どうも、久しぶりにサイゼリヤに行ってきた僕です。
最近久々に行ったら、アサリのパスタ「ボンゴレ」が新しくなっていました。
スープ入り塩味ボンゴレ、なんと価格は500円。
で、このボンゴレ、メニュー写真を見るとアサリだらけじゃありませんか。
ネットの口コミやレビューブログでも大好評なので、気になって注文してみたのですが…
その一部始終を聞いてください。
初デートでサイゼリヤはナシ?新しいボンゴレスパゲティもまずいのか?
ところでインターネットでは、なぜか定期的に初デートでサイゼリヤはアリか?ナシか?という議論が巻き起こりますよね。
僕は40歳のルックス弱者で性格も極めて良くないので、もし仮にこれから勝負をかける初デートという機会があるとしたら、自分の許す経済力の限界値をぶっ込んで挑むと思います。
経済力も高くはないですが、その他の魅力はもっと無いので、女性にベネフィットを提供するにはそれしかないからです。
もちろん僕自身は高級イタリアンじゃないと口に合わないとか思ってるわけじゃありません。
なんなら僕はジョリーパスタやジョナサンのパスタがとても好きですし、妻ともちょこちょこ行きます。
ただ、実はここ数年サイゼリヤには行っていませんでした。
理由は最後にサイゼリヤに行った時に食べたボンゴレスパゲティをあまり美味しく食べられなかったことにあります。
アサリに臭みがあり、さらにパスタは茹ですぎでした。
そんなこともあり足が遠のいていたのですが、今回たまたま「とりあえずサイゼリヤでいいか(失礼)」という状況があったんですよね。
しっかり食事を取るつもりはなくて、サラダとドリンクバーでも頼もうかなと思って入ったんです。
しかし、そこでメニューにこいつを見つけてしまったわけなんです。
PA10 スープ入り塩味ボンゴレ
税込500円
アサリの量が凄くないですか?
そして安すぎません?
この価格で本当にこんなにアサリが入っているのか気になりはじめました。
そして、気がつくメニューのNEW表記。
これは僕がもつサイゼのボンゴレパスタの印象を変えてくれるかもしれない!!
もともと僕はボンゴレビアンコが好きです。
食事をとるつもりはなかったんですが、500円と言う安さも追い風となり、試しに注文してみることにしたわけです。
サイゼのボンゴレパスタはアサリの量がヤバい!口コミ、レビューでは好評だが?
改めて、もう一度メニューをご覧ください。
大粒のアサリがこれでもかと乗せられており、スパゲティが見えません。
とてもリッチなパスタに見えるのに価格は税込500円。
ちなみにサラダはこちらのわかめのサラダを注文しました。こちらも350円とリーズナブル。
余談ですが、サイゼリヤの税込にすると端数がない価格設定は素晴らしいですね。
本当にこういう細かい効率化が、この安さを提供できる理由なのだと思います。
で、注文してからほとんど待たずにサラダが来ました。
この速さもサイゼリヤの企業努力の賜物でしょう。
しかしこれ。
ドレッシングで、ワカメ見えない。
見ての通りでめちゃくちゃ味濃かったですが、それも含めて美味しかったです。
自身のオリジナルドレッシングが美味しいことを良く知っているからの量ですかね。
「健康のために野菜を!」という文脈だと微妙かもしれませんが、若者ならこれくらいで良いのでしょう。
で、本題はこちらのスープ入り塩味ボンゴレ。
これも結構な速さで来ましたね。
ちゃんとすごいアサリ乗ってる。
麺が見えないほどということはないですが、量はかなりあることが分かります。
メニューの写真はアサリを全部見えるところに乗せてるのに対して、こちらは麺の隙間にもアサリがジャラジャラ入っているので、これはメニュー通りの量なのだと思います。
念の為、食べ終わった後に殻の数を数えてみたら20くらいありました。
マニュアルで数なのか重さなのかがしっかり決まっているのでしょう。
いやサイゼリヤのことだから、きっと初めから決められた量がパックされているのを混ぜているだけなのかもしれません(褒めてます)
そしてすみません。
アサリ美味しかったです。
ちゃんとプリっと肉厚なアサリでした。
臭みもなくとても美味しくいただきました。
個人的にはスープの味が少し塩辛い印象もありましたが、僕がもう少し若かったらちょうど良かった気もしますし、これは好みの問題もあると思います。
案の定、ネットの口コミやレビューはすごく好評です。
多くの人が写真付きで、そのアサリの量やスープの味を絶賛し、価格の安さに驚いています。
ただ一点、やっぱり気になる点はありました。
評判に反してサイゼのスープ入り塩味ボンゴレがまずい理由!パスタが茹ですぎ!柔らかすぎ!
さて、もう一度パスタの写真をご覧ください。
分かりますかね。
麺のこの感じ。
いや、見ても分からないか…。
ヤワヤワなんです。
食べたことないですけど、昔の給食メニューでお馴染みのソフト麺ってきっとこんな感じなんじゃないでしょうか(食べたことないけど
麺が箸でスッーっと切れるレベル。
明らかに麺が茹ですぎなんです。
これは口に合わないとかではなく、イタリアンとして、スパゲティとして美味しくないと表現したくなります。
ましてサイゼリヤのターゲットは若者だと思うので、麺は硬く茹でるくらいの方が良いはずです。
いくら価格が安くてもこれはいただけなくて、仮に自宅でこの茹で加減になってしまったら、麺を捨てて作り直すかもしれません。
アサリがもったいないので。
僕がサイゼリヤから足が遠のいてしまった理由のひとつもパスタの茹で加減だったわけで、ここのガッカリは払拭できませんでした。
ただ…おそらくこの茹で加減は、
作業者のミスです。
サイゼリヤのキッチンはマニュアル通りに作業すれば、自炊したことのない学生アルバイトでも美味しく調理できるように効率化されてるはずなんです。(信頼)
アサリの数はしっかり20個ありました。
スープもそこそこ美味しくいただきました。
しかし、麺は茹ですぎてました。
サイゼリヤ側もこれが最高の茹で加減だと思ってるなら「サイゼリヤのパスタはまずい」とハッキリ書くのですが、おそらくそんなことはありません。
これは茹でる工程がマニュアル通りに提供できなかった結果だと思います。
つまり「サイゼリヤのパスタはまずい」わけではなく「サイゼリヤのパスタは安定しない」というのが正確な表現になると考えます。
そして残念ながら、
これはサイゼリヤの限界です。
安さを追求するサイゼリヤのスタッフはほぼアルバイト、人数も最低限で回しているはずです。
スピードとワンオペを強いられているアルバイトに「常に最高の茹で加減で提供しろ」というのは酷な話ですよ。
イタリアンに行くとシェフが調理中のパスタを口に入れて茹で加減を確認していることがあります。
しかし、これは修行したシェフという専門職だからできることですよね。
サイゼリヤのスタッフはシェフでもなければ、シェフを目指そうという人ですらないでしょう。
効率化されて包丁すら使わないサイゼリアではどんなに働いても料理の技術は身につかないでしょうからね。
サイゼリヤはそういう戦略なわけです。
極限まで効率化して「そこそこ美味しい」を「低価格」で提供するという戦略です。
パスタの茹で加減が安定しないのは、安い早いのためのトレードオフなわけです。
もちろんパスタを茹ですぎたアルバイトだって責めるつもりはありません。
自分の許されたリソースの中で、最大限の努力で美味しいものを提供してくれようとしたに違いありませんからね。
サイゼリヤでパスタの茹で加減に文句をつけ始めたら、それこそクレーマー、言い方次第では最近流行りのカスタマーハラスメント扱いを受けますよ。
ただ…やっぱり大人の初デートでサイゼリヤは違うと思ったりはしますね😇
少なくとも初デートという失敗できない大事なタイミングなら、安定したクオリティが提供される店舗を選ぶべきなのですよ。
なによりサイゼリヤ側だって、
大人の初デートでの利用はターゲットにしてませんよ。
お、ここまで読んでくれた方は、是非一度サイゼに行ってボンゴレ食べてください。
いずれにしてもあのアサリの量で500円は安いことには違いありませんし、運が悪くなければ最高の茹で加減で出てくるはずです。