どうも、ジャパネットが趣味の僕です。
ジャパネットの商品が本当に安いのかを調べるのが趣味です。
テレビショッピングだからって手加減はしません。
ネット最安値と比較して本当に安いのかを厳しく調べます。
さて早速ですが、今回比較する商品はこちら。
dyson v8 slim fluffy
<SV10K SLM OR BU>
みんな大好きダイソンのコードレスクリーナーです。
こちら、なんとジャパネット過去最安値だそうです。
これは比較しがいがありますね。
しかし、この比較は簡単じゃあありません。
ダイソンって比較が難しいんです。
同じような名前でも、実は型番がちょっと違うなんてことが度々あります。
ダイソンって新製品がでてくると、旧製品の型番を変えたりしますからね。
まして、今回のダイソンはジャパネットオリジナルモデルのマークがあります。
ジャパネットオリジナルモデルには、ジャパネットでしか販売されていない型番が付けられており、全く同じものと比較することができないのです。
ただダイソンの掃除機の場合、ジャパネットオリジナルと言っても実際は付属品が違うだけです。
そんなわけで今回は、このジャパネットで販売中のダイソンv8スリムフラフィが、
- ネット最安値と比較して本当に安いのか?
- ネットの人気モデルと比較して買いなのか?
分かりやすく簡単にまとめてまいります。
エンタメと思って読んでください。
セール中のdyson v8 slim fluffy(SV10K SLM OR BU)はジャパネットオリジナルモデル!小型、軽量モデルの評判は?
まずは、ジャパネットで販売している商品を見ていきましょう。
dyson v8 slim fluffy
ダイソン掃除機の性能で確認しないといけないのは下記の2点です。
- シリーズ
- ヘッド
シリーズというのは、このdyson v8 slim fluffyでいうとv8の部分です。
このv8が高性能なのかと言うと…残念ながらそんなことはありません。
なんと言っても、このv8シリーズが最初に発売されたのは2016年なのです。iPhoneだったらiPhone7の時代です。
「え、でもジャパネットのサイトには発売日が2020年って書いてますよ!」と思ったら気をつけてください。
たしかにジャパネットの発売しているdyson v8 slim fluffy(SV10K SLM OR BU)は2020年10月発売かもしれませんが、ベースとなっているv8シリーズは2016年発売なのです。
これはジャパネットに限らず、ダイソンは同じ製品でも型番をコロコロ変えています。
そして発売日はその型番ができた日になるのです。
つまりダイソン製品に関しては、発売日が新しくても新製品ではないということを覚えておきましょう。
現在の販売されているダイソンのシリーズは下記の通り。
v15 > v12 > v11 > v10 > v8 > v7
左から順に高性能なモデルです。
v7の下にもv6やDC**などのシリーズがありますが、かなり昔のモデルで現在はあまり見かけないので今回は除外します。
このようにv8は現在販売されているモデルの中で、
性能的に下から2番目のシリーズです。
とはいえダイソンに関してはv8時点でかなりの完成度の製品ですので、おそらく普通に使っていて不満に感じることはないと思います。
v8はダイソンの掃除機としては低性能かもしれませんが、掃除機としては十分以上の性能だと自信を持って言えます。
それにv15はもちろん高性能ですが価格は10万円を軽く超えますからね、コスパで考えるべきです。
続いて、もう一つのポイントがヘッドです。
ヘッドというのは、このdyson v8 slim fluffyでいうとslim fluffy(スリムフラフィ)の部分です。
フラフィというのはダイソンで一番人気のヘッドです。
ブラシではなくスポンジのようなローラーがついていて髪の毛が絡まりません。
僕も使っていますが、このフラフィは本当にメンテナンスいらずです。
そしてスリムフラフィは、このフラフィが40%小さく軽くなったヘッドなのです。
従来の性能はそのままに、
40%小さく軽く
実はこのv8 slimは開発者が「日本のために作った」というモデルなのです。
日本の住環境は欧米諸国と比較して狭いですからね。日本の狭い家に合わせてヘッドを小さくしてくれたわけです。
あわせてパイプも短くしてくれています。
家の広さもそうですが、日本人は小さいですからね。
日本人の平均身長が170cmのところ、アメリカの平均身長は176cmらしいです。
たしかに6cm短くしたらちょうど良いわけですね。
(かくいう僕は163cmなのでもっと短くて良いのかも)
さて「v8slimは小さくて軽い」と言われてますが、実際は残念ながらそこまで軽くはありません。
本体質量は2.15kgあります。
「2.15kgって重いの?」って思われる方向けに比較すると、ジャパネットがダイソンと同じくらい推している国産コードレスクリーナー「ラクかるパワーブーストサイクロン」は1.4kgです。
こちらは投げたくなるくらい軽いようです。
そう、ダイソンの掃除機ってそもそも重いんです。
軽さ重視の方は国産の掃除機もチェックしておきましょう。
以上、とりあえずこのシリーズとヘッドを覚えておけば、他の市販モデルとの比較ができます。
あと、オマケで覚えておくとしたら最大運転時間ですね。
こちら40分というのはコードレスクリーナーとしては普通くらいの運転時間です。
吸引力を強めたモードにするとこんなにはもたないですが普通に掃除する分には足ります。
あと付属品ですね。
これ、ジャパネットの話を聞いていると、まるで豪華特典のように紹介されてますけど、この辺の付属品は一般的なもので市販品にも大体ついています。
ジャパネットだけの特典ではないのでご注意下さい。
さて、これで価格はこちら。
34,800円!(甲高い声で
が、34,800円で比較してはいけません。
これは送料別の価格で、送料込みだと35,780円となります。
価格.comに掲載されているようなショッピングサイトの場合、これくらいの価格のものは送料込みの場合が多いので、比較時にはこちらのお支払総額を見るべきです。
さて基本性能の見方と価格が分かったところで、実際にダイソンの人気モデルと比較してみましょう。
ネットで評判のモデルと完全比較!性能の違いは?本当に安い?
ダイソンの評判を知るのは簡単です。
価格.comで、ダイソンに絞って人気順に並べたら良いのです。
それらの人気モデルと、今回のジャパネットで販売されているdyson v8 slim fluffyを比較しますね。
ひとつひとつ紹介した後に、最後に僕のオススメをまとめます。
まず一番人気はこちら。
Dyson Digital Slim Fluffy SV18
このモデルはダイソンのみでなくスティッククリーナーの人気ランキングで1位です。
つまり、今ネットで一番人気と掃除機と理解して間違いありません。
しかし、このモデルには前述のシリーズ名がありませんね。
シリーズ名がないと性能の比較ができません。
結論から言いますと、こちらのモデルのベースはv11です。
v11を性能はそのままに軽量化したと謳っています。
つまり、dyson v8 slim fluffyよりも2世代高性能なモーターを搭載しているということです。
それでいて重さは1.9kgとなっており、dyson v8 slim fluffyの2.15kgよりも軽いです。
なおSlim Fluffyという名前の通りヘッドは同じものです。
全ての性能がジャパネットで販売中のdyson v8 slim fluffyよりも上ですが、その代わりに価格が高いです。
- v8 slim fluffy: 35,790円
- digital slim fluffy: 48,207円
その差は12,498円、安い掃除機なら一つ買えます。
この差をどうみるかの判断ですね。
続いて、ダイソンで2番目に人気のモデル。
Dyson Cyclone V10 Fluffy SV12
dyson v8 slim fluffyの1世代上のシリーズv10です。
なぜかv9というシリーズはなく、v8の上はv10です。
またv10にはCycloneという仮面ライダーのような製品名が付けられています。
元からサイクロン掃除機であるダイソンに、あえてCycloneと付けているのは、このv10がこれまでのダイソン掃除機と大きくデザインが違うからのようです。
なんでもサイクロン部分をパイプから直線に配置にしたことにより、吸引力がv8までと比較して大きく向上したらしいです。
ちなみに製品名に「Cyclone」とつくのはv10だけで、v11以降の名前からはしれっと外されていますけどね。
当然v10はv8より高性能です。
しかし、ヘッドがslim fluffyではなくfluffyとなります。
スリムではないので重さは2.58gとなり、dyson v8 slim fluffyの2.15kgよりも430gも重いです。
あと、このcyclone v10 fluffyは稼働時間も60分と長くなります。
これはdyson v8 slim fluffyの40分よりも20分長いです。
性能も良く稼働時間も長いとメリットも多いですが、その分、重いからなのか価格差は4000円程度の違いしかありません。
v8 slim fluffy: 35,790円
cyclone v10 fluffy: 39,780円
これは重さをどれくらい重視するかで、判断が分かれてきそうです。
さて、続いて3番人気。
Dyson V8 Fluffy SV10
とうとうきました、ジャパネットと同じv8です。
が、こちらはslim fluffyではありません。
スリムでは無いので重さは2.52kgとなり、dyson v8 slim fluffyの2.15kgよりも370g重いです。
これ性能は差がないので、本当にただ重いだけです。
その代わりに2890円ほど安いですけどね。
- v8 slim fluffy: 35,790円
- v8 fluffy: 32,900円
正直これくらいの差なら僕はスリムを選びますね。
さて、4番人気はこちら。
Dyson v12 Detect Slim Fluffy SV20
さて、ここでおさらいしておきましょう。
ダイソンのシリーズは、性能の良い順に並べると下記の通りです。
v15 > v12 > v11 > v10 > v8 > v7
つまり、v12は上から2番目の性能を誇ります。
なおv10にはCycloneという名前がつけられていましたが、v12以降にはDetectという製品名が付けられてます。
これは目に見えないゴミを見つける(Detect)ことができることに由来していそうです。
レーザーで埃を可視化したり、どれくらいの埃を吸ったかみたいなのを表示できたりします。
もう進化の方向性が分かんなくなってて「なんか凄そうな機能つけてみた」って感じが、最近のiPhoneみたいで可愛いですね。
しかし、価格はiPhone同様に全く可愛くありません。
- v8 slim fluffy: 35,790円
- v12 detect slim fluffy: 68,900円
その差は33,110円、もう少しで2台買える価格です。
このくらいの価格差が気にならないなら、もう一番高性能なv15を検討しても良いのでは?
そんなわけでもうあと3モデル(下記)だけ比較していきましょう。
- ジャパネットで販売しているのと同等のモデル
- ダイソンの最軽量モデル
- ダイソンの最高級モデル
ジャパネットの付属品は本当に豪華?最軽量1.5kgのmicro、最新のv15と比較
続いてはお待ちかね、ジャパネットで販売しているモデルであるDyson V8 Slim Fluffyがネット最安値ではいくらなのかを見ていきましょう。
ジャパネットの中では過去最安値かもしれませんが、ネットと比較して最安値かは分かりませんからね。
Dyson V8 Slim Fluffy Extra SV10K
価格の比較は以下の通り。
- ジャパネット過去最安値: 35,790円
- ネット最安値: v8 slim fluffy: 33,600円
ジャパネットはネット最安値より2190円高いです…
あ、ちょっと待って!
まだネットで買おうとしないで!
最初に言った通り、今回のdyson v8 slim fluffyはジャパネットオリジナルモデルです。
ジャパネットモデルには「豪華な付属品」が付いているのでしたよね。
ネット最安値のdyson v8 slim fluffyには、豪華な付属品はついているのでしょうか?
市販モデルの付属品をチェックします。
ふむ、下記はネット最安値モデルにもついてますね。
- コンビネーションノズル
- 隙間ノズル
- 収納用ブラケット
しかし、下記はネット最安値モデルには付いていません。
- フトンツール
- ハードブラシ
付属品が多いので、これはジャパネットがお得なのでは?
・・・と思ったらそんなこともありません。
ジャパネットモデルにはミニモーターヘッドがないのです。
ミニモーターヘッドは小さいですが、その名の通りモーターで稼働するヘッドになっています。
大きいヘッドがあるのに、こんな小さなヘッドに出番があるのかというと、これが意外とあります。
fluffyはフローリング向きなのですが、このミニモーターヘッドはカーペットや絨毯向けに作られているので、まずそこで使い分けができます。
加えて小さい分小回りが効くので、ササッと隙間を掃除するときに向いているのです。
対して、フトンツールやハードブラシはモーター稼働などのない簡素な付属品です。
もちろんこちらも出番がないとはいいませんが、残念ながら市販品と比較して、ジャパネットが豪華とは言えないでしょう。
と、まぁそれでもジャパネットでの購入がおすすめではないのか?というとそうとも言い切れません。
が、その説明は長くなるので後にします。
先に次のモデルと比較していきしょう。
Dyson Micro 1.5kg SV21
こちらはダイソンで最軽量のモデルです。
重さが通常のfluffyよりも1kgも軽い1.5kgとなっており、これは国内メーカーの軽量スティッククリーナーに匹敵する軽さです。
ヘッドはslim fluffyよりもさらに小型のmicro fluffyが搭載されています。
このmicro fluffyはダイソン曰く、軽さだけではなく妥協をしないダイソンという触れ込みなのです。
ただ、これは嘘で、
圧倒的な妥協があります。
運転時間です。
なんと最長で20分しか動作しません。
これは体感で明らかに短いです。
ダイソン調査でも少なくとも26%の人が不満に感じるレベルなわけで、これをメイン掃除機するのは無理でしょう。
埃を見つけたら都度都度掃除機をかけるようなコマメな方のセカンド掃除機としてならアリかもしれません。
また見た目はv10以降の直線的なデザインですが、モーターの回転数などはv8クラスであり、上位モデルと比較してしまうと吸引力も劣ります。
そして価格もけして安くありません。
- v8 slim fluffy: 35,790円
- micro 1.5kg: 46,700円
個人的な感想としては、ダイソンはもともと重量級の掃除機なので、このモデルも「無理やり軽くしてみた」という印象を拭えません。
冒頭でもいいましたが、もし軽さ重視ならダイソンではなく、国産メーカーの軽さ重視の掃除機のほうが良いのでは?という感じがあります。
さて、最後に紹介するのはこちら。
Dyson V15 Detect Complete SV22
ダイソンの最上位モデルですが、
これは高すぎです。
約7万円のv12を検討するなら、もう最上位モデルを検討したらどうか?と言いましたが、v12と比較してもv15は4万円以上高いです。
ジャパネットのdyson v8 slim fluffyと比較するとこの通り。
- v8 slim fluffy: 35,790円
- v15 detect complete: 115,500円
v8 slimが軽く3台以上買えます。
これは、性能を比較するまでもないですね。
「軽自動車買おうと思って調べていたら、気がついたらフェラーリを買っていた」みたいな経験のある方は個別にv15の性能をチェックしてみてください。
さて、比較は以上です。
最後に下記についてまとめていきますね。
- 結局どれがオススメなのか?
- ジャパネットで買うメリットとは?
ここまできたので良かったらもう少しだけ読んでいってください。
全モデル比較!オススメは評判のDyson Digital Slim Fluffy?ジャパネットの口コミが良い理由
さて、今回紹介させてもらった中で、もし僕が買うならどうするかを考えると…
dyson digital slim fluffyかな?
と思います。
少し良い掃除機を検討しているならば、性能と軽さと価格のバランスが一番良いかなと思います。
ただ、5万円近い価格は掃除機にかけられる価格としては予算ギリギリなので、Amazonセールとか楽天、ヤフーショッピングでポイント還元が高い時とかを狙って買う気がします。
それでも予算オーバー、掃除機にかけられるのは3万円台まで!という方は、
dyson cyclone v10 fluffy
が良い気がします。
実は僕2.5kgを超えるダイソンを使っていましたが、普通に使う上ではその重さはほとんど気になりません。
確かにもう少し小回り効くと良いなというシーンはありますが、買い替えたいと感じるほどではありませんでした。
いや、やっぱり軽さ、扱いやすさは重要でしょ!って方は、今回紹介した
dyson v8 slim fluffy
も十分に選択肢です。
前述のとおりジャパネットよりもネット最安値の方が安いので、多くの人はネットで購入するほうがオススメかもしれません。
・・・が、ジャパネットで買うメリットというのもあります。
それはアフターサポートです。
実はジャパネットは独自のカスタマーサービスセンターがあり、親切丁寧なアフターサポートを受けることができることでお馴染みです。
テレビでも特集されていましたがジャパネットのカスタマーサービスセンターには販売中の全ての商品が用意されており、オペレーターが手元でそれを操作しながら使い方を教えてくれたりするそうです。
もちろんメーカーにもカスタマーサービスセンター(カスタマーサポート)はありますが、多くの場合で土日が休みだったり、電話がつながらなかったり、夕方には受付を終了してしまったりします。
ダイソンの場合もこのとおり、電話の受付はPM5:30までです。
またメーカーは基本的に電話連絡されるのを嫌がるため電話番号を隠したがります。
実際にホームページからこの電話番号にたどり着くまでも結構大変でした。
それに対してジャパネットのカスタマーサービスセンターの受付時間を御覧ください。
土日も含めて22時にまで受け付けてくれています!
困ったときにすぐ電話でサポートしてもらえるのは良いですよね。
これがジャパネット最大の魅力です。
・・・あれ?
なんだこれ。
ダイソンのグローバルで定められた企業ポリシーに基づき、操作や保証登録のお手続き方法の案内、修理受付は下記にお電話ください。
げ、せっかくジャパネットが手厚いサポートを提供してるのに、ダイソンはサポートは自社でしか受け付けないとか言っているのか。
なんてことだ、そんなこと言うならちゃんと22時まで受け付けろってんだ!
しかし、メーカーが定めた決まりなら勝手にジャパネットがサポートするわけにいきません。
これではダイソンに関してはジャパネットで買うメリットがなくなりましたね・・・。
いや待って・・・。
テレビで特集されていたカスタマーサービスセンターに写り込んでるこれ。
これは間違いなくダイソンの掃除機です。
そんなわけで、ダイソンをジャパネットで購入した方で、ダイソンのサポート受付時間を過ぎてしまった方は、いったんジャパネットに電話してみてください。
こっそり丁寧にサポートしてくれるかもしれませんよ!
以上です。
あ、あとそうだ。
スティック型の軽量掃除機も良いですが、
個人的にはルンバを推してます。
我が家はルンバの最新モデルをサブスクで利用しはじめて、本当に掃除機をほとんど使わなくなりました。
ルンバのサブスク体験談は下記↓
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