どうも、映画ドラえもんが大好きな僕です。
子供の頃に死ぬほど見たので、昭和のドラえもん映画ならセリフをほぼ暗記しているレベルです。
ご存知のことと思いますが、ドラえもんの映画には藤子・F・不二雄先生が書き下ろしている「大長編」と呼ばれる原作があります。
※のび太のパラレル西遊記は藤子先生が体調不良だったため原作がありません。
この大長編ドラえもんは、「のび太の恐竜」から「のび太のワンニャン時空伝」までの全24巻あります。
- のび太の恐竜
- のび太の宇宙開拓史
- のび太の大魔境
- のび太の海底鬼岩城
- のび太の魔界大冒険
- のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)
- のび太と鉄人兵団
- のび太と竜の騎士
- のび太の日本誕生
- のび太とアニマル惑星(プラネット)
- のび太のドラビアンナイト
- のび太と雲の王国
- のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)
- のび太と夢幻三剣士
- のび太の創世日記
- のび太と銀河超特急(エクスプレス)
- のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記
- のび太の南海大冒険
- のび太の宇宙漂流記
- のび太の太陽王伝説
- のび太と翼の勇者たち
- のび太とロボット王国(キングダム)
- のび太とふしぎ風使い
- のび太のワンニャン時空伝
1996年「のび太のねじ巻き都市冒険記」の連載途中で藤子先生が亡くなった後も、2004年までは藤子・F・不二雄プロ名義で映画に先行する形で大長編が続きました。
藤子先生の「最後のチーフアシスタント」であった、むぎわらしんたろう先生が執筆されてます。
そして今、なんとkindleで!
大長編ドラえもんが全24巻がすべて実質半額なのです。
期間限定の全巻半額!
正確に言うとAmazonポイントでの還元ですが、
Amazonポイントは現金です。現金です。
そして僕は、全巻当たり前のように購入しました。
ちなみに一冊すでに持っていたので残り23冊で11,385円でした。
うーん、獲得ポイント5507ポイント、これは素晴らしい。
なお、これはただの自慢ですが、
私のAmazonポイント残高は15万です。
しかし、やっぱり全巻購入となると結構な価格ですね。
50%還元されるとはいえ、漫画を1万円分まとめて買うわけです。
僕みたいな懐古主義のドラえもん好きおじさんはうっかり買っちゃいますが、普通の大人の感覚としては躊躇して然るべき価格です。
そこで、この記事を読んでくださってる方向けに「とりあえずこれは読んどけ!」というオススメの5冊をランキング形式でご紹介することにします。
5冊だけでいいので是非読んでみてください。
オススメ!大長編ドラえもんランキング!1番面白い最高傑作はちょっと怖いこれ!
さて、とは言ったものの凄い悩みました。
ドラえもんが本当に好きなだけに、「下手なランキングは作れないぞ」という勝手な責任感を持って悩みに悩んで順序をつけました。
ちなみに、これは映画ドラえもんではなく、あくまで大長編ドラえもんのランキングです。
映画ドラえもんだとまた違うランキングになります。
昭和のドラえもん映画は原作(大長編)に忠実で、平成のリメイクドラえもん映画みたいに敵のロボットの頭脳がヒヨコになったり、みんなのトラウマ悪魔が実はヒロインキャラの母親だったみたいな頭のおかしい原作レ○プはありませんが、それでもBGMや演出によって印象が大分変わるんですよね。
あと簡単な紹介はしますが、まだ読んでない人もいる前提なのでネタバレはしません!
ついつい長々書きたくなるのをグッと堪えて、なるべく端的に紹介するので、ぜひ読んでみて下さい。
では、どうぞ!
第5位
ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)
訂正:なぜかこれだけポイント還元率が10%でした…
こちらは2022年現在リメイクされた映画が公開中のやつです。
スネ夫が珍しくカッコいい話で、スネ夫としずちゃんのペアという珍しいチーム分けが見られます。
ラストが唐突に見えますが、今回読み直していたら実はちゃんと伏線が張られていることに今さら気が付きました。
第4位
ドラえもん のび太の雲の王国
今回のランキングの中では比較的後期の作品です。
現代の核抑止力、相互確証破壊によって成り立つ平和がいかに脆く、危険なものであるかをドラえもんが子供にも分かりやすく教えてくれます。
のび太がドラえもんを連れて王国にたどり着くシーンはとても印象的です。
通常のコミックスに登場するキャラクターが重要キャラとしてゲスト出演するのもこの作品だけですね。
第3位
ドラえもん のび太の大魔境
宇宙小戦争の主人公がスネ夫なら、この大魔鏡はジャイアンが主人公です。
実は珍しいゲストキャラクターと5人がほぼずっと一緒に冒険をする作品で、5人の友情とジャイアンの男気がとにかくカッコよく描かれています。
クライマックスの2ページに渡ってのセリフがないシーンは必見ですね。
第2位
ドラえもん のび太の鉄人兵団
とにかくゲストキャラクターが魅力的。
同時にしずちゃんがとても重要な役割を持っていて、しずちゃんと接することで変化していくゲストキャラの心理描写は子供向けの作品とは思えません。
後半、ゲストキャラが「のび太くん!」と笑顔で振り返ったところから「いくじなし!」と言い放つまでの感情は子供の頃には全く分かりませんでした。
大長編は映画と比較してあっさりとした終わり方をする作品が多い中で、エピローグがしっかりしているのもこの作品の特徴で、いわゆる読後感が最高です。
第1位
ドラえもん のび太の海底鬼岩城
大長編ドラえもんでは、世界が危機的な状況になる話も少なくないですが、この話を超える危機的な状況は他にありません。
敵キャラクターも本格的に不気味で、ちょっと怖い展開がずっと続く作品です。
クライマックスからラストまでの少年漫画の王道みたいな展開は、今読みなおしても理屈抜きで僕の心にズバッと刺さりました。
関係ないですが僕は1983年生まれなので、この作品と同い年です。
はい、以上です。
悩みに悩んだ割には、古い作品が中心になると言う完全な懐古主義でしたね。
やっぱり、みんな全巻買えば良いと思います↓