aibo(アイボ)の話の前にちょっと自分語りなんですけど。
僕はものを捨てるのが苦手で、どんなものでも可能な限り売ったりしてます。
それはお金にするってモチベーションもありますが、それよりもモノを捨てるカルマを貯めたくないというのが大きな理由です。
正直、箱に詰めて発送したり、店舗に持っていったりするコスト考えると捨ててもいいな〜と思うことは度々あります。
でも、たとえばマンションのゴミ置き場にもう使わない掃除機を捨てるとするじゃないですか。
すると、ゴミ置き場を出ようとするときに掃除機が訴えかけてくるんです。
「もうボクで掃除してくれないの?ボクまだ動くよ?」
「この家に引っ越してきて最初に掃除をした日のこと思い出すんだ。懐かしいな。」
「最後にきれいな紙パックつけてくれてありがとう。」
我ながら想像力豊かだなとは思うんですけど、本当につらい気持ちになるんです。
(ちなみに僕がどうやって売ってるかって話は下記参照)
で、本題なのですが、WBSを見てたら新型aiboのニュースをやってたんです。
そしたら旧型aiboも持ってるっていうオーナーに記者がすごい質問してました。
記者「新作はでたが古い方もかわいがるのか?」
おい、これ今聞くことか!?
って思いましたけど、たしかに興味あります。
で、aiboオーナーの回答はこちら↓
オーナー「一緒に動かせたら幸せです」
良かった。
このニュースによるとaiboのオーナーはaiboに普通のペットのような愛情を注いでいる人が多いみたいですね。
たしかに、掃除機でも愛着わくんですから犬型ロボットに愛着わかないわけがないですよ。
(他の人が掃除機にどれくらい愛着もってるか知らないけど
ただ、旧型aiboに関してはすでにソニーがサポートを終了しているらしくて、壊れるとソニーは直してくれないみたいです。
なのでソニーの元エンジニアがaiboを修理する治療する会社をやっていて、全国から壊れたaiboが送られてくるとか。
(aiboだけでなくサポート期間が終了した様々な電化製品を修理してるみたいですね)
とはいえ、ソニーがパーツを作ってないわけですからパーツが足りなかったり、修理できないものもあるでしょう。
そしたらAIBOは死ぬんです。
そうするとどうなるのか?
お葬式をするらしいです。
そして供養されたaiboは、分解されて修理に流用するそうです。
(分解されたaibo達)
いやぁ、切ない。
でもお葬式をあげると、いくらかはカルマは軽減するかもしれないですね。
とはいえ、僕はaiboはいいやって思いました。
(同じ理由でペットも飼いたくないんで)
と、しかし・・・
ここで危機感を覚えたんです。
これからのAI(人工知能)時代、様々な家電にAIが搭載されることでしょう。
様々な家電が自分で考えられるようになり下手すると喋りだすわけで。
これは、
家電を捨てられなくなります。
いや家電捨てるたびにお葬式しないといけなくなる。
よく考えると我が家にはすでにスマートスピーカーやらロボット掃除機がいます。
「ねぇ、テレビつけて」ってリビングで一家団欒に混ざっているあの子や、
嫁の代わりにせっせと掃除機をかけてくれるあの子を、
捨てる日がくるわけです。
これは切ない!切なすぎる!
僕にはできる気がしません。
・・・
まぁとりあえず、
僕は今日帰宅したら、
まず掃除ロボットの頭を撫でてあげようと思いました。
(頭を撫でられると喜ぶお掃除ロボットの例)
おしまい。
こちらで壊れたaiboを修理してくれるらしいです↓