こんばんわ、Macユーザーの僕です。
西日本豪雨で被害に遭われた皆さま、お見舞い申し上げます。
豪雨で怖いのが土砂災害らしいですね。
自治体ごとに土砂災害の危険がある箇所が分かるハザードマップが用意されているらしいので、事前にインターネットでチェックしておくと良いですよ。
ただMacユーザーの僕には無理かもしれない。
そんなニュースをワールドビジネスサテライトでやってました。
土砂災害のハザードマップ
アクセスできない自治体も!?
とある自治体のハザードマップにアクセスしようとすると、、、
なんか雑なメッセージが見えます。
お使いのブラウザに対応していません。
推奨ブラウザは以下の通りです。
Win IE8〜11
Win FireFox19〜23
基本的にインターネットエクスプローラーでしか見られない仕組み
Internet Explorer(既に開発終了)とFireFox19〜23(現在のバージョンは61)でしか見られないとのこと。
なんてことなの。
これに対して、この山梨大学の鈴木教授がすごく正論をおっしゃられてます。
グーグルクロームでアクセスできないことに危機感を持っていない
市民サービスという点では欠けている
ごもっとも。
欠けてるというか、Webサービスという点だと絶望です。
これが普通のWebサービスならユーザーを無くすだけで済みますが、この場合は市民が命を亡くすことになります!(正義マン
安全のために正しくブラウザをバージョンアップしている人や、
Macユーザーの僕は死んでも良いというのか!
・・・
はいはい、大げさですよ。
ただ、この画面見てる感じだと多分本当はChromeで動かないってことはなくて、
UserAgent(利用しているブラウザの情報)で、あえて縛ってるんだと思います。
いや、僕も最近そういうサービスを利用しまして。
Chromeでアクセスしようとしたら「IEをご利用ください」ってうんこみたいなメッセージがでてきたので、とりあえずUserAgentをIEに偽装して使ったら普通に使えたんですよね。
もう、それがすごい微妙だなと思って。
もちろん、なんでこういう事するのかは分かってるんです。
作りきり前提でサービス作ってて「動作しないぞ」って言われたときに、「推奨環境でよろしく」って返すためなんですよね。
つまり動作しない責任は利用者側の環境にあると言いたいわけです。
そういうと自治体が悪いみたいにはなりますけど、自治体的にも継続的にコストをかけることはできなくて、開発会社に作るまでをお願いして、開発会社も作って終わり、だったのかなと。
さらに実は自治体の人なり、開発会社の人なり、誰かはきっと「この状況おかしいな」とは気がついてたんだと思うんです。(希望
ただ、コストをかけて改修する必要があるかを検討するためにハザードマップのアクセス数を確認すると、
ほとんどアクセスが無かったんだと思うんですよ。
それじゃ予算下りないですよね。
さて、ちなみにこの問題になっているのが栃木のハザードマップなんですけど、対応早かったですね。
Chromeで見られるようになってました。
もしかするとニュースを見た市民から苦情が殺到したのかもしれないですね。
そして、こんな注意文言がでてました。
つまり、ブラウザで絞るのを単純にやめたんだと思います。
そのかわり、画面が表示されない環境があることを謝りつつ、リンク先の各市町毎のハザードマップ(PDF)への導線を引くという。
そうそうこういうのでいいんだよ
という対応でした。
で、今回みたいなことを減らすにはどうしたらいいかというと、コストをかける必要があるくらいそもそも需要があればよいので、
みんなもハザードマップ確認しとこうね!
ということだと思いました。(きれいにまとまった