電気、水道、ガス、Amazon!
どうも、Amazonは生活インフラの僕です。
そんな僕が先日Amazonに騙されました。
特選タイムセール価格のはずが別に安くなかったかと思ったらそんなことはなく実は送料詐欺だったと思いきやクーポンでやっぱり安くなかったのです。
今は何を言ってるか分からないと思いますが、この記事を読み終えた頃には分かります。
今日はそんなAmazonに騙された一部始終を聞いてください。
Amazonは安い!日用品もドラッグストアより安い!家電も家電量販店より安い!
僕は日用品から家電まで、多くのものをネットショッピングしています。
こんなブログを書いてるくらいには、どっぷりネットショッピングしており、自慢じゃないけどネットショッピング上級者です(自称です
こちらは我が家の2021年のAmazon注文件数。
1日に1個を超えて、平均1日に1.36個のAmazon段ボールが届いている計算です。
(毎日宅配が届くため受け取るのも大変なので、宅配ボックスや玄関前に置いていってもらえるものは必ず置き配を指定しています)
僕は東京在住の2人の子供のいる4人家族ですが、僕ら夫婦はスーパーに行くことはありません。
もちろん家電量販店に行くこともありません。
生活に必要な買い物は全てネットショッピングで済ませます。
リアル店舗で買い物する時代は終わりました。
注文頻度でいうと圧倒的にAmazonが多いです。
続いてロハコ、ヤフーショッピング、楽天が続きます。
こんな具合にネットショッピングで生きてる僕ですが、そんな僕でも未だに「アレ!?」ってなることがあるのがネットショッピングです。
それはAmazonでもしかりです。
Amazonは大手サービスだから安心安全完全無防備でも大丈夫なんて思ってはいけません。
もちろんクレジットカード番号が漏洩するとか、購入しても届かないなんてことはほぼ無いですし、そうなったらAmazonが補償してくれますが、
Amazonでも割高で買ってしまって損することはあります。
こう言う話すると、「そもそも送料があるからAmazonは割高」とか「日用品は近所のスーパーやドラッグストアが安い」とか「ヨドバシなら常に10%ポイント還元だぞ」なんて言っちゃう人からコメントいただくので先に断っておきます。
Amazonは基本的には安いです。
そこは誤解ないようにしてほしい。
前提として送料なんてかからない場合が大半です。
日用品ですが、特にドラッグストアで買うようなものは逆にAmazonが顕著に安いです。
嘘だと思ったら例えば僕の使ってる製品をドラッグストアで探してみてください。
歯磨き粉のデントヘルスとか。
シャンプーのサスセスとか。
Amazonではこの価格ですけど、店舗ではいずれも2、300円は高い価格でしか見たことないですよ。
家電も然り、例えば先日のAmazonタイムセール祭りで冷凍庫を購入したんですよね。
なんかおうちごはんが増えてきて冷凍庫の容量が足りなくなってきてしまったので冷凍庫だけ買い増しました。
購入した冷凍庫はこちら。
アイリスオーヤマの自動霜取り機能付きの119L冷凍庫(IUSN-12A)です。
こちら家電量販店代表のヨドバシカメラ価格は上記の通り消費税、送料込みで47,080円です。
ここから10%もポイント還元されます。
つまり、実質は42,372円。
これが家電量販店が安いと言われる所以です。
でもその認識は大きなミステイク。
量販店の価格はポイント還元されることを前提に値付けされてる場合が多いのです。
なお、僕はAmazonセールで38,000円で買いました。
(完璧なセール価格マウント)
Amazonタイムセールの時なら、このようなネット最安値更新も全然あり得ます。
いや、セール価格と比較するのはズルいでしょって人向けに言うとAmazonの通常価格はこれです。
42,800円からAmazonポイント432pt還元で42,372円。
ヨドバシカメラは47,080円からヨドバシポイント4708pt還元で42,372円。
はい、全く同じですね。
怖いくらい同じです、こういう計算をされてるのが、ポイント還元ってやつです。
なお、念のため価格.comで調べても42800円がネット最安値ですね。
ヨドバシカメラはネット最安値を調査して、ポイント還元して同じくらいの価格に設定してるわけです。
このような状況を見てきた僕は、Amazonの価格に関して下記の結論をだしています。
- Amazonは日用品から家電まで安定して安い
- セールの時はネット最安値超えもある
前置きが長くなりましたが、これ理解いただいた前提で今回の本題をさせてください。
セール価格の嘘!Amazonタイムセール祭りの割引詐欺?ワンクリック注文なくなった?
Amazonは定期的にセールをやります。
タイムセールは常にやってるのですが、Amazon全体として行われる大規模セールが定期的にあります。
プライムデー、ブラックフライデー、サイバーマンデーなど、年に1度レベルの超大規模なセールは有名ですが、その間を埋めるようにちょこちょことタイムセール祭りというセールがあります。
前述の冷凍庫もタイムセール祭りで買ってます。
そしてその同じタイムセール祭りで下記の商品を買いました。
詳細は別で語りますが、ざっくりいうと財布を落としても見つけられるアイテムです。
少し前に財布を落としたと勘違いして焦った経験を持っていた僕はこのセールを見つけて即購入しました。
こちら通常価格は7288円のところ、タイムセール祭りの特選タイムセール価格で6480円でした。
お得な買い物をした気分です。
そしてタイムセール祭り終了後、事件は起こります。
数日経過してから、同じ商品の価格をチェックしてしまったところ…
6,500円!!!
通常価格が7288円のところ、特選タイムセール価格で6480円という超お得な割引だったはずなのに、タイムセールが終わっても6500円になってます。
20円しか安くなってなかった。
特選タイムセール価格に騙されました。
そりゃ20円でも割引かもしれませんけど、このやり口は汚いですよね。
と、騙されたと思ったのも束の間。
僕はもっと酷いことに気がついてしまいました。
送料5,500円!!!
小さい!送料の文字小さい!
今時大型家電でもこんな送料取りません。
でもこれ普通に決済に進んだらすぐわかりますよね。
ほら、ご請求額12,000円ってデカデカとでてる。
こんなの、注文前に絶対バレますよね。
騙される人いるのかな。
…
「今すぐ購入」狙い!
今すぐ購入したら、確認画面でずにワンクリックで買えるんでしたっけ?
いや、そんなことないですね。
やっぱり今すぐ購入でも、ワンクリックではなく合計金額も普通に表示されています。
(念のため安い商品で挙動を試しました)
そういえば昔は本当にワンクリックだったはずですよね。
ワンクリックではなくなってることに今気がつきました。
1-Click購入機能はAmazonがビジネスモデル特許を持っており、数年前にその特許の効力が切れたことが話題になったりもしてたくらいです。
そうそう、昔はこんな画面でした。
現在は1-Clickで今すぐ買うではなく、今すぐ購入になってるところをみると、やはりトラブルが多くてAmazonが仕様変更したのでしょうか?
念のため1-Click購入の設定を確認しましたが、オンになっていました。
まぁ、とにかくこれならうっかり騙される人はあまりいないかもしれません。
とはいえ、これは酷い手口ですね。
がっつり送料詐欺、またタイムセール価格に近い価格にしているのがズルいです。
しかし、逆に安心しましたね。
やっぱりタイムセールは安い!
…なんて、思ったらまだまだ甘いです。
今回は、もう一段階Amazon価格の罠が仕掛けられていたのです。
Amazonマーケットプレイスとは?怪しいマケプレの見分け方は?返品はできる?
送料詐欺について、少し補足します。
なぜAmazonはこんな売り方をするのでしょうか?
信頼を失うのはECサービスとして致命的ですよね。
この送料詐欺商品はAmazonマーケットプレイスでAmazonではない第三者によって販売されているものです。
いわゆるマケプレというやつですね。
マケプレは法人、個人がAmazon上で自由に商品を出品、販売することができるしくみです。
それゆえにこう言った怪しい売り方をしてくる悪いヤツがでてきます。
よくAmazonでやたらプレミアをつけた転売品とかが出回る話が話題になりますが、それもマケプレによるものです。
マケプレかどうかの見分け方は簡単です。
購入ボタンの下に販売元が書いてありますから。
なお、前述の送料詐欺商品の販売者は「天然物」さんだそうです。
変な名前ですね。
人の名前でも法人名ぽくもありません。
これは多分…
検索避けですね。
皆さん怪しい販売者を見つけたらどうしますか?
多分、危険な販売者ではないかどうかをGoogle検索して調べますよね。
この出品者の場合は、多分下記のようなワードで検索しますよね。
Amazon 天然物
とか。
Amazon 天然物 販売者
とか。
Amazon 天然物 販売者 怪しい
とか。
こんな感じですよね。
でも、やってみてください。
全然違う「天然物」の商品が並んでしまって、この出品者の情報には辿りつきません。
「本当に天然物か怪しい商品です」なんてレビューがされた鰻が1匹でも販売されていたら、そっちがヒットしてしまいます。
これは確信犯ですね。
案の定フィードバックは否定的な評価の割合が随分と高いです。
出品者情報の日本語もかなり怪しい。
間違いなく海外、多分中華系の業者によって仕込まれてますね。
そもそも日本語になっておらず意味不明ですが、返品は受け付けてもらえそうなことも書いてますね。
しかし返品は受け付けるけど送料は返せないみたいなことも書いてます。
一番返してほしい送料5500円が返ってきません。
まったく酷い話ですよ。
このようにAmazonのマケプレにはご注意って話だったわけですが、注意しないといけないのはマケプレだけではありません。
Amazonが販売している商品にも罠は隠されているのです。
Amazonユーザーには絶対オススメのアプリ「Keepa」とクーポン価格の罠
ところで、皆さんはAmazonユーザー必需アプリである
Keepa(キーパ)
Amazon Price Tracker
をご存知ですか?
有名なのはChromeなどのブラウザ拡張機能で提供されているKeepaですね。
ブラウザの拡張機能としては、主要なブラウザではほぼ全ての対応してます。
Keepaをブラウザにインストールすると、Amazonの商品ページ下部に下記のようなグラフが表示されるようになります。
そう、Amazon商品の価格推移が見えるのです。
上のグラフでいうと価格がペコっと減っているところが、セールで値段が下がったタイミングですね。
このように、そのセール価格が本当に安いのかをチェックすることができるのです。
なお、PCは使わないという人向けに、iPhoneやAndroidなどのスマホアプリ版もあります。
Amazon公式アプリではなくKeepa専用のアプリからAmazon価格をチェックすることになるので、少し不便ですが、スマホでもKeepaが使えるのは便利です。
(iPhoneアプリ版Keepaのグラフ)
このKeepaがあれば、セール直前の価格やそれ以前の価格も一目瞭然です。
僕も買う前には必ずセール以前の価格をチェックしておりまして、今回の商品もそれが過去最安値であることは確認済みでした。
つまりこれがあれば嘘のセール価格に騙されることはない
…はずでした。
では、実際にセール後の価格を見てみましょう。
前述のマケプレによる送料詐欺の出品ではなく、Amazonより販売されている価格です。
まずこれが僕が買ったセール中のPrime価格です。
特選タイムセール 6480円
そして、こちら現在のPrime価格です。
7280円
おお、ちゃんと安い!
7280円が6480円になっていたわけなので、その差は800円、ざっと11%くらいの割引がされていたことになりますね。
これならタイムセール祭りで勢いで買った甲斐があったというものです。
と、思ったら騙されてました。、
こちらご覧ください。
10%OFFクーポンの適用!
はい、ここから10%OFFで買えます。
ちなみにAmazonのここに表示されているクーポンというのは、クーポンを持っている人だけが使えるものではありません。
買う前にこのチェックボックスにチェックを入れるだけで、誰でも割引価格で買えるというクーポンです。
つまり10%OFF価格で販売しているのと違いはありません。
では、10%割引するといくらでしょうか…?
(獲得ポイントはAmazonカードの有無とかにより人によって違います)
実質6552円…
タイムセール価格が6480円なので、その差は72円。
結局、タイムセール価格安くない!
ガッカリですよ。
と、いうわけで以上です。
さて、繰り返しますが僕はAmazonの超ヘビーユーザーです。
こういうこともありますが、基本的にAmazonは安いですし便利です。
それに今回の件も、
セール価格が安くないんじゃない。
いつでも安いんだ。
って考えたら、お得じゃないですか(負け惜しみ
でも現実、楽天やYahooショッピングと比べると、Amazonはかなり安かったのです。
他サイトの価格をチェック↓
それにこういう安そうに見える演出は、ヨドバシカメラでもジャパネットたかたでもやってますからね。
商売ってのはそういうものです。
皆様もこういうやり口は理解しつつ、ネットショッピングライフをお楽しみください!