どうも、最近ahamoに乗り換えた僕です。
ahamoにするか5Gギガホプレミアにするか悩んで、最終的にahamoにしました。
外で仕事することもあるので通信容量無制限の5Gギガホプレミアは魅力的だったのですが、ドコモのサポートセンターに詳しく聞いた結果とても不安を感じたのです。
データ量を気にせず利用されたい方の中で、通信制限がもしかかっても差し支えなくご利用いただける方向けとなります。
データ量を気にせず利用したいが通信制限がかかっても差し支えない人?
通信制限がかかったら差し支えるから、データ量が気になるのでは・・・
ビジネス利用の中でも、通信が不十分になると困る方と困らない方どちらもいらっしゃると思います。
通信が不十分でも困らない利用?
「不十分」だったら困ってるのでは・・・
いや仮に通信制限がかかっても差し支えなかったり、通信が不十分でも困らない人がいたとして…
その人はギガホプレミアじゃなくていいねぇ。
もちろん僕は通信制限がかかると差し支えるし、通信が不十分だと困るからこそギガホプレミアを検討していました。
しかし結果、ドコモからギガホプレミアに関して、
お客様のご要望に添うサービスではない
と、ハッキリ言われてしまいました。
なので今ahamoです。
そんなわけで、僕が5Gギガホプレミアを諦めてahamoを選択するまでの、ドコモとのやりとりの一部始終をご覧ください。
2年毎に機種変更しないと損!スマホおかえしプログラムといつでもカエドキプログラムの違い
さて、僕はかれこれ長くdocomoを使っています。
妻と子供たち含めて家族4人がドコモユーザーで、自宅のネット回線としてドコモ光も引いてるので毎月そこそこ払ってます。
今回、それまで使用していたiPhone11 Pro Maxが購入から2年経ったので、そろそろ新しいiPhoneに機種変更する必要が出てきました。
この機種変更が今回のプラン変更を検討したキッカケです。
あ、本題から少しそれちゃうのですけど、
2年で機種変更する「必要」ってなに?
って思った方向けに少し説明させてください。
もちろん最近のスマホは2年前の機種でも十分に使えることは知っています。
特にiPhoneなら3年、4年前の機種でもほとんどの人がストレスなく使えると思います。
また僕は最新スマホを使ってることがステータスになるほど若くもないので、見栄で機種変更するわけでもありません。
では、なぜ2年毎に機種変更を強いられているのか?
実はドコモで普通にスマホを購入した場合って、
2年毎に機種変更しないと損するのです。
ドコモでスマホ買ってるのにそういう自覚のない人は気を付けてくださいね。
ドコモでスマホを分割支払いで購入した場合は下記のいずれかのプログラムにほぼ確実に入っています。
スマホおかえしプログラム
いつでもカエドキプログラム
いずれもスマホ購入を3年分割でした場合に、2年間で機種変更してスマホを返却したら残りの1年分は支払いを免除されるしくみです。
ちなみに、この2つのプログラムの違いはあまり気にしなくて良いです。
精確には違うのですが「いつでもカエドキプログラム」は「スマホおかえしプログラム」の新しいバージョンと思っとくだけで良いです。
選択肢はなく、最新機種を購入する場合は必ず「いつでもカエドキプログラム」になります。
このプログラム、要は2年で機種変更したら、だいたい2/3の価格でスマホを購入したことになるのです。
「それなら2年で機種変更しないと「損する」ではなく、2年で機種変更すると「得する」と言った方が良いのではないか?」
というツッコミもあると思いますので解説します。
そもそもドコモのスマホはこの2年以降は支払いしない前提みたいな売り方になってます。
たとえばオンラインで購入する時は「いつでもカエドキプログラム」が初期選択されていますし、ドコモショップで買うときもこの購入方法を薦められると思います。
しかもこんな風に、
23ヶ月目で返却したら118,800円も支払い不要
とか、言われたらすごい得しそうな気分になりますよね。
また店舗によっては、
実質○○○円!
※23ヶ月目で返却した場合
みたいな売り方してる場合もありますからね。
こういう時の米印はお米の粒くらい小さいですよ。
また返却しなくても得はしないが損もしないならよいのですけど、そうでもないです。
そもそもドコモショップのスマホ本体の販売価格は基本的に割高です。
こちら、ドコモでiPhone 13 Pro Max(1TB)を購入する場合の価格です。
ドコモ価格:243,144円
結構スペックの良いPCが買えます。
対して全く同じiPhone 13 Pro Max(1TB)をAppleで購入すると下記の価格です。
Apple価格:194,800円
ドコモでiPhoneを買うと5万円くらい高いのです。
つまり、2年で返却しないならドコモで買う意味はないです。
ドコモで買った時点で2年で返さないと損なのです。
なお、この話を聞いて、
「5万円高くても2年で返却したら10万以上安いならドコモお得じゃん!」
って思った方も気をつけてください。
返却したスマホは手元に残らないですからね。
Appleは返却しないでその価格ですよ。
何を言ってるか分からない人はジャイアンに騙されないように気を付けてください。
まぁ、僕はそれを踏まえてもドコモのカエドキプログラムで買ってるのですが、その話しはまた今度させてください。
とにかくそんなわけで僕は機種変更をすることにしました。
と、機種変更したiPhone 13 Pro Max(1TB)が、5Gに対応していたのでプラン変更も併せてする必要がでてきたのでした。
docomoのプランなら20ギガのahamo(アハモ)?制限なしのギガホプレミア?どっちがオススメ?
さて、現在ドコモでプラン変更するなら2択です。
- 価格が安いahamo
- ギガが無制限※のギガホプレミア
※無制限の条件はのちほどたっぷりと話します。
ギガホプレミアにはこれに加えてややこしい割引がありますが、大まかなプランとしてはこの2択だけと思っていいでしょう。
ちなみにahamoは安いらしいが、
なにか裏があるかもしれない?
って思ってる方向けに言っておくと、ギガが20GBで足りる方にはahamoのデメリットなんてないです。
よく言われるのが、ドコモと比べて
ahamoはネットが遅いらしい
ってやつですけど。
これは嘘です。
ドコモ回線を使ってるMVNO、いわゆる「格安スマホ」のイメージを引きずってるのだと思いますが、ahamoはドコモと全く同じ回線です。
格安スマホとは別のモノだと考えていいです。
ちなみに、それでも念のためドコモに電話して聞きましたけど、そこで言われたahamoのデメリットは下記の2つ。
- 店舗や電話でサポートできない
- docomo.ne.jpのメールアドレスを使えない※
※使うのに月額料金がかかる
たしかに1は不安な方も多いと思います。
僕も多少抵抗がありました。
と、いうのもドコモの手続きをネットからするのは気をつけないと危険です。
うっかり大事な注意書きを読み飛ばしたりすると、すごい損することがあります。
携帯キャリアのくせして、ドコモのオンライン手続きは大企業サービス特有のイケてなさがあります。
(新興のスタートアップ企業とかがやるサービスならもっとシンプルでイケてるユーザーインターフェイスを用意します)
オンライン手続きにおいて、ドコモがよく言う「簡単」とか「サクッと」とかは完全に嘘です。
ドフトエフスキーの小説並みの文字量を読むことを強いられ、500人乗りのボーイング777を飛ばす時くらいの確認チェックボックスを押しまくって初めて手続きができると考えてください。
なお、ちゃんと読んで進めていても手続きがすすまないなんてことも何度も体験しています。
結果、最後の最後でネットからでは対応できないと分かることもあります。
時間をかけて確認して、面倒な項目を何度も入力して、最後の最後で電話か店舗でしか対応できないとか言われたときの腹立たしさは、昔の折りたたみ携帯なら我を忘れてパキッと折ってしまう可能性のあるレベルですよ。
ただ、プラン変更ってそんなに頻繁にやることじゃないですし、ahamoはシンプルなプランなので、一度契約さえしてしまえばそんなにサポートのお世話になることはありません。
それにサポートがされないわけではありません。
電話サポートも店舗対応も行っていないahamoはどのようにサポートするかというと、
チャットです。
容量たっぷり20GB、国内通話5分無料も付いて、2,970円(税込)
今どこの企業でもチャットサポートって最近増えてきていて、これはこれで使えないことはないです。
最初慣れないかもですが試してみると悪くないです。
また、電話とかと比較すると待たされる量も少ないので、そういう点ではメリットもありますね。
では、2つ目の@docomo.ne.jpのメールアドレスが使えないと言うのはどうでしょうか?
正確に言うとdocomoのメールアドレスは持ち運びができます。
ahamoはもちろん、auやsoftbankでもdocomoのメールアドレスは使えます。
ただし月額330円かかります。
「330円なら…」と思う方もいるかも知れませんが、僕の個人的な意見としては、
docomoのメールアドレスなんて1秒でも早く手放すべきです。
少し手間がかかっても頑張って手放すべきです。
迷惑メールの多さや使い勝手の悪さもそうですが、「使っているメールアドレスはdocomoです」なんて「詐欺にかけてください」と言っているようなものです。
ドコモのメールアドレスを使っているだけでITリテラシーがないことの証明であり、ネット詐欺師からしたら格好のターゲット、鴨がネギ背負って鍋のお風呂に入ってるようなもんです。
なのでahamoに切り替えることでメールアドレスが使えなくなることを気にしている方は、むしろ良いキッカケだと思ってdocomoメールから卒業しましょう。
切り替え先は簡単に無料で使えるgoogleのgmailでいいです。
そしてdocomoからは言われませんでしたが、実はahamoのデメリットはもうひとつあります。
スマホ購入時の選べる機種が少ないことです。
ahamoだとドコモオンラインショップが使えないのです。
ahamoで選べるスマホはなんとたったの3機種です。
更に最新機種は選べません。iPhoneの場合は2世代前までになります。
しかも最大容量は選べないという意地悪付きです。
ただ、これは大したデメリットではありません。
正直ドコモがなぜこんなことをしてるのか分からないレベルで意味のない制限です。
なぜなら、ahamoに切り替える前に購入したら良いからです。
前述の通りドコモのオンラインショップは割高なので2年で機種変更しないと損しますが、ahamoに切り替えても「おかえしプログラム」や「カエドキプログラム」のサービスは維持されます。
もちろんケータイ補償などのサービスもそのままです。
と、言うわけでahamoには特に大きなデメリットがないということが分かったところで、あとはギガホプレミアと比較して価格的にどれくらい違うのかみていきます。
【価格比較】ahamoとギガホプレミアは実際いくらなのか?検証する
ahamoといえば税込3000円未満という価格設定が話題ですよね。
容量たっぷり20GB、国内通話5分無料も付いて、2,970円(税込)
その安さで、必要十分の容量と無料通話も備えています。
データ容量: 20GB
国内通話: 通話開始から5分間無料
ただ、僕が使うならかけ放題オプションは保険でかけておきます。
月1000円でいくら話しても無料になるのはやはり安心感がありますからね。
あと、最新スマホで使う前提の場合、ケータイ補償サービスは必須と言えます。
ドコモのケータイ補償は素敵で、盗難や紛失をは含めたトラブルが起こった場合に、簡単な手続きをすると次の日には新しい端末が自宅に届きます。
今回はドコモオンラインショップでiPhone13 Pro Maxに機種変した後にahamoに切り替えているのでこちらは最大価格の1100円がかかります。
(端末によって月額料金が変わります)
にしても、とてもシンプルな価格設定ですね。
ahamoの場合
通話5分まで無料: 2980円
無料通話+補償付: 5180円
(2980円+1100円+1100円)
では、逆にギガホプレミアはどうでしょうか?
ちなみに、ギガホプレミアには、
60GBまで使えるギガホプレミア
と
無制限で使える5Gギガホプレミア
があります。
これは、使っている端末が5G対応なのかどうかで決まるので、今回は5Gギガホプレミアを前提にします。
ちなみにギガホプレミアと5Gギガホプレミアは月額100円しか変わらないので、確実に5Gギガホプレミアのほうがお得です。
この100円の違いは本当に意味わかりません。
同じプランにして「5G端末なら使い放題」とか謳っておけば分かりやすいのに、あえてプランを分けて価格も微妙に変えてくるところがドコモらしいところ。
なるべくプランを増やして顧客を混乱させようとしてるようにすら見えます。
ただ、これは混乱させてドコモにメリットあるとも思えないので、多分ドコモ社内でこんなのとがあったと想像してます。
-----
【5Gギガホプレミアの役員向けプレゼン会議】
現場マネージャ「と、言うわけで、5Gの普及のために5G端末の場合はギガホプレミアのギガを無制限にしようと思います」
偉い人「60GBと無制限で価格一緒っておかしくない?5G端末持っていないギガホユーザーが損した気分になるでしょ」
現場マネージャ「(だから5Gの普及のためって言ってるだろ。でも面倒だからいうこと聞いとくか)
分かりました。価格差をつけてリリースします」
偉い人「はいはい、ちゃんとしてよ。」
現場マネージャ「じゃ、偉い人の言うこと聞いてプランを分けて100円だけ差をつけとくかな」
-----
きっとこんなことでしょう。(あくまで想像です)
さて、話がそれましたが、では5Gギガホプレミアの価格を見ていきます。
5Gギガホプレミアの基本料金は7315円です。
税抜き価格や割引後の価格が目立って見える騙す気満々な価格表示ですが、7315円以上はかかると思って間違いありません。
フルで割引をしてもらうのはそこそこハードル高いです。
自宅でドコモ光を使いつつ、3回線以上ドコモを使う必要がありますからね。
また「ギガを使わない月は…」なんて割引もありますが、ギガを使うからギガホプレミアにしているのであって、使わないならahamoにしますので、この割引は無視します。
ギガホプレミアにはahamoには標準でついている5分間の通話無料はありません。
最初の5分の通話無料にするためには追加料金がかかります。
当然のようにかけ放題オプションもahamoの1100円よりもかなり高くなります。
そして、もちろんケータイ補償も別にかかります。
ここはahamoと同額で、iPhone13 Pro Maxだと1100円かかります。
では、いったん割引なしでahamo価格と比較してみましょう。
ahamoの場合
通話5分まで無料: 2980円
無料通話+補償付: 5180円
5Gギガホプレミアの場合
通話5分まで無料:8085円
(7315円+770円)
無料通話+補償付: 10285円
(7315円+1870円+1100円)
僕は無料通話+補償付で契約したいので、割引がなければ10285円になりますね。
令和の価格設定とは思えない高さです。
菅前総理も怒ってますよ。
ただ僕の場合なのですが、家族4人がドコモ利用で、ドコモ光も引いていて、さらにdカードもきっちり使用している結構なドコモ依存ユーザーだったりしてます。
なので実は割引をフルで受けることができるのです。
全ての料金プランと割引を整理してみてみましょう。
容量たっぷり20GB、国内通話5分無料も付いて、2,970円(税込)
全ての割引は合わせると-2387円なので、無料通話とケータイ補償をつけた場合の割引後の価格は7,898円となります。
つまり無料通話とケータイ補償をつけた場合のahamoとの差分は2,718円となります。
これくらい価格差だと5Gギガホプレミアの方がコスパ良い可能性がでてきます。
僕はスマホとは別にWiMAXを併用しているので、WiMAXを解約してギガホプレミアに一本化するという選択肢がでてくるのです。
WiMAXは4000円弱くらいするので、2718円の差なら十分にペイしますからね。
WiMAXは外で仕事する際の必須アイテムです。
5G、4G回線と比べると使えるエリアがかなり限定されますが、通信容量に制限がなく自宅のWifi環境に近い感じで使えるのです。
オンライン会議とかって1時間で数ギガバイトを普通に使ってしまうので、20GBとかのプランでテザリングしてしまうと1日で制限がかかってしまいますからね。
この5Gギガホプレミアが本当に無制限で仕事にも使えるのであれば、WiMAXを解約してそれに一本化してしまえば、価格的にもエリア的にもベストプラクティスであることは間違いありません。
ただ、この手の「無制限」は実は怪しいというのが、僕の認識です。
実は以前にauの無制限プランについて調査した時には、かなり不信感を抱くことになりました。
では、ドコモの5Gギガホプレミアは、
本能に無制限なのでしょうか?
と、いうわけでドコモに直接確認することにしました。
テザリングでオンライン会議、ゲームができる?ギガホプレミアならネットの固定回線は不要?
さて、まずはドコモが提案する5Gギガホプレミアの活用例を見てみましょう。
急なオンライン授業でデータ容量が心配・・・
早速のツッコミで申し訳ないんですけど、
急なオンライン授業なんてあるか?
急なオンライン会議とかならわかるけど、授業は計画的にやってほしいですよ。
それはともかく画像をみると自宅でテザリングしてオンライン授業を受けているように見えます。
これは自宅に光回線とか引かなくてもテザリングだけで良いという表現に見えますね。
では、次の活用例です。
おうち時間をゲームで楽しみたい!
これは凄い。
これは完全に「おうち」であると明言しているうえで、それでもテザリングの利用をおすすめしてます。
先ほどの「急なオンライン授業」とやらは、「急」とあるわけで、つまり普段は光などの固定回線を使いつつ、それができないときの応急的な利用として5Gギガホプレミアを提案していると読むこともできます。
しかし、こちらは違います。
大きなテレビ、最新ゲーム機の揃う環境で、それでも5Gギガホプレミアのテザリングを提案しています。
固定ネット回線は不要!
と言わんばかりです。
オンライン会議、オンライン授業も映像を送受信するため通信容量を大量に使いますが、オンラインゲームもそれに匹敵するくらい大量の通信容量を消費します。
また、オンラインゲームの場合は通信速度が遅いと発生する「遅延」がその性質上致命的であるため、相応の通信速度も求められます。
通信速度が遅いと圧倒的に不利にもなりますし、下手すると一緒にプレイする人たちに迷惑をかけることもあります。
つまり「自宅でのゲーム利用」に5Gギガホプレミアをすすめているということは、
定常的な大量のデータ通信を高速で行える
ことを保証しているともとれます。
これは、本当なのでしょうか?
というわけで、この活用例が並んでいるページを丁寧に読んでいると、すごく小さくこんな文言を見つけました。
ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合があります。
活用例はいくつも画像付きでデカデカと並べるのに、この手の米印はあくまで米粒サイズです。
無制限と言いながらも、
通信制限がかかる場合がある
と、いうとても大事な話なのに、こっそり書きすぎです。
しかも、必要な情報がなにもありません。
- どれくらい使ったら制限がかかるのか?
- どんな制限がかかるのか?
が、全く未定義です。
これ、つまりドコモの気持ち次第でどうとでもなります。
もしドコモがカイジの利根川だったらこういうことになります。
容量たっぷり20GB、国内通話5分無料も付いて、2,970円(税込)
熱心にゲームする人にとって、突然通信制限がかかることは致命的です。
たかがゲームと侮るなかれ、戦国時代の武将と同じような責任を伴うのが今のオンラインゲームです。
決められた時間に戦争に参加できなかったりすれば、外様扱いされることはもちろん、下手したら裏切り者としてそれまで仲間だった軍勢に攻め落とされます。
また僕のようにビジネスで使う人にもこれは致命的です。
このテレワーク社会において「通信環境が悪くて…」は何の言い訳にもなりません。
朝の会議に遅刻してきて「寝つきが悪くて…」って言ってるのと同じです。
通信環境を整えるのは、体調管理を整えるのと同じで、それこそその人の責任です。
「制限がかけられる場合」なんてあっては困るのです。
そんなわけで、ドコモに問い合わせてみることにしました。
何ギガで上限なの?どれくらい速度制限がくるの?ドコモにきいた結果
そんなわけで、ドコモの「チャットサポート」を使ってみることにしましょう。
こんな感じで、電話するよりも気軽にお問い合わせすることができます。
待ち時間もほとんどありません。
オペレーターさんに繋がったら、聞きたいことを具体的に伝えます。
最初の質問から3分で回答が返ってきました・・・が。
「具体的な条件についてはご案内いたしかねます」
聞きたいことの回答にはなってません。
しかし僕はギガホプレミアができれば使いたいのです。
少しでも安心感を得られる回答を引き出したいと思います。
やっぱり教えてくれません。
ただ謝られるだけで、AIと喋ってるみたいになってきました。
こうなったらこちらから具体的に聞いていきます。
畳み掛けるように具体的な質問をしかけてしまいました。
すると、とうとうこう言われます。
残念ながら、お客様のご要望に添うサービスではございません。
なんか腹がたってきました。
これ要は「お宅さんみたいのはね、お客さんじゃないんですよ」ってやつです。
そもそもこの5Gギガホプレミアは、大容量、無制限を求めてる人のプランであって、「どうしたら制限がかけられるのか?」は、一番の関心事のはずです。
さらにサイト上では「大容量」「無制限」を謳っていて、おまけに「おうちでテザリングでゲームできる!」と固定回線不要くらいのことを堂々と言っておきながら、質問されたら「いつ制限かけるかは教えないし、それを知りたい人が使うサービスではない」って返してくるという。
なので、はっきりと聞くことにしました。
「じゃ、誰が対象のプランなんだよ」と。
データ量を気にせず利用されたい方の中で、通信制限がもしかかっても差し支えなくご利用いただける方向けとなります。
・・・?
データ量を気にせず利用したいのは、通信制限がかかったら差し支えるからでは?
通信制限がかかっても差し支えない人は、データ量は無制限じゃなくても気にせず利用するんじゃないですかね。
何を言ってるのかわからなくなってきました。
もしあるとしたら、通信制限というのが「通常利用には差し支えない程度の速度制限」であるという可能性でしょうか。
なのでそれを聞いてみます。
ビジネスや株取引など通信が不十分になると困る方には、おすすめしづらいものとなります
やっぱり制限がかかると「通信が不十分になる」のですね。
まぁそうですよね。
え、ていうかビジネス向きには使えないの!?
これにはちょっと驚きでした。
なるほど、だから活用例が「オンライン会議」ではなく「オンライン授業」だったのでしょうか。それなら合点がいきます。
こう言われてしまったら僕はたしかにターゲットユーザーじゃありません。
だって、僕はゴリゴリにビジネス用途を想定していたわけで。
ということで、それで納得することにしました。
と、思ったらそれは回答としてまずいと思ったのか、訂正されました。
ビジネス利用でおすすめしないという意味ではない。
ビジネス利用の中でも、通信が不十分になると「困る方」と「困らない方」どちらもいる。
また謎のユーザー層が出てきました。
本当にいるんですかそんな人。
これ、ちゃんとドコモの偉い人にこの内容でプレゼンしたんですかね?
「この新プラン『5Gギガホプレミア』は、データ量を気にせず利用されたい方の中で、通信制限がかかっても差し支えなくご利用いただける方をターゲットユーザーとし、通信が不十分でも困らないビジネス利用を想定しています!」
偉い人も何言ってるのか分からなくてパニックになりますよ。
まぁ、いずれにしても僕がターゲットユーザーじゃないことは分かりました。
僕は、データ量を気にせず利用したいし、通信制限がかかると差し付かえるし、通信が不十分だと困るビジネス用途を想定していました。
なので5Gギガホプレミアは諦めて、僕はahamo + WiMAXを使うことにします。
あ、あとオマケなんですが、しれっともうひとつ気になることを言ってたんですよね。
動画をたくさん見るがリアルタイムで見られなくても問題ない方
これもよくわからないので、ついでに聞いてみました。
いつでも動画みたいから5Gギガホプレミアを検討してるんだゾ!
動画を事前ダウンロードしておいて視聴するような人は、5Gギガホプレミアじゃなくていいんです。
と、いうわけで…
まとめると下記に該当する方には「5Gギガホプレミア」がオススメです!
- データ量を気にせず利用したいが、通信制限がかかっても差し支えない
- 通信が不十分でも困らないビジネス利用である
- 動画は事前ダウンロードして、視聴するときには通信速度は求めない
該当しない人は黙ってahamoにしましょう。