どうも、回転寿司が好きな僕です。
特に一皿100円の低価格な回転寿司が好きです。
中でもかっぱ寿司が1番好きです。
はま寿司、くら寿司、スシローと低価格な回転寿司はたくさんありますが、圧倒的にかっぱ寿司が好きです。
ただ、僕は生魚が苦手です。
マグロもサーモンも生では食べられません。
念のため言うと、安い回転寿司の魚が美味しくないからではありません。
過去に何度も、いわゆるちょっと良いお店で「ここの刺身は本当に美味しいから食べてみろ」って勧められましたが、ことごとくダメでした。
その度に「お前は人生の半分を損してる」と言われ続けて38年経ちましたから、もう19年は損してます。
「生魚食えないなら回転寿司なんていくなよ!」って思われるかもですが回転寿司は好きなんです。
好きなものを好きなだけ食べられるというコンセプトが好きです。
それに生魚は食べられなくても、食べられるものはたくさんあります。
たこ、いか、いくら、たまご、いなり、サラダ軍艦…
そして、ラーメンです。
回転寿司ならではのメニューです。
これはかっぱ寿司の横濱醤油ラーメンですね。
横濱ラーメンというと、家系ラーメンを想像してしまいますが、残念ながら家系ラーメンではありません。
(これは僕が日本一美味しいと思っている品川にある「まこと家」のラーメン(家系)です)
かっぱ寿司の横濱醤油ラーメンは、多分鶏ベースの醤油スープに背脂がのっていて、もっちりと太麺がそこそこに美味しいです。
価格も385円とリーズナブルで、味噌汁の代わりに頼んでも良いやつです。
で、これは昨日の話。
コロナの影響でどこの飲食店も21時に閉まるため、僕は近くにあったかっぱ寿司に駆け込みました。
席についてレーンに目をやると、気になる販促POPが。
なんつッ亭
はい、かっぱ寿司は定期的に有名ラーメン店とコラボした商品を展開します。
そして今回はこちらのなんつッ亭でした。
と、言うわけで今回これを食べてみたのでサクッと口コミレビューさせてください。
なんつッ亭はどこにある?閉店続きだが味は評判!カップ麺と冷凍麺も!
そもそもなんつッ亭をご存知でしょうか?
僕は食べたことはありませんが、なんとなくよく聞くラーメン屋さんの印象です。
よく聞くので、いろんなところにあるのかと思って調べてみたんですけど、日本国内だと本店の神奈川県秦野市と、同じく神奈川県の川崎駅の地下の2店舗だけでした。
あと、なぜかタイとシンガポールに1店舗ずつあり、世界に合計4店舗ということですね。
ただ、ホームページを見ると「本店の他に、東京都内や〜」という記述があります。
食べログで調べると、以前は東京の品川や御徒町にもあったみたいですね。
品川店を2020年の3月末閉店ということで、コロナ影響にしては少し早い気もしますが、いずれにしても現在は東京には残っていないようです。
他にも水戸や青森県にあった形跡だけありましが、いずれも閉店してしまったようですね。
店舗は減っているようですが、本店の食べログ評価は3.59と悪くありません。(食べログは3.5を超えると優秀と言われています)
とはいえ、僕は美味しいラーメン屋を常にキャッチするほどのラーメン通でもないので、なぜこのなんつッ亭の名を知っているのか分かりません。
が、Googleで検索していると理由がわかりました。
とにかく何度もカップ麺になっています。
多分、セブンイレブンで売っていたのを知らず知らずに目にしていて覚えていたようです。
個人的にはカップ麺でお店の味が再現されたことはないと思っているので、なんで頑固そうな店主がお店のブランドを使わせちゃうんだろうと思っていましたが、カップ麺化にはこういう強力なプロモーション効果があるんですね。
なお、現在販売中のカップ麺は見つけられませんでしたが、Amazonで冷凍スープの本格的な自宅で食べられるセットが購入できるようです。
ちなみに冷凍麺はカップ麺とは比較にならないほどの再現度があるので、試すなら断然こっちな気がします。(その分高いですけどね)
さて、かっぱ寿司で提供しているなんつッ亭も、おそらくそんな冷凍スープで作られたものです。
保存を考えると麺も多分冷凍麺な気がしますね。
価格は495円と、前述のレギュラーメニューの横濱醤油ラーメンと比べると100円高いです。
とはいえ、Amazonで注文できるセットが一食で1000円以上するので、かっぱ寿司のこのラーメンが495円であればけして高くはないのかもしれません。
と、言うわけで注文しました。
かっぱ寿司で食べられるなんつッ亭のコラボラーメンは美味しいのか?
注文してから少し待つと、レーンに乗って届きました。
コチラがかっぱ寿司のなんつッ亭ラーメンです。
・・・
かつて見たことあるラーメンの中でもっとも食欲をそそらないルックスです。
このラーメンが黒いのをウリにしているのは知っていますが、求めているのはこう言うルックスです。
対してこれはどうでしょうか?
なんとも汚いです。
濁ったスープの色、卵の色、チャーシューの形、全部汚いです。
既にかき混ぜたみたいになっていますが、これまだ蓋を開けただけです。
とはいえ、美味しんぼの山岡も言っていましたが、料理に重要なのは華やかさではなく「味」です。
味が美味しければルックスは二の次です。
「性格が良ければいいなんて嘘」とロマンスの神様も言われている人間と違って、料理は味さえ良ければ良いはずです。
とにかく食べてみたら評価も変わるはず…
臭!
まず、口に運ぶと漂う豚骨の臭さ。
ラーメン通というほどではないにせよ、豚骨臭のキツイ九州系の豚骨ラーメンも好んで食べる僕ですが、このラーメンは単純にただ臭いだけです。
おそらく、その原因の一端になっているのがぬるさです。
特にこういう豚骨系のラーメンは熱々で食べないと、脂は固まり、麺は伸び、どんどん味が落ちていきます。
味は人の好みと言いますが、あえて言います。
これはまずい!
ルックス通りの味です。
そして加えて腹立たしいのがコチラ。
海苔が入っていたお皿ですが、明らかに洗えていない!
底に醤油のあとみたいなのがついています。
海苔が袋に入っているから許容しますが、衛生面まで気になってきます。
そして麺の量が少ない!
多分3口くらいで食べ終わりました。
これで、税込495円は納得いきません。
僕の大好きなかっぱ寿司のサラダ巻きが9貫も食べられますからね。
そしてオススメの食べ方なる説明を見ていると、
スープを残せ!
という、命令されているじゃないですか。
「こんなスープは言われなくても残すわ!」っていう気持ちになりながらも、もうブログのネタにすることだけを考えていた僕はこのオススメの食べ方も試す事にしました。
かっぱ寿司のなんつッ亭はスープを残せ!本気シャリは美味しいのか!?
スープを残せと言われている理由は、けして食べる人の塩分過多を心配してではありません。
少ない面を食べ終わったら、「本気シャリをダーーーーイブッ」させて、雑炊のようにして食べろというのです。
本気シャリというのがコチラ。
ネタが乗っていないシャリだけの皿という、かっぱ寿司の狂気を匂わせる商品です。
通常は2貫のところネタがないので3貫。
そのかわり価格は据え置きの110円。
これを、頼んでスープに入れろというのです。
頼みました。
思ってたままの攻めた皿です。
ではこれを臭くぬるいスープに入れていきます。
ひとつ…
ふたつ…
みっつ…
・・・
ゲ○ッピじゃん!
酷いルックスに拍車をかけてます。
しかし、さらに110円課金したのに残すわけにもいきませんからすすりました。
冷たい!
そもそもぬるかったスープに冷たいシャリを突っ込んだので、もう完全に冷めきってます。
そして、酸っぱい!!
だって酢飯だもん!!!
冷たくて臭い汁に酸っぱいご飯って…
ゲ○ゲ○ゲ○ッピじゃん!
そんなわけで、かっぱ寿司で食べるなら僕のおすすめは横濱醤油ラーメンでした。
あと、かっぱ寿司で1番美味しいお皿はサラダ軍艦です。
海のない長野県で発祥したかっぱ寿司は、魚の鮮度ではなくサラダ軍艦のうまさでここまで大きく成長した回転寿司チェーンです。
今でも長野県民はサラダ軍艦だけを食べるお客が多いのだとか。
持ち帰りパックはサラダ軍艦だけが人気らしいですよ。
以上です、失礼しました。
※このブログの感想は僕の個人的な意見であり、味の感じ方は人それぞれです。