どうも、そろそろ焼肉は量より質にしていきたい年齢の僕です。
つい最近までは焼肉は質より量が当たり前、基本的に食べ放題コース専門の僕でした。
そこで、いつもの安楽亭で食べ放題メニューではなく1番高級肉ぽい贅沢黒毛和牛を頼むことにしました。
安楽亭の言えば安いことでお馴染みの焼肉チェーンですが、安い店でもその店で最高級の肉を頼めばきっと満足度の高いお肉がでてくるはずだと期待したわけです。
しかし、その結果は想像とは違うものでした…
その一部始終を聞いてください。
【口コミ】安楽亭はまずい?安い焼肉チェーンで最高級な肉を食べる
さて、いつもの安楽亭です。
「いつもの」といっても決まった店舗があるわけではないですが、安楽亭は東京はもちろん千葉、埼玉から神奈川、静岡まで僕らの主な行動圏内に転々とあるので、「今日は焼肉食べたいゾ」なんて日はとりあえず安楽亭を探しちゃいます。
格安な焼肉チェーンには色々行きましたが、僕ら夫婦は安楽亭に落ち着きました。
安くても比較的お肉の質が安定していて、またどこも店舗が広々しているのでコロナ禍でも比較的安心して食べられる気がします。
さて、安楽亭に行くと脊髄反射的に食べ放題メニューを食べちゃう僕なのですが、心のどこかで「そろそろ量より質を」と考えていた僕は、この日はこんな風に考えました。
「そうだ、たまには美味しいお肉を食べよう」と。
「美味しい肉食べるなら安楽亭じゃなくね?」というご指摘を受けそうですが、いやいや安楽亭にだって、ちゃんと美味しそうなお肉はあります。
ほら黒毛和牛とかあります。
そしてメニュー右上には安楽亭の黒毛和牛に対するこだわりも明記されています。
安楽亭の黒毛和牛は・・・
安楽亭では本当においしい黒毛和牛をご提供出来るよう、一般的な格付けだけでなく、 長年培った経験による独自の品質基準を元に、全国各地の良質な原料のみを仕入れています。 結着肉や注入肉などは使用せず、素材そのものの自然な美味しさと鮮度にこだわった本物だけをご提供いたします。
うーん…。
これ、そもそも「一般的な格付け」だとどういうランクなのかの表記が一切ないので、2通りの解釈ができてしまいますね。
「一般的な格付けでも高級だけど、さらに独自の品質基準でこだわりの肉を仕入れてるんだぜ!」なのか、
「一般的な格付けだと高級ではないが、独自の品質基準で美味しい肉を仕入れてるから美味いぜ!」なのか。
まぁ普通に考えて前者なら一般的な「格付け」をデカデカと表記しそうなもんなので後者なんでしょうけど、とにかく安楽亭的にはこだわりのお肉ということで期待していきましょう。
そして、その黒毛和牛をカルビからロースまで堪能できるのがこちらの定食メニュー。
贅沢黒毛和牛定食です。
ただの黒毛和牛じゃございません、贅沢黒毛和牛定食です。
うーん、なるほど。
たしかに霜降りの分厚いお肉でなかなか美味しそうじゃないですか。
そして価格は2728円…
ドリンク飲み放題付きの食べ放題メニューが3278円で食べられる安楽亭としては、なかなかインパクトのある価格です。
しかし、この写真にあるクオリティの黒毛和牛が提供されてご飯やスープもセットなら、けして高くはないのかもされません。
この写真の通りのクオリティならね!
まずい!?食べ放題メニューと変わらない価格の黒毛和牛が写真と違う!
では、運ばれてきたお肉を見てまいります。
こちらがメニューの贅沢黒毛和牛。
こちらが実際に運ばれてきた贅沢黒毛和牛。
・・・うーん。
どれがカルビでどれがロース?
まだ、一切箸をつけてません。
並んでいたお肉をお箸でぐちゃぐちゃにかき混ぜたりしていません。
たしかにお肉に脂のサシは入っていて、お肉そのものは悪くないのかもしれませんが、形がバラバラ過ぎて見栄えは全く良くありません。
せめて、もう少し写真みたいに並べる努力はしてほしかったですね。
まぁ、いいです。大事なのはお肉の味ですよ。
早速焼いていきましょう。
格安焼肉チェーンあるあるの燃え上がる火。
しっかり火が通って食中毒の心配がありません。
そして焼けた肉。
少し火が通り過ぎてると思う方もいるかもですが、僕はいい歳して味覚が子供なので、生に近いお肉とか苦手です。
生肉はもちろんお刺身みたいな生魚も食べられません。
なので、これくらいが美味しく感じる焼き加減です。
そして、食べた結論から言うと。
美味しかったです!!!
全然美味しい。満足度の高い食事でした。
ただドリンクやオプションをつけて3000円を超える食事としてコスパが良いか?と言うと微妙なラインかもしれません。
やはり、美味しいお肉を食べるなら高級店に行った方がコスパは高いのかもしれない…。
ということで、最後に高級焼肉チェーンの代名詞「叙々苑」と比較してみることにしました。
コスパが良いのは安楽亭か叙々苑か?特選カルビ焼、上カルビ焼、カルビ焼を比較!
そんなわけで、安楽亭で贅沢黒毛和牛を食べた次の週に父親に恵比寿ガーデンプレイスの叙々苑に連れてってもらいました。(自分のお金では行けません)
恵比寿ガーデンプレイスの叙々苑は39階にあり景色がとてもよくて「高級!」って感じがします。
注文したのはカルビ三点盛。
(並の)カルビ焼、上カルビ焼、特選カルビ焼の3種類が楽しめる盛り合わせです。
どれも美味そうなお肉で、なにをもって特選なのか、上なのか分からんですね。
ちなみに、これ一皿で税込5000円超えなので安楽亭の最終的な支払額を超えます。
うーん、網に並べる時も上品になりますね。
でも、食べる時はしっかりと火を通してご飯を巻いて食べます。
高級なお肉でも結局これが美味いので仕方ない。
すごい、うんまぃ!
やはり美味いです。
安楽亭のお肉とは比較にならないというか、全く別の食べ物みたいです。
ちなみに、値段の高い順だと
特選カルビ焼>上カルビ焼>(並の)カルビ焼
なのですが、
僕の(成長しない)舌だと真逆で、
(並の)カルビ焼>上カルビ焼>特選カルビ焼
の順で美味しく感じてしまいました。
特選カルビはしっかり火を通しても柔らか過ぎて食べた食感が全くないんですよね。
お肉はもちろん、しっかりデザートまで食べたので、多分僕の食べた分だけで支払額は1.5万円は超えたと思います。(自分で払ってないから知らない)
さて、安楽亭で3000円で高級肉を食べるのと、叙々苑で5倍以上出して高級肉食べるのと、どちらがコスパ的に良いのでしょうか?
結論…
どっちも僕の舌には勿体無い。
安楽亭で3000円のお肉は高く感じますし、かといって高級店で1.5万円だしてまで食べたいか、というと今の僕にはちょっと厳しいです。
残念ながら僕には安楽亭で1000円のファミリーカルビ定食が1番コスパ良さそう。
以上、こんななんの参考にならない記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。(すみません