僕とネットショッピング

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飲食店を応援する「さきめし」とは?チケット先払いで倒産、閉店のリスクはないのか?リターン、メリットは?

どうも、毎日自炊の僕です。

 

コロナ前は週7で外食だったので、エンゲル係数はかなり減ってる気がします。

 

僕だけでなく、当然多くの方が外食を減らしているはずで、そうなると飲食店が困ってることは簡単に想像がつきますね。

 

そんな、飲食店のためのサービスが、サントリーの支援で始まっていたと、先日のワールドビジネスサテライトで紹介されていました。

 

それがこちら、Gigi株式会社の運営する

さきめし

Supported by SUNTORY

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飲食店の売り上げはコロナの影響で7割減。

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国や都からの支援も遅く、目先のお金に困っているレストランや居酒屋も多いとのこと。

 

そんな目先の資金を確保するために、先払いでチケット(食券)をネットで販売できるサービスだそうです。

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支援している飲料メーカー、サントリーの担当者さん曰く、「少しでも今飲食店にキャッシュが入れば良い」という気持ちだそうです。
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さて、このサービス。

ただの消費者である僕が気になるのが利用者側のリスクとリターンです。

 

チケットを販売する飲食店は、つまり明日の運用費用にも困っているということです。

となると、購入した次の日に店が閉店倒産してしまう可能性だってあり得るでしょう。

 

さらに今はコロナ影響で営業を制限している店舗も多いわけで、購入したチケットをいつ使えるのかも分かりません。

 

これ悪い言い方をしてしまうと、

潰れそうな店舗の、いつ使えるか分からないチケットを、今購入すると言うことです。

 

店舗が閉店、倒産した場合の保証はあるのか?

リスクに見合う値引きなどのリターン、メリットはあるのか?

 

調べてみました。

 

 

値引きもない!保証もない!さきめしで先払いのリスクとメリット

 

僕も飲食代の先払いサービスは使ったことがないわけではありません。

 

たとえば、グルーポンとかもそうですよね。

グルーポン先払いで買わせる代わりに値引きされた安い料金でクーポンを提供しています。

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僕は安いのが大好きなので、グルーポンはちょこちょこ利用しています。

 

店舗は値引きした上にグルーポンの手数料も取られるはずで、利益が大きく減りそうな気がします。

しかし、実際はグルーポンという媒体によるプロモーション効果や、来店した客の追加注文で利益がでているのでしょう。

 

また、有効期限内に使わない「使い忘れ」がそれなりにあるはずです。

グルーポンも「使い忘れで利益が出るから」と店舗に営業していたと話題になったこともありましたね。

 

逆に消費者は事前購入することで、使いそびれるリスクを負う代わりに、値引きというリターンを得ているわけです。

 

グルーポンは、店舗にとっても、利用者にとってもWin-Winなサービスなわけです。

 

 

しかし、このさきめしは違いました。

 

実際に見てみましょう。

僕の住んでいる大田区では40件の店舗が登録されています。

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大田区蒲田にある居酒屋をチェックします。

 

こちらはその居酒屋で1000円分の飲食ができるチケット。

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さきめしではこのチケットが、

なんと本来は手数料込み1100円のところ、

手数料をサントリーが負担してくれるので・・・

1000円で買えます!!

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1000円分の食券が割引されて1000円販売されてる。

なるほど全く値引きなし。

 

メニュー単位での購入もできるようですが、こちらも値引きは無さそうです。

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値引きは無いですが、先払いのリスクはあります。

 

たとえば、店舗が倒産したり、閉店したりした時の保証は一切ありません。

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万が一閉店してしまっても、返金を求めない気持ちになれる店舗で使ってほしいとのこと!

ここは流石にサントリーは保証してくれないようです。

 

また、有効期限もきっちりあります。

使用期限は180日。

 

でも、良心的なのは、コロナ影響で使用できない期間についてはカウントしないということです。

 

と、、、ヘルプに気になる事が書いてあります。
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この件に関する質問は金融庁にしてね!

とのこと。

 

なんで金融庁!?と思いつつこれは資金決済法が関係しているからですね。

 

資金決済法では、このような先払いで発行されるチケットのことを前払式支払手段といいます。

この前払式支払手段を提供する場合、その事業者は保証金(供託金)を供託所に預けておく義務があるのです。

事前に預ける必要がある金額は、発行するチケット額の50%以上と高額になります。

 

しかし、チケットの有効期限が180日以内であれば、この供託金を預ける義務が免除されます。

 

さきめしは明日のキャッシュに困る飲食店が利用するという前提なわけで、事前にそんな供託金を用意できる店舗が多いわけありません。

つまり、さきめし的には資金決済法に則って、どうしても有効期限を180日以内にする必要があったわけです。

 

そうなると、どういう理屈で「コロナ影響で閉店してる場合はカウントしない」ということが可能になったかは分かりませんが、つまりその辺の理屈を聞きたかったら金融庁に連絡してね!ってことみたいですね。

 

 

と、いうわけで、さきめしは利用者にとってリスクはあるがリターンはないということが分かりました。

 

・・・と、そんなことはないのかな。

 

このさきめしはあくまで店舗の応援サービスな訳です。

 

自分のお気に入りのお店がコロナ影響で閉店になってしまったら嫌ですもんね。

もし自分が前払いでチケットを買うことで店舗が閉店にならず、コロナ影響後も営業をつづけられるとしたら、それが利用者にとっても1番のリターン、メリットになるわけです。

 

このサービスでは、そういう気持ちを伝えられるように、チケットを買う際に店舗への応援メッセージが贈れたりします。

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僕みたいに「いくら安くなるかな?」とか思って価格をチェックしちゃうみみっちい人間の利用するサービスではありませんでした。

 

よくあるクラウドファンディングも、その多くはお得に商品をもらえるなどのリターンがあるので、そういう類のサービスかなと思っちゃいました。

 

なんとも野暮なことしちゃって本当にすみません。

 

 

個人的には予約でお得に食べられるサービスを使っちゃう↓