どうも、ジャパネット見ながら仕事するのが大好きな僕です。
いつものようにジャパネット見てたら、
ジャパネット人気No.1ノートパソコン
ってのがありました。
富士通の LIFEBOOK AH40 ってやつですね。
これ。
お値段は96984円。
(ジャパネットは税抜き、送料抜きの価格で表示するので気をつけてください。)
で、早速性能を調べました。
1番売れてるパソコンですからね。
結果ですが、、、
ジャパネットの人気No.1というノートパソコンをたとえば車に例えると、
古い原付バイクに椅子5つ付けて5人乗りの車ぽくしたようなパソコンです。
おまけとして安めのカーナビがついてくる感じ。
たしかに5人乗れるけど、坂道登れないし、最高速度も50kmくらいしかでないみたいな状態のやつです。
細かく解説します。
まず、ジャパネットが言うウリですが、
デスクで使いやすいサイズに充実の基本性能!
お気に入りの写真や動画をどんどん保存!
どの部分が充実の基本性能なのかと聞きたい。
たしかにHDDが1TBというのは少なくはないのですが、HDDは低速なので最近はSSDというのを積んだPCが増えています。
低速なのはHDDだけじゃなく、何より問題なのがCPUです。
AMD E1 !
CPUはパソコンの頭脳と言われますが、
ちょっとノートパソコン向けCPUの性能比較を見てください。
1番下のやつがこのパソコンに積まれたCPUですが、
ハイエンドなi7の1/10、ローエンドなceleron、pentiumと比較しても1/2、1/3の性能です。
AMDというメーカーのCPUのなかでも最下層です。
「でももっと悪いやつもあるじゃん!」
とか、
「Celeronと同じくらいならローエンドなら普通じゃない?」
とか、ちょっとだけ知ってる方はさらに気をつけてください。
たしかに同じくらい悪いCeleron Nというのがあるんですけど、これはCeleron 「N」です。
もともとAtomって呼ばれてた奴の後継です。
Atomっていうのはタブレットとかに積まれてたCPUです。
省電力で発熱が無いかわりに処理速度を超絶犠牲にしちゃってるので、超薄型のタブレットPCに載せるなら意味ありますが、こんな2kg以上もあるデカいノートに積むメリットは価格面以外ではないと思います。(多分
少なくともこれでOfficeを使っても、効率良く作業できることは期待できません。
下記参考資料
で、価格面でもこのCPUなら2万円代、3万円代の超低価格ノートであるべきです。
このPC・・・
96,984円(税込み)ですよ!?
「でも、プリンターもつくし・・・」
と、なった方にお伝えしたいんですけど。
このプリンターは1万円くらいです。
プリンターっていうのは、インク代で儲ける商売なので、馬鹿でかいわりに思ったより値段はしないものです。
「でも、Officeもつくし・・・」
と、なった方は、「Office付き」を条件にして価格.comとかで調べてみてください。
というか、Officeを使うことが前提なら、
Officeで効率よく作業ができる性能のPCを買ったほうが絶対良いです。
時間を無駄にしますよ。
ちなみに、一応ほぼ同性能のPCが価格.comにありました。
こちらのほうがHDDが500GB少ないですが、Officeはついていそうです。
プリンター代を差し引いてもこちらのほうが安いですし、
なにより、
発売日:2016年12月
ですよ。
パソコンにとって1年って相当に長い期間ですよ。
なんで1年前のパソコンを10万円ちかくだして買わないといけないのかと・・・
正直、「これが一番売れた」とか言うんじゃ、ジャパネットでPCは絶対に買うべきではないと言いたくなります。
ちなみに、ジャパネットのサイト上に購入者の声というコーナーがありました。
右下に「価格相応」「遅い」って言ってる方がいますね。
ここにわざわざのせてるくらいだから相当こういう声が多いのが予想できます。
ひとつ伝えたいのは、遅いのはそうでしょうが、
別に価格相応じゃないです!
10万円ちかくするんですから。
年齢を見ると、やはり年配のPCを知らない方が購入していそうですね。
その点ジャパネットは電話サポートがしっかりしている(らしい)ので良いのかもしれませんね。
(お店によっては別途料金を取られそうなサポートですし)
ただ、この性能だとガッカリ体験になる人も多くなると思うので、はじめてPCを買うような方がそうならないようにはしてほしいものです。
これ触ってストレス感じて、
「やっぱりパソコンは駄目だわ」
とかなられたら、非常に残念ですし。
ちなみに僕はジャパネットが嫌いなんでなくて、好きでよく見ていますって記事↓