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鎮静剤、麻酔なしの口から胃カメラ体験談〜苦しいと噂の検査が楽だったコツは?

 

 

忙しくて病院行きづらい人はこちら↓

 

どうも、人間ドック中の僕です。

 

待合室で書いてます。

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人間ドックと言っても毎年会社で受けさせてくれる健康診断に毛の生えた感じのやつです。

 

いつもはバリウムなのですが、みんな胃カメラのほうが良いと言うので、今年は胃カメラにしてみました。

自己負担3000円。

 

みんな胃カメラが良いという割に、受けた人の話聞くと「辛かった」とか「苦しかった」とか、そんな話しか聞きません。

 

ネットで検索すると、下記のようなレコメンドが出てきます。

分かります、みんな不安なんですな。

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しかし、これならブログの需要ありそうですね。

 

せっかくなので、つい5分前に胃カメラしてきて記憶がホットなうちに記事を書いときます。

 

 

運転する人は鎮静剤は使えません。辛いかどうかは個人差です。

 

実は僕は数年前にも一度胃カメラを受けたことがあります。

なんかバリウムの結果に影があるとか言われてやったんですけど、胃カメラで見たら綺麗だったそうです。

 

ただ、その時は鎮静剤使っていただいたんですよね。

と、いうか気がついたら鎮静剤打たれてました。

 

点滴繋がれた瞬間にボーっとして、先生のおっしゃられることとかは聞こえるんですけど、ハッキリしなくてボーっとそれに応えてるウチに終わりました。

それでよく覚えてないのですが、多分その時は胃カメラをから入れられた気がします。

 

ただ、今回は鎮静剤は使いませんでした。

と、いうか使ってもらえませんでした。

 

その際のやりとりがこちら。

 

先生(看護師さんかも)「お薬飲んだりしてないですよね?」

 

僕「はい、してません。」

 

先生「組織検査することがありますけど大丈夫ですか?追加で4000円から8000円くらいかかる場合があります。」

 

僕「はい、大丈夫です。」

 

先生「あと鎮静剤使うと飲酒運転扱いになっちゃうので自転車含めて運転はやめてください。」

 

僕「!」

 

先生「?」

 

僕「僕、病院まで車で来てます

 

先生「あーそしたら鎮静剤なしですね。なしでやります」

 

「辛かった」と言ってる人達が「鎮静剤が効かなくて」とか「もっと鎮静剤増やしてほしかった」とか言ってるのを覚えてました。

鎮静剤してもつらいのに、それすらしないってどういう状況。

 

僕「え…それ、大丈夫なんですか?」

 

先生「個人差ですね、平気な人もいます。

 

じゃあ平気じゃない人もいるんだよねやっぱり。

と、いうか平気じゃない人の方が多そう。

 

先生「これくらいの管を口から入れるので、どうしても吐きだしそうになっちゃって苦しくなる人もいます」

 

これくらいと言いながら見せられるボールペン。

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関係ないけどAmazonでフリクションボール3を買う

 

ワンランク上の3色フリクションサイズ!

思ったより全然太い。

 

看護師さん「こちらどうぞー」

 

ここで無慈悲な呼び出し。

もう僕が平気な人であることを祈るしかありません。

 

 

喉の麻酔は効くのか?鼻からは無理?鎮静剤なし経口胃カメラ体験談

 

と、いうわけで部屋に案内される僕。

 

看護師さん「喉の麻酔をしますね。10秒口の中に溜めてから飲み込んでください。苦いですよ!

(タイトルでは麻酔なしとしてますけど、喉のスプレータイプの簡単な麻酔?はされました。)

 

しかし、そんな「苦い」情報もらってもどうしようもなさすぎる。

口を開けて、口の中にスプレーされる僕。

 

看護師さん「1、2、3…10、はい飲んでください」

 

いうほど苦くは無かった。

 

看護師さん「あと、2回やります」

 

同じ作業を合計3回くりかえす。

 

喉の麻酔ってことなんで、なるべく薬剤が喉の奥に届くようにしながら10秒待ちました。

鎮静剤してもらえないなら、せめて喉の麻酔だけでもよく効かせたいという思いです。

 

僕「いれるのは口からですか?」

 

看護師さん「ウチでは口からしかできません

 

ああ、どうも鼻から入れるほうがつらくないらしい。

 

まぁここのは3色フリクションボールペンサイズらしいし、あれ鼻からの入れられたらもっと辛そうなので、仕方ないです。

 

看護師さん「では、これくわえてください。」

 

穴のあいた何かをくわえさせられる僕。

喉の麻酔が効いてるのか酷く不安になります。

 

看護師さん「横を向いて寝てくださいね」

 

僕「はい…」

 

そして、なにか紙製のシートを持ってくる看護師さん。

 

看護師さん「このシートを顔の下に引きますので、出ちゃうものは垂れ流しで大丈夫ですから」

 

え、なにが出ちゃうの!?

 

怖すぎて全然大丈夫じゃない。

みんななにを垂れ流しにしながら胃カメラされてるというの?

そんな制御不能になっちゃうの?

 

血液1滴で検査できる方法はこちら↓

 

先生「じゃあ入れていきます」

長いホースみたいなブツをもってくる先生。

 

ああ、、、まじで3色フリクションボールペンサイズ。

 

そして突っ込まれる管。

が、喉の辺りは思ったほど違和感なし。

 

先生「食道通るので少し気持ち悪い感じがしますよー」

 

僕「ボァイ(はい)」

一応返事する僕。

 

ただ、今のところ入っていく感じはするけど、辛いという感じではない。

 

先生「あ、喋らなくていいですよ。でも説明しながら進めていくので聞きながしてくださいね。」

 

なるほど、実況しながら進むことで安心させてくれる作戦なんですね!

 

先生「あれ…通らないな

 

なにが!?

安心させようとしてるんじゃないの!? 

やめてそういう不安になるやつ。

 

先生「ごめんなさい、押し込みますねー」

 

どこに!?

同時に胃のあたりをなにかがグイッと通る感じが伝わってきます。

軽い新感覚な痛みではあるものの、辛いというほどではないです。

 

そしてずっと背中をさすってくれる看護師さん。

優しい。こういうのは精神的にありがたい。

 

でも、あれ・・・

思ったより平気だ。

 

もしかしたら僕、平気な人かも!

オエってなると聞いてたけど、オエっともならない。

 

このまま終わってくれたら嬉しい!

 

先生「ああ、、、これ…」

 

いやまたなんか不安なこと言ってる!!

何が起こってるの…

 

先生「モニタ見えますか?」

 

顔が動かせないので目だけでモニタを見る僕。

見えるピンク色の空間、一見綺麗そうだけど。

 

僕「ビエバス(見えます)」

 

先生「あ、喋らないで楽にして」

 

・・・(╯⊙ ⊱⊙╰ )

 

先生「ここただれてますよね。逆流性食道炎ですね。」

 

!?

たしかに穴の周りが少しふやけたみたいな白さ。

 

先生「症状なかったですか?」

 

僕「ボァイ(はい)」

 

先生「あ、喋らないで!」

 

・・・(╯⊙ ⊱⊙╰ )

 

僕、話しかけられたらちゃんと返事するよう育てられたっぽい。

 

と、そういえば最近朝、昼と食べてない時に気持ち悪さを感じることがあったんですけど、それが症状だったんだろか。

 

そして胃カメラはさらに奥にすすみます。

 

 

胃カメラ(内視鏡)のメリット、バリウムで分からなかった逆流性食道炎

 

先生の胃カメラ実況はつづく。

 

しかし僕、今のところモニタも冷静に見られてる。

このまま終わってくれたら平気な人になれそう!

 

先生「次、十二指腸に進みますね。ここが一番オエってなるところですから」

 

その情報いる!?

伝えられても対策とれないし、下手に力んだら余計に良くないこと起こりそう。

 

あー、辛いのはここからなのか。悲しい。

そして、なにか内臓に押し込まれる感じ。

 

・・・

 

あ、平気だ。

たしかに内臓に何か押し込まれてる感覚はあるけど強い痛みがあるわけじゃない。

僕、平気側の人なんだ!

 

先生「はい、じゃ胃に戻りまーす」

 

僕「ボァイ(はい)」

安心してしまいつい答えてしまう僕。

 

先生「喋らなくて大丈夫です」

 

・・・(╯⊙ ⊱⊙╰ )

 

先生「最後に胃を洗いますねー」

 

胃の中に水が注がれる感触。

モニタに映る胃の中が水で溢れていく映像。

 

胃洗浄って聞いたことあるけど、こんな感じなんだなぁと実感。

 

ズポッ

カメラが胃から引っ張られていく感じ。

ここでも特にオエッとはなりませんでした。

 

そして、こんなに長いのが入ってたのって感じの管が抜ける。

 

忙しい人は自宅で検査できる件↓

 

先生「はい、お疲れ様ですー」

 

管は抜けたものの口の中に溜まっている唾液が気持ち悪い。

 

僕「あの、ツバが溜まっちゃって、どこかに出せませんか?」

 

看護師さん「そこの紙に出しちゃってください」

 

指差される顔の下に敷いていた紙製のシート。

 

いや、もう管出てるし、起き上がってるし、せっかく垂れ流さないで済んだのに、そこに出すの?

 

僕「え、でも…」

 

看護師さん「大丈夫ですよー。出しちゃって。」

 

僕「え、でもなんか恥ずかしい」

 

看護師さんが同じ紙をさらに2枚くらいくれる

 

看護師さん「じゃここに出してくださいー」

 

仕方なくそこに包むように出しました。

 

先生「大丈夫でしたね」

 

まぁたしかに胃カメラ自体は大丈夫でした。

ただ逆流性食道炎が気になります。

 

僕「逆流性食道炎は治療が必要ですか?」

 

先生「自覚症状ないなら経過観察ですね。たまに検査するようにしてください。」

 

手厚く実況してくれた割には、結果はあっさりとしか伝えてもらえませんでした。

まぁ次から次に検査しないといけないわけで忙しいでしょうし、結果はまとめて自宅に送られてくるものなので問題はありません。

 

それに胃カメラ自体は辛くなかったしきっと上手な先生なのです。

これは本当に感謝。ありがとうございます。

 

しかし、逆流性食道炎なんていつからなってるのか…

 

毎年バリウム検査は受けてたので、それで分からなかったというのが後悔大きいです。

早くから胃カメラに切り替えておけば良かった

 

あと胃腸には自信あったので気持ち的に辛い。

人生36年間、胃が痛くなるっていう経験がなくて、食べすぎても全然胃もたれしないし、胃の強い子なのかと思ってました。

 

いや、胃が強すぎて食道にダメージ与えてるってことなのかな?(それも困る

 

胃カメラ入れられてる時もそっちのショックが大きくてそんなことばっかり考えてました。

でも、そういう感じで意識が別のところにあったから楽だったのもあるかもしれません。

 

そんなわけで、最後に鎮静剤なしでも楽だった理由を考えてみました。

素人の体感ですけど参考になれば。

 

 

オエっとならない胃カメラのコツは睡眠不足。あと鼻うがい?

 

「鎮静剤打っても辛い」という人が多い中で、僕が鎮静剤無くても辛くなかった理由を考えてみました。

 

ひとつは先生や看護師の方が上手だったんだと思います。

ずっと実況してくれたり、背中さすってくれたり、手厚い対応を受けたのですごく信頼できました。

 

あと僕が検査中ずっと冷静でいれられたことも良かったかもしれません。

振り返るとずっと冷静で、前述のとおり途中から胃カメラより逆流性食道炎のほうが不安になってました。

 

多分つらいのはオエってなることなんだと思うのですが、オエッってなるとパニックになって、またオエッってなっちゃうっていう地獄のループなんだと思います。

 

ただオエってなるってことは吐き出そうとしちゃうってことで、それは胃カメラを体が異物と思っちゃうってことですよね。(咽頭反射というらしい)

 

ただ、検査時は胃カメラを飲み込もうとしているわけで、冷静に胃カメラを受け入れていたら飲み込もうとしていればオエってならないと思うんですよね。

 

あと、僕の中でこれかなって思うのが、

僕すごい眠たかったんですよね。

 

普段11時とかに起きている僕が、健康診断のために6時半起き、睡眠時間としては4時間ないくらい。かなり眠かったです。

 

なのでベッドに横になった瞬間に僕の体はなにかを勘違いして睡眠モードをオンにしたぽくて、横になってすぐにちょっとウトウトした気がします。

 

この眠さがセルフ鎮静剤になってた可能性ありそう

と思いました。

 

あと、いろんな人から「普段から頻繁に鼻うがいしてるからだろ」って言われました。

 

たしかに僕は日に3回、2リットルくらいの水を鼻から口に出してます。

学生時代からやってますが、これのおかげで僕は慢性鼻炎を解消しました。

 

でも胃カメラは鼻から入れるんじゃないから鼻うがい関係なくね?って思います。

 

ただ、鼻うがいはともかく、普通のうがいもよくするのと、なるべく喉の奥を洗いたくて水を喉の奥へ奥へ入れて吐き出すようなうがいをしているので、もしかするとそれでオエっとならない訓練ができてたのかもしれません。

普通のうがいも日に3回、10分くらいはやってますからね。

 

 

さて、というわけで。

 

ネットで検索すると「辛かった」って話ばかりがヒットするので、辛くなかった例として記事に残しときます。

 

不安な気持ちで臨むときっと余計よくない方向に進むので、自分は平気な方の人だと信じて安心して挑みましょ!(検査が終わった余裕

 

 

自宅で胃カメラはできないけど血液検査はできる話↓