どうも、オマケ付きのお菓子の好きな僕です。
子供の頃、スーパーに行っては親に買わせてましたよね、オマケ付きのいわゆる「食玩」ってやつ。
お菓子とかいらないからとにかくオマケの塩ビ人形とかが欲しかった思い出があります。
子供が欲しがったらそういうのは箱買いしてあげようと決めて大人になりましたが、うちの子供達はあんまりそういうのを欲しがらない子供になって残念な思いをしています。
さて、先日コンビニで思わず購入したお菓子があります。
コリス
フエラムネ
だいたい20個で1100円ちょい
コリスのフエラムネと言えば音の鳴るラムネと共に、箱に入ったオマケが付いて60円という超お得な商品です。
でも、コリスのフエラムネといえばこういう奴ですよね。
なんか色が違う気がしますが、実はよく見るとこう書いてあります。
コリス フエラムネ
ジャンピングバトルコーラ味
ただのコーラ味なら分かりますが、ジャンピングバトルコーラ味とはなんなのか?
これは!!!
エビやカニの
ジャンプする
おもちゃが
入っているかも!?
デザイナーがデザインしたとは思えない雑な色使いの箱に入った、物凄い購買意欲を煽りが!!
というわけですぐに購入しましたよね。
コリス フエラムネ!8種類のエビやカニはレア!当たりは出るのか?
パッケージの裏面にはこのようにあります。
集めてバトルしよう!
JUMPING BATTLE!
どうもいくつもの種類のエビやカニのオモチャがオマケとして入っており、なんとバトルもできるようです。
Nintendo Switchで話題だったカニのバトルゲームを彷彿とさせるワクワクしたオマケです。
エビやカニは合計8種類ありコレクションして楽しめるらしいです。
伊勢エビカッコいいですね。
まぁシャコはエビじゃないし、タラバガニもザリガニですけどね!
つまり、エビやカニは6種類だと言いたい。
と、言うわけで早速オマケだけ取り出しました。
集めて勝負だ!
相手を探すのに難儀します。
お??
このオモチャ、女の子用だったのか。
あまり意識して買わなかったので気が付きませんでした。
まぁ、いいや。
エビやカニに男用も女用もありません。
お?これは?
・・・
え、ウサギさん??
のクリップ??
ジャンピングできる様子もなく、エビでもカニでもありません。
仕方ない、もうひとつ開けてみます。
今度こそ、ジャンピングエビかジャンピングカニが入っていてほしい。
・・・
リボン?
のクリップ?
そ、そうか…
エビやカニのジャンプする
おもちゃが入っている「かも!?」
つまり入ってないこともあるんだ!
これはウッカリしていました。
しかもこう言う時の「かも!?」は、入っている方が相当レアな時の煽りです。
これはリベンジするしかありません。
ラムネも凄い美味しかったしね。(僕はコーラ味やラムネが基本的に好きです)
と、言うわけで後日追加購入しにいきました。
しかし、そこには驚くべき結果が…
フエラムネのオマケ!男の子、女の子の違いは?当たりの確率は?
と、言うわけで3つほど追加購入してきました。
これでレアなエビカニが出ないなら、ネットで箱買いしてやろうと思ってます。
だいたい20個で1100円ちょい
今度は間違えず男の子用を書いました。
僕は37歳の男の子なので。
この内側に添えられた人を馬鹿にした顔が腹立つ。
お、脚のような何かが見えます。
・・・
・・・
ゾイド?
えー…
なんだこれ気持ち悪い。
仕方ない、仕切り直してもう一つ。
今度こそカニかエビを。
懐かしいなこのドキドキする感覚。
このドキドキする感覚を60円で味わえるって本当にお得な食玩ですよ。
しかし、この顔なんなの本当に。
お、脚が!
しかし…脚というより足だなこれ。
え、立ったぞ!?
なんだこれ。
なんだこれ。
豚鼻のコーンヘッド?
最近の男の子ってこういうのを喜ぶの?
さすが2021年の子供はハイセンスですね。
あの頃の未来を感じます。
違う!僕はジャンピングバトルするエビカニが欲しいのです。
ラスト一箱。
果たして、レアオマケのエビカニは獲得できるのでしょうか?
当たり!フエラムネのレアなオマケの遊び方とハズレの使い方
さて、ラスト一箱です。
次で出なければネットで大人買いします。
だいたい20個で1100円ちょい
僕も大人なんで。
僕も大人のおとこの子なんで!
パカっ…
脚!!!!
ポトっ…
カニ!!!!
まぎれもなくカニです。
色合いからわたりガニかと思いましたが、このルックスはタカアシガニです!
タカアシガニといえば、水族館で見かけたらついつい写真を撮っちゃう凄い大きな蟹です。(写真は沼津港水族館)
深海に生息する世界最大の節足動物です。
多分、カニとしては世界最強!やりました!
(男の子は常に強いものが好き)
裏面はこんな感じで気持ち悪いですが、これはジャンピングするためのギミックそのものだから仕方ありません。
と、言うわけでジャンピングバトルの始まりです。
しかし…問題があります。
対戦相手がいません。
5個買って1つしか出なかったわけで、タカアシガニ1匹しかいません。
つまりレアの確率は20%、ソシャゲのガチャなら高確率ですが、そろえるのは大変そうです。
やはり、Amazonで大人買いを…
いや…いた!!!
こいつは間違いなく「敵」というルックス。
対戦相手にはもってこいです、こいつとバトルすることに決めました。
子供の頃よくやった妄想バトルストーリー開幕です。
〜時は2021年。
突如として襲来したエイリアン「コリス」は地球の甲殻類に宣戦を布告した。
人類は、コリスの圧倒的な科学力の前に中立を宣言、コリスの無慈悲な甲殻類ホロコーストに対して、ただ傍観するしかなかった。
カニ道楽、レッドロブスターなどの飲食店は、焼肉店への業態変更を余儀なくされる。
甲殻類の研究家、イワン・タワノビッチ博士はその悲惨な状況に対して一つの結論を出す。
「人類が直接戦うことは叶わない、ならばエビやカニに戦う力を与えることだ」
イワン博士は妹のナターシャと共に極秘に研究を開始、幾度もの失敗を重ね、とうとうエビやカニなどの甲殻類の改造に成功した。
驚異的なジャンプ力を誇るジャンピングバトル甲殻類の誕生である。
まもなくジャンピングバトル甲殻類となったエビやカニ、シャコやヤドカリがコリスに対して反撃を始める。
一方的な戦いであると油断していたコリスは大打撃を受け、形勢は逆転するかに思われた。
しかし、コーンヘッド大佐率いるコリス精鋭部隊の前に戦いは拮抗する。
(愛馬ゾイドと共に前線の指揮を取るコーンヘッド大佐)
甲殻類が生き残るにはコーンヘッド大佐を倒すしかない。
イワン博士はそう判断し最後の手段にでることを決意した。
〜2021年5月
そこにはコーンヘッド大佐の前に立ち塞がったタカアシガニの姿があった。
これが実質最後の決戦となると、誰もが予想していた。
「もうこれで、ジャンプできなくなってもいい」
タカアシガニは、その全ての力を自らの8本の脚に集中させた。
グォン!
回転しながら跳躍するタカアシガニ。
これが最後のジャンプだと、本人は分かっていた。
シャイニングウィザード炸裂!!
タカアシガニの膝がコーンヘッド大佐の頭部を捉えた!
コーンヘッド大佐は死んだ。
タカアシガニのその跳躍の前に、なす術もなかったのだ。
程なくして、コリスは撤退を始めた。
全ての甲殻類、そして人類も歓喜した。
平和を取り戻したカニ道楽は、業態をカニ料理専門店に戻し、全店でカニのオブジェの横にイワン・タワノビッチ博士のオブジェを置くことを発表した。
イワン・タワノビッチ博士と、最後の戦いに挑んだタカアシガニは、あの戦いの直後に姿を消していた。
もう、戻ってくることはない。
そのことをイワン博士の妹ナターシャだけが知っていた。
完
大人になると、人形遊びのストーリーも重厚になるね!!
大人買いしても1100円ちょい!