どうも、ルンバのおかげでこの3年は完全に掃除機がけから解放されている僕です。
しかし先日、1年半使っていたルンバ コンボj9+を手放しました。
理由は簡単で壊れたからです。
僕はルンバを家電レンタルサブスクサービスの「Rentio」でレンタルしています。
なので、コンビニからRentioにルンバを送り返しました。
僕の使っていたルンバ コンボj9+はロボット掃除機としてはかなり高額な部類です。
発売当初は普通に購入すると20万円オーバー、サブスクだと月額6480円支払っていました。
今回、僕は19ヶ月目で返却したので、合計で123,120円支払ったことになります。
ちなみに、このモデルは3年使えば返却不要になるので、あと1年5ヶ月使えば自分のものになるところでした。
また、レンティオでは、レンタルしている期間に対象の商品が故障すると修理を無料でしてもらえました。
しかし、それでも僕は返却という選択をしました。
今日は、その理由を聞いていってください。
1年半で2回壊れた!修理費無料は嘘?修理期間もレンタル費用はかかる!
我が家では、家族4人各々の部屋以外は全てルンバによる掃除に任せていました。
リビング、キッチン、脱衣所、廊下とかですね。
廊下とかは長いので、かなり複雑なマップになりますが、購入当初は全てのエリアを毎日きちんとピカピカに掃除してくれていました。
特に、ルンバが床を水拭き掃除してくれのは、とても良かったです。
前後に動きながら、まるで手で雑巾掛けをしているような動きでした。
朝起きると、ルンバはホームにきちんと帰っているのに、廊下の床はピカピカと光っているのには、当時はとても感動したものです。
しかし、レンタル開始して3ヶ月で壊れました。
新品をレンタルしたので、つまり新品開封して3ヶ月で壊れたことになります。
どんなにメンテナンスしても、ゴミが詰まっているというエラーメッセージが出て掃除を開始できなくなったのです。
レンティオに問い合わせたら「修理するからレンティオに郵送せよ」と言われたので、コンビニから送り返しました。
ちなみに、残念なことに修理期間もレンタル料は取られています。
修理は1週間以上かかったので、日割りすると2000円くらいのレンタル料金を無駄にしたことになります。
修理費ほど高くはないかもしれませんが、これでは実質的には修理料金がかかっているのと変わりません。
修理が必要な状況と分かった時点で、レンタル期間を延長するなどの配慮がほしかったと感じました。
このとおり、最初の故障では修理してもらい、それから1年以上使っていました。
が、返却する3ヶ月前くらいから、まただんだんと不調が増えてきました。
メンテナンスしててもルンバは劣化する!ホームに戻れなくなりエラーが多発するように…
2度目の不調は、明確な故障ではなく、劣化という表現が近いかもしれません。
それは人間が老いていくように「これまではそんなことなかったのに!」みたいなエラーが起きるようになり、その頻度がだんだんと増えてきたのでした。
1番多かった症状は、ルンバがホームに戻れなくなることです。
僕は朝6時にルンバに自動清掃させるように設定していたのですが、目覚めると「ルンバが助けを求めています」みたいな通知がスマホに来ていて、見に行くとリビングの絨毯やソファの下でルンバが動かなくなっていました。
足腰が弱くなったのか、少しボケてきちゃったのか、ルンバとはいえそれはなんとも切ない姿です。
返却までの1ヶ月間とかは、ほぼホームに戻れない日々が続き、たまに帰れていると「今日はちゃんと帰れたね」みたいな会話を僕ら夫婦でするようになっていました。
帰っていないと、徘徊するお年寄りを探すかごとく、夫婦でソファの下や家具の裏を探します。
朝から切なすぎます。
もちろん本体のメンテナンスや掃除などと定期的に行っていました。
終盤になると週に1回はバラして、手厚いメンテナンスをしていたと思います。
特にローラーに絡みつく髪の毛は、頻繁に取っていましたね。
ほったらかしでも勝手に掃除してくれるはずのルンバが、気がついたらすごく手がかかるようになってました。
機械が経年劣化するのは当然ですが、1年そこらでこの調子では早すぎです。
しかも、このルンバは既に一度壊れています。
壊れる頻度も酷いものです。
そこで、僕はこのルンバの、
致命的な欠陥に気がつきました。
水拭きルンバの致命的な欠点!水で固まった埃が吸込口にビッシリ詰まる!
さて、このルンバ コンボj9+は水拭きができます。
ひとつ前のモデル、ルンバ コンボj7+からルンバは水拭きができるようになりました。
(旧モデルで「コンボ」と付いているモデルは水拭きができるモデルです)
中国製のもっと安価なロボット掃除機が次々と水拭きに対応する中、ルンバのメーカーであるiRobotは、長い間ルンバに水拭き機能をつけてきませんでした。
代わりにブラーバという水拭き専用のロボットがあり、これを連携、併用して掃除することを推奨してきました。
しかし、iRobotがそんなこだわりを見せているうちに、消費者はもっと安価に1台で水拭きまでできる中国製のロボット掃除機を選択し始めてしまったわけです。
結果、これは僕の想像ですが、iRobotは少しばかり焦って水拭きもできるロボット掃除機を販売することにしたような気がします。
結果として、壊れやすいルンバが誕生してしまったのではないでしょうか?
また、本来であれば水の補給も、ゴミ袋の交換も数ヶ月おきで良いというお手入れ要らずのルンバなのに、このルンバ コンボj9+は比較的頻繁なメンテナンスを必要としました。
その決定的な理由がコレです。
カチカチに固まった埃で詰まった吸い込み口です。
これのせいで、立派なホームがいくらルンバ本体からゴミを吸引しようと思ってもできないのです。
こうなると人間がブラシでゴシゴシとこすり取るしかありません。
この症状、水拭き機能のなかったルンバでは発生していませんでした。
埃の感じを見ると、おそらく水拭きで湿った埃を吸引して、それを溜め込んだ結果起こっている現象だと想像できます。
こんなことが頻繁に起これば長持ちするわけありません。
そんなわけで、また修理してもらっても、すぐに同じ症状に悩まされることが想像できました。
そこで、今回は修理ではなく返却することにしたのです。
また、もうひとつ返却を後押しした理由がありました。
最新ルンバシリーズの発売です。
このルンバ、明らかに高性能になっており、それでいて安いのです。
なにより、そもそも僕は常に最新のルンバを使いたくて購入ではなくレンタルしてたのです。
ここで「もうあと1年半使えば自分のものになるから…」と古いモデルを我慢しながら使っていては、割高ローンでルンバを購入したのと変わりません。
考えてみると、ここは潔くズバッと新しいルンバに切り替えるべきなのは明白なのですが、なぜか「勿体無い」という気持ちになり冷静な判断ができなくなるのがレンタルの怖いところですね。
そんなわけで、最新ルンバを使ってみての感想もまた記事にするので、お待ちくださいませ。