評価ですが、
成田に泊まりたい用事があって、土日に2人で1泊8000円以下ならアリ。
刺青タトゥーをしていないなら、わざわざ大浴場を利用しにいく必要はなし。
という感じでした。
以上、神経質な僕が実際にアートホテル成田に泊まってみたレビューでした。