ジャパネットでたまに紹介されてるこの掃除機知ってます?
Zストーム
<SE3196-J>
ジャパネットは掃除機の販売に結構力入れてて、東芝トルネオだったり、ダイソンだったり、有名メーカーの掃除機を結構売ってるわけですが。
これはなんなのか。
まず公式サイトにメーカー名がない。
ジャパネットオリジナルモデルってうのはそこそこあって、例えばトルネオVコンパクトもジャパネットオリジナルモデルです。
ただ、それはベースのモデルに多少の違いを加えてジャパネットオリジナルとしているだけですし、その場合でもメーカー名はでています。
しかし、これはなんというか。
なかなかのダサさ。
色合いとか、触れると火傷のような症状が起きる危険な虫アオバアリガタハネカクシにそっくりです。
(虫が苦手な方のためにモザイク処理をしています)
型番がSE3196ですが、サイクロン掃除機だけに3196でサイクロンとかけてるのかい?
で、この掃除機が安いのか?評判がどうなのかを少し調べてみたらちょっと面白かったのでまとめます。
まず、この掃除機のベースになってるモデルが分かりました。
ツインバード
ハンディージェットサイクロンEX
<HC-E251GY>
ツインバードの掃除機でした。
ツインバードの公式サイトによると、こんなコンセプトで作られてるそうです。
「とにかくよく吸うハンディークリーナーをつくりたい」と考えました。AC電源なので、パワーは充電式やカー電源クリーナーとは比べようもありません。しかもサイクロン方式なので吸引力が持続します。年間7万台*の大ヒット製品となりました。(*当社出荷実績)
なるほど、この7万台にジャパネットは相当貢献してそうですね。
しかしジャパネットは東芝やダイソンみたいな有名家電メーカーだと名前出すのに、ツインバードみたいなジェネリック家電メーカーだと名前隠すんですね。
たしかに僕はツインバードのお風呂テレビ昔使っててとても使い良かったし長持ちしたので印象すごく良いのですけど、
ジャパネットの主な顧客は年配の方なので、メーカーを非常に重視しますからね。わかります。
ウチのおばあちゃんも自分が使ってる家電メーカーの商品しか絶対に買いません。
おばあちゃん「うちはいつもナショナルだからナショナルがいいんだけどねぇ」
僕「もうナショナルブランドはないんだよ」
みたいならやりとりをしました。
それか、もしかすると価格を調査されたくないのかなとも思いました。
だって。
価格差があり過ぎます。
ジャパネット販売価格
16956円(送料、税込)
ネット最安値
4935円(送料、税込)
3倍以上の価格ですん!!
これはジャパネットとネット最安値比較でも過去最高の価格差です。
一応ジャパネットモデルは付属品がツインバードのものよりも充実してますが。
にしたって高すぎる!
ジャパネットで1台買ったら、ネットで3台買ってお釣りが来ちゃうんですよ。
まあジャパネットはそれだけ広告費をかけて販売しているわけで、それが悪いわけではないですが、上手な買い物をする人は買わないですね。
あ、まって。
ツインバードの説明書を読んでて、一点だけジャパネットのモデルにしかない機能があることが分かりました。
ジャパネットモデルは、ブロワ機能で
ゴミを吹き飛ばすことができます。
ブロワキャップを装着するだけで、掃除機がブロワに!庭先の落ち葉や、玄関先といった外のお掃除はおまかせ!洗車後の拭き掃除にも活躍すること間違いなし!!
また、家具のすき間など、ヘッドが入らない場所にはブロワ機能でごみをかき出してお掃除することもできます!
うちはマンションなので庭に落ち葉がたまることはなく、家具のすき間のゴミを吹き飛ばして掃除するイメージも全くわかないので、僕にはこれの便利さが分かりませんが、この機能に+1万円の価値があると判断できる方はジャパネットモデルをどうぞ。
で、この掃除機の評判を調べてて、とても気になったのがコチラ。
お客さんの評価ではなく、ツインバード自身の評価なんですけどこちら。
無骨なデザインが好評です。
(ツインバード公式サイトより)
なんとなくそのダサさ(無骨)を自覚してる!
ちょっと欲しくなりました。
【追記】
気がついたら新型モデルがでてましたね。
つづいて、新型「Zストームα」との違いを調べてみます。
Zストーム アルファ
<JSC-3196B>
すごい似てますけど、よくよく見比べると見た目も少し違いますね。
性能的な違いはどうなのでしょうか?
ジャパネットのアピールする違いはコチラ↓
ここが進化!
ブラシレスの波形ヘッドで吸引力約10%アップ!
うーん、一般的にはモーターブラシがついているほうが高級モデルだったりするのでこれは不思議なアピールだなと思いました。
たしかにブラシに髪の毛とかが絡みついたりとかは無いかもしれないですけどね。
ただダイソンもそうですが最近は吸引力よりも、ヘッドの性能でいかにゴミを取り除けるかを重要視するのが一般的ですよね。
ここが本当に進化と呼べるのかどうかは気になります。(単純にコスト削減の可能性を疑ってしまったり)
また付属品も少し違いますね。
こちらは旧型のSE3196-Jです。
こちらは新型のJSC-3196Bです
まとめると下記のような感じ。
【付属品の変更点】
・パワータービンブラシがブラシの無いメインヘッドに変わった
・すき間ノズルがマルチブラシに変わった(名前だけ?)
・ふとん用アタッチメントが付属された
・ソフトブラシが付属されなくなった
付属品の違いはこんなところでしょうか。
ショルダーストラップやアタッチメント収納袋は新型の方にも付属しているようです。
また、新型JSC-3196Bではワンタッチでゴミ捨てができるようになったようですね。
ワンタッチでゴミ捨て簡単!
これがかなり大きな進化な気がします。
と、いうのも旧型SE3196-Jではごみ捨てが非常に面倒です。
ダストボックスを取り外して・・・
さらにフィルターを取り外して・・・
ゴミ箱にすてる。
これは最近の掃除機の基準から言えばかなり手間が多いです。
ジャパネットのメインターゲットのおばあちゃんとかじゃ捨てられなさそう。
(そのために解説動画が用意されてるレベルでした。)
これはジャパネットはそういうお客の声をきちんと聞いて、ちゃんと進化させてるっていう良い例なのかもしれません。
Amazonの初売りでベースモデルと思われるHC-E251GYがネット最安値でした