どうも、ジャパネット価格調査が趣味の僕です。
ジャパネットの記事に多くの好意的なコメントを頂いておりまして、初めに御礼申し上げます。(喜
あくまで趣味なので、アフィリエイト狙いのただ褒めて売ろうとする記事にはせず、良いことも悪いことも正直に書いてまとめているのが評価いただけていると思っております。
しかし趣味とはいえ、こういうお声をいただくとやはりモチベーションが上がります。
皆様の温かいコメント本当にありがとうございます。
さて、この「日立ラクかるパワーブーストサイクロン」の記事も未だに多くのアクセスを頂いておりますが、気がつくと記事が古くなっておりました。
最新モデル PV-BHL3000J が登場していたのです。
前回のモデルは、PV-BHL2000J なので1000?増えてます。
(現在ジャパネット得意の下取りセール(毎年やってる)の目玉商品になってますね)
せっかくこんな辺境のブログに来ていただいているのに古い記事を読んで頂くのも申し訳ない、早く最新モデル(PV-BHL3000J)について記事を更新せねばも色々調べていたところ…
日立の酷い所業に気がついてしまいました。
そんな話も含みつつ、この記事では、
- ジャパネットオリジナルモデルの旧型(PV-BHL2000J)と比較して性能はどうか?安いのか?
- 市販の他モデルと比較して性能はどうか?安いのか?
この辺りを念入りにチェックして、結局お得なのか?買いなのか?見ていきたいと思います。
【口コミ】日立スティッククリーナーラクかるパワーブーストサイクロンの性能は?評判は?旧モデルとの違いは?
あらためまして、今回の商品を見ていきましょう。
日立スティッククリーナー
ラクかるパワーブーストサイクロン
<PV-BHL3000J>
まず、ウリは軽さですね。
しかも去年発売の旧モデルであるPV-BHL2000Jよりも更に軽くなったとのこと。
たしかに、旧モデル(PV-BHL2000J)は1.4kg。
100g軽くなってます。
たった100gと侮るなかれ。
1400gの100gなので約7%ほど軽くなったというわけで、つまり体重80kgの僕からしたら5kgのダイエットに相当します。
5kg痩せようと思ったら大変ですよ(それはそう
つづいてのウリがこれ。
ハンディタイプとスティックタイプの1台2役!
まぁスティックタイプの掃除機は基本的にハンディタイプにもなります。
この日立ラクかるパワーブーストサイクロンのウリとしては弱いですね。
ちなみに、ハンディ部は旧モデル(PV-BHL2000J)の頃から800gなので、つまり今回軽くなったのはスティック部かヘッド部ですね。
そして一番重要なウリがこちら。
圧倒的に強い吸引力!
だそうです。
強力吸引を生み出す日立ハイパワーモーターを搭載!
さらに最上位クラスの自走式「パワフルスマートヘッド」で、軽い力でスーッと前に進み、微細なゴミまでしっかりと吸い込むので、隅々まできれいに。カーペットや畳の目地に入り込んだゴミもしっかり吸引します。
ジャパネットは、従来のキャニスター型の掃除機と比較しても(吸引力が)強力であると謳っていますね。
通常、従来のキャニスター型はコンセントに接続して使います。
そのため、モーターが電力を気にせずに使えるので吸引力が強力になります。
対して、ラクかるパワーブーストサイクロンのようなスティック型の掃除機はバッテリーで動くため。電力消費を抑える必要があります。
つまり、キャニスター型と比べてスティック型は単純な吸引力としては不利になります。
やはりイメージとして「スティック型は吸引力が弱いのでは?」と思っている人も多いとは思います。
だからジャパネットはそのイメージを払拭するために下記のような実験をしていました。
まず、従来のキャニスター型の掃除機で掃除します。
つづいて、こちらが最新のラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL3000J)。
まずは、ダストケースが空のことを確認します。
手品で「何も持ってませんね!」って手のひらを見せるような感じ。
そしてキャニスター型でキレイにしたはずのところももう一度掃除します。
すると、キャニスター型では取れなかった細かいゴミがこんなに取れています。
なるほど手品のようじゃないですか。
たしかに、これならキャニスター型の掃除機よりも強力そうに見えますね。
ちなみに比較されているキャニスター型の掃除機はは10年以上前のモデルです。
もう既にネットでは販売している店舗はありません。
最新モデルと比較しないと「古いモデルと比較してより効果的に見せる」というジャパネットマジックに感じちゃうかもしれないですけど、まぁ買い替えの需要と考えたらこれくらいのモデルと比較するのが妥当かもしれないので良しとします。
ちなみにモーターはこちら。
ハイパワー3Dファンモーター
これは、旧モデル(PV-BHL2000J)と同じものですね。
特にモーターは進化していないようです。
しかし、ヘッドが違います。
名前は「パワフルスマートヘッド」ではありますが、旧モデル(PV-BHL2000J)と比較して最新モデル(PV-BHL3000J)でパワーアップしてそうです。
あのダイソンもそうですがスティッククリーナーは吸引力がどうしてもキャニスター型と比べて落ちてしまうので、ヘッドの性能は非常に重要になります。
ゴミ、ホコリをとるという意味では下手するとモーターよりも重要です。
こちら最新モデル(PV-BHL3000J)のパワフルスマートヘッド。
こちら旧モデル(PV-BHL2000J)のパワフルスートヘッド。
見た目から全く違いますが、性能的にはなにが違うのでしょうか?
まずは、このごみくっきりライト。
これが目立つので見た目が大きく違って見えるんですね。
もっとも明るく感じる波長に近い
緑色LEDライトで、見えにくいごみも浮かび上がらせます。
掃除機ヘッドにライトつけるといえば、ジャパネットオリジナルモデルにありがちなオリジナル要素ですが、これは市販モデルも同等の機能がついています。
それとこのからまんブラシ。
髪の毛などが、からまりにくい
従来のヘッドよりも絡みづらくなっているそうです。
地味なようですが、掃除機においてこのヘッドに毛が絡まらないのはすごい重要な要素で、各社絡まりづらさはにはかなり気を使っています。
ここでもジャパネットの実験があります。
あえて絡まりやすそうな感じで糸を置いて。
吸います。
絡まってなーい!
この実験をみていたら、横滑りさせてしまっても怪我しないカミソリ「シックプロテクター」のCMを思い出しました。
「キレテナイ!」
さて、ウリはこんなところでしょう。
つづいて、市販モデルとの比較を見ていきましょう。
市販品パワーブーストサイクロン、ラクかるスティック、パワかるスティックの違いを比較レビュー
さて、このジャパネットオリジナルのラクかるパワーブーストサイクロンは、ジャパネットでしか販売されていません。
ジャパネットオリジナルモデルですからね。
なので、市販品との単純な価格比較はできません。
では、市販されている日立のコードレススティッククリーナーを見ていきましょう。
まずはこちら。
パワーブーストサイクロンです。
PV-BH900J
標準質量 | 軽量1.7kg |
---|
日立のコードレススティッククリーナーの一応最高峰ですが、やや重いです。
ジャパネットのラクかるパワーブーストサイクロンと比較して400g重いですね。
重さの理由は主にモーターで、「ジェット3Dファンモーター」という日立コードレススティッククリーナーとしては最強のモーターを搭載しています。
そのためネット最安値も44,744円と高いです。
ダイソンだと2世代前のモデルであるV10と同じくらいですね。
つづいてこちら。
ラクかるスティックです。
PV-BL3J/PV-BL1J
標準質量 | 軽量1.1kg |
---|
日立のコードレススティッククリーナーの現行品で最も軽いモデルです。
ジャパネットのラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL3000J)と比較しても200g軽いです。
ラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL3000J)との違いはヘッドですね。
こちらのヘッドは「パワフルスマートヘッド light」です。
このlightは「軽い」という意味のlightですね。
しかし「ゴミくっきりライト」も「からまんブラシ」も搭載されており機能の違いはありません。
ただ小さいだけです。
大きさの違いはごみくっきりライトの画像がわかりやすいですね。
こちら「パワフルスマートヘッド 」
で、こちらが「パワフルスマートヘッド light」
ledの数の違いが分かるでしょうか?
つまり、このラクかるスティック(PV-BL3J)はジャパネットのラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL3000J)よりヘッドが小さいけど、200g軽いモデルと覚えてください。
ちなみにラクかるスティック(PV-BL3J)の廉価版であるラクかるスティック(PV-BL1J)は「自走コンパクトヘッド」を搭載していて、このごみくっきりライトがありません。
さてネット最安値はなんと47,800円!
なんと最高峰のはずのパワーブーストサイクロン(PV-BH900J)より高いじゃないですか。
これは家電にありがちな現象ですが、最新モデルはどうしても高いということがあります。
パワーブーストサイクロンは発売から多少時間が立っていますが、このラクかるスティック(PV-BL3J)は最新モデルが発売されたばかりなのです。
さて、そろそろ価格比較をしていきましょう、と言いたいところですが・・・
実は日立のコードレススティッククリーナーに、もう1モデル増えていました。
それがコチラ。
パワかるスティックです。
PV-BL50J/PV-BL30J
標準質量 | 軽量1.4kg |
---|
正直、この商品には驚きました。
これまでの日立のコードレススティッククリーナーのコンセプトは下記のとおりだったのです。
- 吸引力にこだわったパワーブーストサイクロン
- 軽さにこだわったラクかるスティック
そこに、ジャパネットが下記のコンセプトで「ラクかるパワーブーストサイクロン」を投入したのです。
この画像はジャパネット旧モデルのものです。
いいとこ取りしたジャパネットオリジナルモデル
つまり、吸引力と軽さの両方にこだわったのがジャパネットの「ラクかるパワーブーストサイクロン」だったということです。
このパワかるスティックは、そのジャパネットのコンセプトそのままです。
これはひどい話じゃないですか。
日立はジャパネットのコンセプトが売れたからって、自社製品としてそのコンセプトそのままの商品を投入してきたのです。
しかもジャパネットのラクかるパワーブーストサイクロンは、ヘッドが「パワーブーストサイクロン」なだけで、モーターは「ラクかるスティック」のままなのに、ラクかるスティックよりも300g重いわけですが・・・
このパワかるスティックは、ヘッドも「パワーブーストサイクロン」で、モーターも「パワーブーストサイクロン」で、パワーブーストサイクロンよりも300g軽いのです。
こんなのコレが最強に決まってるじゃないですか。
ジャパネットのコンセプトを日立がガッツリとのっとってしまったわけです。
ちなみに「パワーブーストサイクロン」と「パワかるスティック」の違いは、パワーブーストサイクロンにはある「ゴミ捨てレバー」の有無と、スマートホースという付属品の有無です。
でも「ゴミ捨てレバー」は無くても「ごみダッシュ」によってパワかるスティックでもごみ捨ては簡単なわねで、このレバーの必要性は不明です。
もはやこれではパワーブーストサイクロンは重たいだけの噛ませ犬です。
日立はパワーブーストサイクロンもフェードアウトして、フラグシップを「パワかるスティック」にするつもりなのでしょうか?
しかしなるほど、価格も最高峰です。
充電台がついていない廉価版でもこの価格です。
では最後に、これまでのまとめと、価格比較も踏まえてジャパネットのラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL3000J)は買いなのか見ていきましょう。
下取りセールでジャパネットオリジナルのラクかるパワーブーストサイクロンは安いのか?
まず、今回のジャパネットオリジナルモデル、日立ラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL3000J)の価格を見ていきましょう。
通常価格が54,980円のところ、今なら古い掃除機を25000円で下取りしてくれるので、価格は29,800円になります。
下取りはどんな掃除機でも大丈夫です。
もう壊れていたって大丈夫です。
ジャパネットの下取りというのは「うちの掃除機まだ使えるし…」って考える人の背中を押すための販売戦略です。
「うちの古い掃除機がお金になるなんて!」みたいな気持ちになったら負けです。
ジャパネットの下取り価格は単純な割引価格と同義で、むしろ景品表示法対策の可能性すらあります。
僕はジャパネットで過去にいくつもの下取りセール商品を見てきましたが、記憶の限りその全てが、下取り後の価格で初めてネット価格と比較するレベルになるものばかりでした。
また忘れてはいけないのが、送料と下取手数料です。
なんか値段の下に薄くかすれた文字で表示されていますが、
お支払い総額は31,520円です。
この表示は「お客様第一」というジャパネットの印象を悪くするのでやめてほしいですね。
ちなみにネットの場合は送料無料の場合が多いので、比較のときには送料込みの価格で比較することになります。
また付属品にも要注意です。
日立のモデルは収納スタンドがついています(ラクかるスティックの廉価版PV-BL1Jを除く)
対して、31,520円のモデルには収納スタンドはついていません。
ジャパネットで収納スタンド(充電機能付き)をつけると下記の価格になります。
お支払い総額は39,500円ですね。
こちらもかすれた小さい文字で書いてあります。
しかし、結構あがりましたね。
さて、では他モデルも含めてまとめて比較をしてみましょう。
(ラクかるスティックの廉価版PV-BL1Jはヘッドのランクが落ちている上に、ネット最安値がまだ安定しておらずなぜか上位モデルよりも高かったりしたので除外しています)
あれ、ジャパネット安いですね。
充電スタンドつけても40,000円切っているのはジャパネットだけです。
次に安いのがパワーブーストサイクロンです。
これはジェット3Dファンモーターを積んでいますが400g重いというのは大きなデメリットですので、価格差5000円の価値があるかは微妙なライン。
値段を気にしなければ「パワかるスティック」が攻守最強だと思いますが10000円以上価格が上がります。
スタンドに充電機能ついたものにすると15000円アップは安くありません。
「ラクかるスティック」も200g軽いとはいえ、8000円以上価格があがりますし、そのうえスタンドに充電機能がありません。
コスパ的にはかなり悪いモデルになってます。
今回のジャパネットのパワーブーストサイクロン(PV-BHL3000J)ですが、
価格とのバランスも考慮したら全然アリですね。
あとジャパネットで購入すると「手厚いサポート」という特典もあります。
詳細は下記の記事を参照いただけたら嬉しいです。
【全モデル比較】下取り価格に注意!ジャパネットの日立ラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL2000J)が最新に!性能、軽さの違いは?
以下は、旧モデルであるラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL2000J)の内容になります。
それより古いPV-BHL1000Jとの比較もありますので、気になる方はどうぞ!
またジャパネットの記事です。
というのも個人的に気になっていたジャパネットオリジナルモデルの日立スティッククリーナーの最新モデルがでたのです。
最新の日立コードレススティッククリーナー相場をAmazonでチェック
ジャパネットオリジナルの日立スティッククリーナーは年末のジャパネットセールの際にも紹介したんですけど、その際はベースモデルが旧型で性能的には見劣りをしていることが分かったんですよね。(詳細は下記の記事参考)
今回は、堂々と「最新モデル」を謳っているので期待しているわけです。
なので、
- ジャパネットオリジナルモデルの旧型(PV-BHL1000J)と比較して性能はどうか?安いのか?
- 市販の他モデルと比較して性能はどうか?安いのか?
この辺りを念入りにチェックして、結局お得なのか?買いなのか?見ていきたいと思います。
【口コミ】日立スティッククリーナーラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL2000J)の性能は?評判は?
さて、改めまして今回の商品はこちら。
日立スティッククリーナー
ラクかるパワーブーストサイクロン
<PV-BHL2000J>
2021年1月下旬の発売ですね。
発売から1ヶ月ちょい期間空いてのセールですね。
ジャパネットは販売実績のないセールで消費者庁からちょこちょこ怒られていますから、定価での販売実績を作ったのか、もしくは前モデルをセールで買った人に反感買われないようにする期間をあけたのかもしれません。
こちら生産国は日本です。
信頼と実績のメイドインジャパン!
まぁ、今時有名メーカーでも生産はメイドインチャイナなんてことはよくあるので、僕はそこまで気にしませんが、ジャパネットの顧客層にはこのメイドインジャパンがよく効くようです。
僕のおばあちゃんも電化製品は日本製か?有名メーカー?っていうのをとても気にしますからね。そういうことなのでしょう。
そして、このラクかるパワーブーストサイクロンのウリがこちら。
軽い!!
本体重量は1.4kgです。
最近人気な日本向けの軽量ダイソンとほぼ同じ重さですね。
そして、先端のスティック部分を外すとさらに軽いです。
ハンディ部最軽量 800g
すげー軽そうに見える持ち方をするMC中島さん。
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掃除機で1番重たいのはモーターでしょうけど、だいぶん軽いですね。
旧型のジャパネットオリジナルモデル(PV-BHL1000J)は、旧型のモーターを搭載していましたが、今回のモデルは新型のモーターを搭載してます。
小型・軽量
ハイパワー3Dファンモーター
次に重たいのがバッテリーですが、バッテリーの性能は特に進化してませんね。
稼働時間は旧型と同じ30分です。
そして、ヘッドがこちら。
日立最上位モデル
パワフルスマートヘッド
ダイソンもそうですがスティッククリーナーは吸引力がどうしてもキャニスター型と比べて落ちてしまうので、ヘッドの性能は非常に重要になります。
ゴミ、ホコリをとるという意味では下手するとモーターよりも重要かもしれません。
それが最上位モデルのパワフルスマートヘッドということで、これがこのラクかるパワーブーストサイクロンの一番のウリです(詳細は後述)
そして、豪華付属品(8800円相当)がついてるとのこと。
2WAYすき間ブラシと、
ほうきブラシとハンディブラシですね。
個人的な印象ですが、ジャパネットの「豪華付属品○○円相当がセット」という謳い文句には注意したほうがいいです。
そんなに豪華でもお得でもないことが多いです。
下記の市販されている日立スティッククリーナー上位モデルの付属品を見てください。
2WAYすき間ブラシもハンディブラシもほうきブラシも全部はじめからついていますし、他にももっと多くの付属品がついています。
単品で買ったら合計で8800円なのかもしれないですが、後述の比較表見てもらえると分かる通り、他モデルと比較してジャパネットのラクかるパワーブーストサイクロンの付属品は充実しているとは言えません。
個人的にはジャパネットは無理に付属品をアピールしないほうが良いなと思いますね。
ちょっといやらしい販売手法に見えてしまいます。
そして、この新型モデル(PV-BHL2000J)ウリはダストケースにあります。
ジャパネットで紹介している比較対象が2世代前のモデルなのがちょっといやらしいですが、とりあえず旧型モデルよりも大きく進化してます。
ゴミを分離・圧縮できる構造とのこと。
そして、パカッとあけて
ポロッとホコリの塊がでてくるということです。
実はサイクロン掃除機の一番難点はこのゴミ捨てのメンテナンスだったりしています。
僕もいくつかのサイクロン掃除機を使ったことがありますが、ゴミ捨てが大変なやつは「こんなことなら紙パックでよかったのに」って気持ちになったりしますからね。
ホコリの舞い上がりの中で髪の毛の絡まりをとるのは非常に嫌な作業です。
当然日立にもそういうユーザーの声は聞こえているでしょうから、このあたりのはかなり研究されていて日々進化させてきています。
そして、水洗いもOKとのこと。
まぁ実際に使い始めると水洗いなんてほとんどすることはないですが、いざとなったら洗えるというのは気持ち的に良いです。
以上、商品の紹介はこんな感じだったので、続いて価格がどうなのか、そして旧モデル、ジャパネットオリジナルモデルではない市販モデルと比較してどうなのかを見ていきましょう。
下取り増額?ジャパネットのラクかるパワーブーストサイクロンはなぜ安いのか?
さて、このジャパネットオリジナルモデルの日立ラクかるパワーブーストサイクロンはいくらなのか?
通常販売価格は54,800円だそうです。
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ただし、そこから下取りがあります。
不要になる掃除機を下取りしてくれます。
毎度お馴染み古そうなキャニスター型の掃除機を並べてくれてます。
ただし、ジャパネットの下取りというのは、「うちの掃除機まだ使えるし…」って考える人の背中を押すための販売戦略です。
「うちの古い掃除機がお金になるなら…」なんて気持ちは捨て去ってください。
ジャパネットの下取りは単純な割引と同義です。
僕はジャパネットで過去にいくつもの下取りセール商品を見てきましたが、記憶の限りその全てが、下取り後の価格で初めてネット価格と比較するレベルになるものでした。
とはいえ、誤解しないでください。
別にだから悪いってことではありません。
結果、本当に安ければいいんです。
てなことで、下取り価格を見ていきましょう。
不要な掃除機を15000円で下取り!
さらに10000円増額!!
つまり、実質29800円です!!
ちなみに昨年末のセールで旧モデルはこの価格でした。
【口コミ】ジャパネットラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL1000J1)は安い?最新モデルまで徹底比較レビュー - 僕とネットショッピング
比較すると1000円高くなったようにも見えますけど、これは旧モデルの在庫処分価格と考えた方がいいのかもしれません。
後で旧モデルとの性能比較をして、この1000円の価値はあるのかはちゃんとチェックします。
と、ここで、長らくジャパネットを見てきました僕が、過去見たことない演出をみたのでご紹介です。
それがこちら。
画面の半分を覆ってしまう下取り額表示です。
今だけ高価下取り!!
25,000円
これだけ大きい表示領域にも関わらず、それでも押しのけられる「今だけ」。
そして、さらにそれを超えるこのサイズ!
下取り祭特価
税込29,800円
最新の日立コードレススティッククリーナー相場をAmazonでチェック
もう商品が見えておらず、なんの価格なのかすらわかりません。
そして出ましたね。
本当に自信がある時の中島スマイル。
僕くらいのジャパネット通になるとMCの気合の入り方で本当に安いのか見抜けますが、このスマイルさん本当に安い時のそれです(適当
さて、ではこの価格が本当に安いのか?
旧モデル、市販モデルと比較していきましょう。
比較はネット最安値を掲載してることでお馴染みの価格.comを参考にしますが、
ここで一点ご注意です。
ジャパネット価格は税込表示ではありますが、
送料と下取り手数料が別にかかります。
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対してネット最安値(価格.com)では、送料無料が多く、また下取りもないので下取り手数料も取られません。
つまりジャパネットの価格は送料、下取り手数料込みで比較する必要があります。
今回の場合、
本体価格29800円
+
送料・下取り手数料1540円
=
31,340円
これが、ジャパネットの支払い総額となります。
これを踏まえて、価格比較をして参りましょう。
市販品ラクかるスティック、パワーブーストサイクロンと性能を比較レビュー
さて、価格比較をしたいところですが、このジャパネットオリジナルのラクかるパワーブーストサイクロンは、ジャパネットでしか販売していません。
ジャパネットオリジナルモデルですからね。
では、なにと比較するのかというと、市販されている日立のコードレススティッククリーナーになります。
日立には、2種類のコードレススティッククリーナーがあります。
吸引力に特化した
パワーブーストサイクロン
<PV-BH900H/PV-BH500H>
パワーブーストサイクロンにはPV-BH900HとPV-BH500Hの2種類があり900が上位モデルです。
違いはスタンドやブラシなどの付属品だけで、本体は同一です。
そして、もう一台、
軽さを重視した
ラクかるスティック
<PV-BL2H/PV-BL1H>
ラクかるスティックにもPV-BL2HとPV-BL1Hの2種類があり2Hが上位モデルです。こちらは1Hと比較して付属品だけでなくヘッドも高性能になっています。
このパワーブーストサイクロンとラクかるスティックが日立のコードレススティッククリーナーとして、ネットや家電量販店などで販売されています。
では、ジャパネットオリジナルモデルのラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL2000J)はどうかというと、
このパワーブーストサイクロンとラクかるスティックを
いいとこ取り
した、という触れ込みです。
「吸引力」と「軽さ」のいいとこ取りなんて、「それ最強じゃん!」ってなりますけどそんな訳はありません。
ジャパネットオリジナルモデルには、ベースモデルと言われる市販品が存在します。
そのベースモデルから目立たない機能を無くしたり、逆に便利な機能をつけたりして、ジャパネットオリジナルモデルとします。
今回のラクかるパワーブーストサイクロンのベースモデルはラクかるスティックです。
ご覧の通り見た目も、そしてダストケースもモーターもそのままです。
つまり、ラクかるパワーブーストサイクロンはほぼラクかるスティックです。
最新の日立コードレススティッククリーナー相場をAmazonでチェック
では、「パワーブーストサイクロン」の要素はどこにあるかと言うと、
日立最上位モデルを謳っている
パワフルスマートヘッドです。
こちらは、本来はパワーブーストサイクロンにしか搭載されてないないヘッドなわけです。
つまり、ラクかるパワーブーストサイクロンとは、ラクかるスティックにパワフルスマートヘッドを搭載したコードレススティッククリーナーなのです。
では、分かりやすく4象限マトリクスにまとめてみます。
対象は新旧のラクかるパワーブーストサイクロン、パワーブーストサイクロン、そして後述する価格的な安さで未だに人気を保っている旧型のラクかるスティックを含めた以下の5種類です。
- 新ラクかるパワーブーストサイクロン
- 旧ラクかるパワーブーストサイクロン
- パワーブーストサイクロン
- 新ラクかるスティック
- 旧ラクかるスティック
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モーター、ヘッドともに最高峰のパワーブーストサイクロンはその分重さは増します。
対して、新ラクかるスティックは吸引力こそ劣りますが、パワーブーストサイクロンよりも800gも軽いのです。
今回紹介しているジャパネット新モデルのラクかるパワーブーストサイクロンは、その中間に位置した一番バランスがとれたモデルと言えますね。
モーターはラクかるスティック相当で軽く、ヘッドはパワーブーストサイクロン相当なのでラクかるスティックよりも上位になります。
ちなみに旧モデルのラクかるパワーブーストサイクロンはモーターが旧式で、結果的に吸引力でも新ラクかるスティックにやや劣ると評価しました。
ヘッドが高性能な分だけ旧ラクかるスティックよりは吸引力は高いですが、その分重くなるためメリットがデメリットを補い切れていない印象があります。
こう見ると、ジャパネットオリジナルモデルのラクかるパワーブーストサイクロンとしては、新旧でバランスよく正当進化しましたね。
昨年末のセールでこの旧モデルは今回の新モデルよりも1000円安く販売されていた訳ですが、ジャパネットで買うなら今回の新モデルの方が良いと思います。
やはり本命は今回のモデルで、年末のセールは在庫処分セールだった感じが出てきてしまいました。
さて、各モデルの違いが分かったところで、続いて価格を見ていきましょう。
パワーブーストサイクロン(PV-BHL2000J)は安いのか?パワーブーストサイクロン(PV-BH900H/500H)とラクかるスティック(PV-BL2H/1H)と価格比較
比較の前に、今回のジャパネットオリジナルモデル、ラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL2000J)の価格をおさらいしましょう。
29,800円となっていますが、送料と下取り手数料は必ずかかるので、
税込31,340円
が、支払い総額となります。
比較する時はもちろんこちらの価格で比較します。
では、最初は吸引力に特化したパワーブーストサイクロンの上位モデル。
日立コードレススティッククリーナー
パワーブーストサイクロン(上位モデル)
<PV-BH900H>
税込38,480円
価格.comの掃除機カテゴリで2位という人気商品です。
やはり最上位モデルだけやはり高くみえますね。
しかし、そんなことはありません。
と、いうのもこのPV-BH900Hには充電できるクリーナースタンドがセットでついています。
今回のジャパネットのPV-BHL2000Jはクリーナースタンドが別売りです。
税込み7980円なのでクリーナースタンドまで購入した場合はジャパネットは39,320円となり、PV-BH900Hのほうが安いのです。
さらにPV-BH900Hに付属するクリーナースタンドは立てかけるだけで充電できるので、ジャパネットのクリーナースタンドよりも便利に使うことができますからね。
また、付属品もジャパネットのPV-BHL2000Jよりも充実しています。
このPV-BH900Hはまさに全部セットと言う感じのモデルなのです。
(詳細な付属品は後述する比較表を御覧ください)
もし充電できるクリーナースタンドがいらない場合は、こちらがあります。
日立コードレススティッククリーナー
パワーブーストサイクロン(下位モデル)
<PV-BH500H>
税込30,478円
本体性能はBH900Hと同等で、付属品とクリーナースタンドがついていないモデルです。
価格はジャパネットモデル(PV-BHL2000J)よりも安いですね。
ここまで見てわかるとおり、
吸引力に特化したパワーブーストサイクロンは、ジャパネットのラクかるパワーブーストサイクロンよりも安い
ということが分かります。
では、続いてラクかるスティックはどうでしょうか?
まず、ラクかるスティックの上位モデルから見てみましょう。
日立コードレススティッククリーナー
ラクかるスティック(上位モデル)
<PV-BL2H>
税込45,500円
こちらもクリーナースタンドついていますし、付属品も充実してはいますが、それを考えてもジャパネットモデル(PV-BHL2000J)より5000円以上高いです。
では、スタンドや付属品が少ない下位モデルはどうでしょうか?
日立コードレススティッククリーナー
ラクかるスティック(下位モデル)
<PV-BL1H>
税込37,300円
クリーナースタンドなしでもジャパネットモデルよりも6000円も高いですね。
また、こちらのラクかるスティックの下位モデルに関しては、上位モデル(PV-BL2H)と比較してヘッドの性能も落とされていることにも注意です。
さて、ここまで見ると、
軽さに特化したラクかるスティックは、ジャパネットのラクかるパワーブーストサイクロンよりも高い
と、いうことがわかりました。
世間的な需要は軽さにあるのかもしれないですね。
さて、ラクかるスティックに関しては、もう2モデル見ておきましょう。
ラクかるスティックは型落ちの旧モデルが価格が安くなっており人気なのです。
日立コードレススティッククリーナー
旧型ラクかるスティック(上位モデル)
<PV-BL20G>
税込28,888円
なんと、価格.comの掃除機ランキングで1位という人気モデルです。
前述の4象限マトリクスでおさらいしてみましょう。
吸引力はもっとも低くなりますが、新型のラクかるスティックに次ぐ軽さを持っています。
それでいて価格が新型ラクかるスティック(上位モデル)よりも15000円以上安いのです。
今回のジャパネットモデル(PV-BHL2000J)と比較しても、吸引力こそ劣りますが、軽さでは勝り、さらにスタンドもセットでこの価格なのです。
コスパ最強で人気なのです。
スタンド付かない下位モデルは、さらに安くなります。
日立コードレススティッククリーナー
旧型ラクかるスティック(下位モデル)
<PV-BL10G>
税込24,800円
ここまで来ると、コードレススティッククリーナーとしてもかなり廉価な部類に入りますね。(ダイソンでは旧モデルでも変えない価格帯です)
最後に今回比較した全てのモデルの比較表を載せておきます。
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さて、ではまとめていきます。
結局、オススメかどうかは、買う人が何を重視するかによって変わってきます。
- 吸引力
- 軽さ
- 価格
この3ポイントで、オススメモデルがどれなのかを見ていきましょう。
【評価】ジャパネットの日立ラクかるパワーブーストサイクロンは本当にオススメ?軽さと吸引力のバランスが魅力!
さて、ではまとめです。
まず吸引力を重視する方は、黙ってパワーブーストサイクロンを購入しましょう。
クリーナースタンドが必要な方はPV-BH900H、不要な方はPV-BH500Hを購入すると良いと思います。
なお、個人的にはクリーナースタンドは絶対あったほうが良いと思っており、僕ならPV-BH900Hを購入すると思います。
では、軽さを重視する方はどうでしょうか?
ここで僕はジャパネットオリジナルモデル(PV-BHL2000J)をオススメしたいです。
「え、軽さ重視ならラクかるスティックなのでは?」
って思うかもしれないですけど、重さと価格のバランスを考えるとやはりジャパネットモデルをオススメしたくなるのです。
今回のジャパネットオリジナルモデルは、1.4kgとかなり軽量ですからね。
人気のダイソン軽量モデルと同等の軽さです。
もちろん、新型ラクかるスティックは1.1kgとさらに軽くはなっていますけど。
でも、ヘッドの性能がジャパネットモデルよりも落ちて、にもかかわらずジャパネットモデルよりも6000円以上高額になっていることを考えると、これはオススメとは言えませんね。
新型ラクかるスティックを買うなら、もう少し価格が下がってからにしましょう。
そして、価格重視の皆さん。
もう迷うこと無く旧型のラクかるスティックを買いましょう。
スタンドも付いて30,000円を余裕で切るこの価格。
価格.comの掃除機ランキング1位が物語るとおりコスパは最強です。
以上となります。
今回のジャパネットオリジナルモデルのラクかるパワーブーストサイクロン(PV-BHL2000J)は、軽さ重視の方にも、また吸引力とのバランス重視の方にもおすすめできる良い商品でした。
また、これは定型文なのですが、アフターサポートに関して気になる方も、ジャパネットで買うほうが良いです。
今回もネット最安値と比較しており、販売店はネット専門のお店の場合が多いです。
もちろんネット専門店でもサポートが悪いわけではないのですが、使い方が分からないからと言って電話して聞いても丁寧に教えてくれる保証はありません。
僕の知る限り、店舗どころかメーカーサポートよりもジャパネットのサポートのほうが手厚いです。
例えばメーカーのサポートだと18時に終わってしまう場合でも、ジャパネットなら22時まで受け付けてくれたりします。
なので、使い方に不安があったりする方にも、ジャパネットオススメします。
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