僕とネットショッピング

食料品、日用品、大型家電まで、毎日なにかが家に届く生活をしています。

【音声あり】「それ僕じゃない!」祖母が受けた振り込め詐欺の残酷な手口。世間はもっと反社会的勢力を憎んでほしい

どうも、90歳になる祖母がいる僕です。

 

毎週3回は電話しているし、月に何度かは必ず会ってます。 

が、何度もオレオレ詐欺、振り込め詐欺にあいかけています。

 

寸前で僕や父が気がついており、金銭的な被害は無いものの、お金を振り込む直前までいっています。

刑事さんに家に来てもらったこともあります。

ドラマで見たような装置をおばあちゃんの家の電話に取り付けている姿は格好良かったです。

 

一応対策もしていました。

東京都は自動通話録音機を無償で貸し出してくれます。

 

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この録音機は上記の通り通話の初めに警告メッセージが流れて犯人を牽制します。

 

が、駄目でした。

犯人は堂々とかけてきて、15分もダラダラと話をして、祖母から個人情報を聞き出していました。

 

ただ自動通話録音機のおかげで、最後の犯人からの電話は全て録音されていました。

 

今回これを全て手動で文字起こししました。

その録音自体も個人情報部分をカットして、特定を防ぐために音声にフィルターをかけて編集してYouTubeにあげました。

 

実はこれ凄く手間でしたw

そもそもYouTubeに上げると自動で文字起こししてくれるって聞いてたんで、それでやろうと思ったんですが、電話の声だったこともあってか中々ひどいもんでした。

多少の手直しで使えるかな、とか思ったんですが全く使えるところがありませんでした。

 

(下記はYouTubeで自動文字起こししたもの)

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僕はブログに手間をかけないことでお馴染みですし、また祖母の事件をブログのネタにするのも微妙だなぁと思ってました。

 

なので、本当は書く気はなかったんですが、今話題の宮迫さんの事件見てて、やっぱり今回その機会だなと思ったのです。

 

先に言っておくと、この記事は宮迫さんや田村亮さんが悪いとか、もっと責められるべき、とかそう言う話ではありません。

批判の集まってる吉本社長の会見ですが、僕はこちらに関してもなにも思ってません。

 

ただ、いずれの会見でも「反社がー」「被害者の方々の気持ちがー」という単語だけは出てくるものの、そこはあくまでおまけ。

そして話題は吉本と芸人の対立となり、ますますそもそもなんでここまで話が発展したのか忘れさられてきました。

 

そんな今だからこそ、もう一度そもそもの発端の反社会的勢力や振込詐欺ってのがどんだけ感じの悪い奴らなのかをまとめたくなったわけです。

 

この記事は「反社ムカつく!」って思ってくれる人が増えるのが狙いです。

 

 

巧妙で姑息な振り込め詐欺、オレオレ詐欺のムカつく手口

 

振り込め詐欺とか思いのほか身近です。

いつ身近な人が被害を受けるか分かりません。

 

最初、祖母に変な電話がかかってきてるな、と気がついたのは、もう10年くらい前です。

僕は会社帰りに祖母に電話する習慣があったので、その日も電話しました。

 

そこで変なことを言われました。

 

「今度うちに来た時にでも新しい電話番号も登録してね」

 

はじめは何を言っているのか分かりませんでした。

僕は電話番号を変えたりしていません。

 

よく話を聞くと、どうも僕だと名乗るやつから昼間に電話がかかってきてこう言ったそうです。

 

「俺だけど電話番号が変わったんだ。今度からはこっちでかけるから登録しといてよ」

 

祖母は自分で番号登録ができなかったわけですが、もし仮にできてしまったら、その後その番号からかかってくる電話を僕と信じてしまうわけです。巧妙な手口です。

 

僕は祖母に、

「名前を名乗るまで絶対に僕だと思わないで」

「知らない番号だったら一度いつもの僕の番号にかけ直して」

と伝えました。

 

その後も不審な電話は続いたようです。

言った通り僕に電話をしてきて「さっきの僕ちゃんじゃないわよね?」と確認されたこともありました。

 

あぁ、思えば、もっと早くちゃんと対策しておくべきでした。

 

そして一番、致命的だった事件が起こります。

よく聞く手口、僕を名乗った男からの電話でした。

 

その僕は会社のお金300万円を電車の網棚に忘れてしまったそうです。

「早く返さないとクビになる」と泣きじゃくる僕のために、祖母は家にある全て通帳を持って家を飛び出す直前でした。

 

しかし、幸いたまたま奇跡的に、そのタイミングでうちの父が祖母の家を訪れました。

父は、パニックになりながら通帳を手に家を出ようとする祖母を止めました。

 

が、祖母は電話を僕だと信じ込んでおり、父の制止を振り払って銀行に行こうとしたそうです。

 

父はすぐ僕の携帯に電話をかけたのですが、僕は出られませんでした。

父は僕の家にもかけたらしく、家の電話に出た嫁が父に「そんなはずはない」と伝えたそうですが、それでも祖母はすぐには信じなかったそうです。

 

毎回僕なんです。

 

いつも、祖母は僕だと思ってお金を用意します。

 

祖母が僕のことを思ってくれる気持ちを利用してお金を用意し、そして騙されたと知ってショックを受けるわけです。

金銭的な被害はなくても、騙されるたびに祖母が凄く悲しそうな顔をします。

 

これがムカつく。

 

この事件以降に前述の自動録音機をつけました。

それでも駄目だったので、最終的には登録してない電話番号からの電話を一切受け付けない設定にしました。(そういう電話を買いました)

 

もう半世紀以上も同じ電話番号なので、祖母は「昔の知り合いがいつ電話をかけてくるか分からないから」と嫌がっていましたが、もうそうするしかないと説得しました。

 

これで、祖母には詐欺の電話もなくなりましたが、昔の知り合いから電話が鳴ることもなくなりました。

 

これもムカつく。

 

詐欺電話がなければこんな対応しなくて良かったのです。

 

 

さて、長々前置きしちゃいましたが、そういうわけなので録音されていた詐欺師と祖母のやり取りを公開します。

 

これを聞いて、読んで、皆様にもムカついてほしです。 

 

 

1. 記憶力の落ちた祖母に「過去にあった」と信じさせる 

 

録音されていた電話の冒頭です。

どうもこの前にも何度か同じ人間から電話がかかってきていたようです。

 

 

———


【音声あり】振り込め詐欺1〜僕とネットショッピング

 

詐欺「もしもし」


祖母「はい」


詐欺「あ、{祖母の名字}さん?どうもご無沙汰しております。{会社名と思われるもの}の{名字}です」


祖母「あ・・・はい・・・」


詐欺「お久しぶりです」


祖母「・・・う〜ん・・・そう・・・」


詐欺「え、覚えてないですか?もしかして。」


祖母「ごめんねぇ、この頃もう歳のせいで・・・」


詐欺「以前五年前にね、{祖母の名字}さんのお自宅の前で、ご挨拶させてもらったときに、{祖母の名字}さんからね、『あなた若いんだから、これからも頑張りなさい』って僕のことを励ましてくれたんですよ


祖母「あぁそう・・・そうなの?そんなことぉ・・・うーん、そう・・・ごめんねぇ、なんだかねぇ、うーん、そうごめんねぇ、、、顔が浮かばない」


詐欺「あーホントですか、ただあの会ってもらえれば、お顔思い出して貰えると思うので


祖母「わざわざねぇ、お電話いただいてごめんねぇ」


詐欺「{祖母の名前}さん、当時ねぇ、五年前はげましてもらって、僕も仙台の方に行っていたんですよ。」


祖母「あーそう、こないだもお電話くださったわよねぇ」


詐欺「んーそうですそうです」


祖母「うーん、それは思い出してるフフフ」


詐欺「あはは、ホントですかぁ」


祖母「うーん」


詐欺「{祖母の名字}さん今あれなんですか?お体はお変わりないですか?ずっと」


祖母「いーえ、もう、お変わりは大アリです」


詐欺「そうなんですか?なんかどうかされちゃったんですか?」


祖母「うーんやっぱり歳のせいね。うーん」

———

 

どうしてかは全く分からないですが、祖母の名前、電話番号がバレていました。

 

そして詐欺師は「昔会ったときに励ましてもらったモノ」と名乗ります。

 

普通なら信じなかったかもしれませんが、記憶力に自信がなくなっている祖母は、過去に会ったという言葉を信じ、忘れてしまったことを謝ります。

 

 

そして、詐欺師は巧みに情報収集を始めます。

 

 

2. 自然に話しながら祖母の周りの人間の情報を収集する

 

詐欺師は情報収集を始めます。

まずは周りに頼れる人間がいるかどうか。

 

僕や両親も近くに住んではいますが、祖母は一人暮らしです。

 

———


【音声あり】振り込め詐欺2〜僕とネットショッピング

 

詐欺「今、{祖母の名字}さんあれなんですか?ご主人とお暮らしですか?」


祖母「ううん、主人はもうとっくに亡くなってます。ほら近くに娘たちや孫たちが居ますからね、しょっちゅうあれですけどね。主人はもう・・・」


詐欺「あーそうなんですか。じゃ今{祖母の名字}さんはお一人暮らしで?


祖母「まぁ一人って言えば一人だけど、本当にすぐ近くのマンションにね、孫たちも世帯をもったりして、ひ孫がいて、ひ孫たちも出入りしてくれるしね。」


詐欺「毎日来てくれるんですか?


祖母「え?」


詐欺「毎日来てくれるんですか?」


祖母「あ、毎日っていう訳にはいかないけども、しょっちゅう来てくれるし、あの、あれなの、土曜か日曜かのどっちかは必ず、ひ孫や孫やなんか一緒に娘婿のところが呼んでくれてね、そこでみんな集まって、あの食事ごちそうになったり、食べに行ったり、外へ。いろいろしてくれてみんな良くしてくれてます」


詐欺「あーそうなんですか、へー、じゃ結構楽しんでますねぇ」


祖母「まぁおかげさまでねぇ、ひ孫がまぁだんだん大きくなってくるから可愛いですよねぇ」


詐欺「ひ孫さん何歳なんですか?」


祖母「え?」


詐欺「ひ孫さん何歳なんですか?」


祖母「ひ孫は女の子、{年齢}」


詐欺「{年齢}?へーまだ小さいですね」


祖母「だってひ孫だもん。早いほうですよ、ひ孫にしたら、みなさんにそう言われる」


詐欺「そうですよね、だって{祖母の名字}さんいくつですか?まだお若いですよね」


祖母「えぇー、若くないですけど、孫が早く結婚したからね。だからおかげさまで、ひ孫の顔も見られたし、結構・・・」


詐欺「だって{祖母の名前}さん、80台・・・」


祖母「そうです、もう後半です」


詐欺「以前、もう本当に5年前と声もそのままで」


祖母「とんでもないです、ありがとうございます」

———

 

孫、ひ孫は僕と僕の子供達の話です。

 

僕が聞けばどう聞いても怪しいですが、祖母は話に上手くのせられてペラペラと話してしまいます。

 

怪しむどころか祖母は会話を楽しんでるようにさえ聞こえます。

詐欺師も優しい言葉で情報を聞き出します。

 

 

祖母が気を許したと分かった詐欺師は、より直接的な情報収集を始めます。

 

 

3. 祖母が自由にできるお金があるかを確認する

 

祖母が普段1人であることを確認すると、次は祖母が自由にできるお金があるかを確認してきます。

 

現在は父が預かっていますが、当時は祖母が全ての口座を自分で管理していました。

 

———


【音声あり】振り込め詐欺3〜僕とネットショッピング

 

詐欺「いやいやいやぁ〜、今あれなんですか?お買い物とかお洗濯は自分でやっているんです?」


祖母「まぁ自分のことくらいはね、今のところはまだできてますからね」


詐欺「あーそうなんですか?」


祖母「はい・・・」


詐欺「じゃあれなんですか?銀行さんとか郵便局とか、そういうのも自分で管理してるんです?


祖母「あ、もう管理もなにも、ちゃんとそういう人たち(自宅まで訪問してくださっている銀行員や郵便局員の方のこと)も知ってる、よく詳しいからよく面倒みてくださるからね」


詐欺「あーじゃ、通帳とか管理してくれてるのは、お子さんが?」


祖母「ううん、それはもう、私が持ってはいますけれども、知っています。」


詐欺「あーそうなんですか、じゃあ結構アレですね、助かりますね。」


祖母「はい、本当に助かっています。で、そしてほら孫がね、すごく良くしてくれるのね」


詐欺「うん」


祖母「うん、だからもう。買い物なんかだって『今スーパーにいるんだけどいるものないか?』って必ず電話くれるしね」


詐欺「うん」


祖母「うん、だから、もう幸せにやっております、おかげさまで。」


詐欺「へぇ、いいですね、ホントに幸せそうで」


祖母「えぇ、ありがとうございます」

 

———

 

その幸せに水を差そうとしている奴が何を言うのかと。 

 

かなり大胆にお金の取り方を探ってきてますが、祖母は怪しむ気配がありません。

 

それどころか祖母は、僕のことを自慢げに詐欺師に話しているわけです。

悲しい気持ちになりますよこれ。

 

そして、詐欺師は祖母の情報収集をつづけます。

 

 

4. 祖母の普段の生活を習慣を把握する

 

祖母は年金と貯金で暮らしています。

 

今は足が悪くなり習い事もできていませんが、当時は習い事が楽しみでした。

 

———


【音声あり】振り込め詐欺4〜僕とネットショッピング

 

詐欺「{祖母の苗字}さん普段なにやられているんです?」


祖母「あーなにやるって、月に何回かお友達と習字をやってるんですよね」


詐欺「趣味?」


祖母「習字、お習字ね。もうお習字云々じゃなくて、それが終えたあと、みんなで昼を食べておしゃべりしたりするのが楽しみでね」


詐欺「ふっふっふおしゃべり?おしゃべり好きなんですか?」


祖母「だってそういうときしかみんな集まらないからね、お友達がね」


詐欺「すごいですね」


祖母「そしてほらお友達もだんだんほら、あのあれ、施設にはいったりとかね。やっぱりそういうふうになったり、亡くなられたりするから、だんだん減ってきてるからね。寂しいですけども、でもおかげさまで、どうにか私は私なりに頑張ってます、ありがとうございます。」

 

———

 

聞いてて辛くなる。

 

しかし詐欺師にとってはこんな話も騙すための情報収集に過ぎないわけです。

 

5. 祖父が生きてた頃の収入を確認する

 

祖父は非常に優しい人でした。

人の悪口は言わず、他人を絶対に傷つけない人でした。

 

———


【音声あり】振り込め詐欺5〜僕とネットショッピング

 

詐欺「あれ?ご主人さんっていつ亡くなられちゃったんですか?」


祖母「もう今年、十七回忌だったんです」


詐欺「じゃ、17年前くらい?」


祖母「そう」


詐欺「へーじゃ結構経つんですね」


祖母「そうなんですよ」


詐欺「へーじゃ大変ですね」


祖母「いえ、もう大変も通り越しちゃって、なんとも。ほらお寺さんが近いからね(17回忌のことだと思われる)」


詐欺「あーそうなんですか」


祖母「だから、あれなんで、いいです」


詐欺「ご主人って、あれなんですか?お仕事なんかされてたんですか?」


祖母「あぁ、まぁお勤めしてました。若いときはね」


詐欺「え、何やられてたんですか?ご主人さん」


祖母「え?」


詐欺「結構立派な仕事をやられてるって言ってた気がしたんですども


祖母「いやいや、そんな立派でもないけれども、まぁまぁやってくれてました」


詐欺「えーそうなんですかぁ、本当にご主人さん、いい人ですねぇ」


祖母「ええ、おかげさまでねぇ、それはもうねぇ、自慢じゃないけど、誰から言っても余計な事は言わないし、あの○○(聞き取れず)な人だから。みんなに、良く言われてましたねけどね」


詐欺「すごいですね、ご主人さんもご立派な人だったしね。だからこそあの{祖母の苗字}さんもね、僕のことを励ましてくれてね。もうあんなにひよっこだった僕のことを励ましてくれて」


祖母「そうですか?」


詐欺「僕も{祖母の苗字}さんのおかげでね、ここまで成長できたんですよ。」


祖母「いやぁ、そんなに言っていただいたらお恥ずかしいです」

 

———

 

祖母は今度は祖父の自慢を始めます。

 

でも詐欺師はただ「いくら金を騙し取れるか」を知りたいだけです。

この家には祖父の残したお金がどれくらいあるのか?を知りたいだけです。

 

良心どこに置いてくるとこういうことができるのか。

 

 

6. なぜかバレている住所。そして強引に自宅に来ようとする

 

そしてとうとう詐欺師が強引に祖母に会おうとしてきます。

 

———


【音声あり】振り込め詐欺6〜僕とネットショッピング

 

詐欺「{祖母の苗字}さん、まだ{祖母の住所}に住んでますか?」


祖母「そうなんです」


詐欺「あーご住所変わってないです?」


祖母「変わってません」


詐欺「あー本当ですか?」


祖母「変わってません」


詐欺「明日ちょうど僕ね、あの、そちらの方にまた行くんですよ。そのときにまた{祖母の苗字}さんにご挨拶したいなぁと思ったんですけど。」


祖母「うーん・・・」


詐欺「うん、その時にまた{祖母の苗字}さんにご挨拶したいなぁって思ったんですけど、明日夕方ごろになってしまうんですけど、お伺いできないですかねぇ。{祖母の苗字}さんにちょっとだけご挨拶したいなぁと思ったんですけど」


祖母「ありがとうございます、そんなお気遣いなく、私も適当にやっておりますからフフフ」


詐欺「明日ちょうどね、{祖母の苗字}さんの近くを挨拶回りしているので、僕も仙台で勉強してきたこといろいろあるので、そういうことちょっと{祖母の苗字}さんに見てもらえると、僕もね、頑張れるんで」


祖母「えぇ、明日はねぇ、ちょっとわたし病院、昼間はちょっと病院に。○○の方の病院に行く日なんですよね」


詐欺「うんうん」


祖母「だから、明日は」


詐欺「病院?病院はいつ行かれているんです?」


祖母「あの病院はねぇ、あのあれで、あの総合病院なんです。そこでね、明日は整形のほうでいくんですけどね。」


詐欺「あぁそうなんですか?何時からですか?」


祖母「何時?予約は3時くらい、3時何分か・・・あそこ見ないとアレですけども、書いてあるんですけども」


詐欺「あー3時から?」


祖母「だから、やっぱり、3時、、、10分かなんかの予約だったと思うから、そうするとやっぱりうちはねぇ、あの早めにでないといけませんからね」


詐欺「あーそれって何時頃帰ってきます?僕多分おうちつけるの夕方くらいなんですよ、5時とか」


祖母「あー5時くらいには、帰って来れるかなぁ、、、だけどほら、いつも行くと買い物して帰ってくるから、そういう時しかでていかないから・・・」


詐欺「うん、じゃ、明後日はどうですか?明後日だったら」


祖母「明後日はお習字があるの」


詐欺「お習字何時からですか?」


祖母「お習字は午前中に行くんだけど、それからほらお友達のうちに行って、お茶飲んだりおしゃべりしたりして、いつも夕方に帰ってくるの、ホホホ」


詐欺「あーそうなんですか、じゃお習字終わりに会いに行っていいですか?」


祖母「ううーん、そのぉ、、、」


詐欺「おうちついたらでいいんですよ、ホントに。ホント。明後日の5時でどうです?」


祖母「5時?」


詐欺「そう5時。5時くらいだったらいます?」


祖母「5時・・・5時は少し厳しいかなぁ」


詐欺「あぁ、いないですか?」


祖母「まぁ、、、あれだから・・・5時・・・明後日っていったらいくんちでしたっけ?26日?」


詐欺「明後日は26日ですね」


祖母「26日ね・・・そう・・・26日は・・・はい・・・」


詐欺「26日の5時で大丈夫です?」


祖母「26日の・・・ちょっと・・・はやくあれすればあれだけども」


詐欺「じゃ、5時半にしときます?」


祖母「だってその時間に見えても、夕飯の支度もできないし・・・。なんのご愛想もできないもの」


詐欺「あーそうなんですか?じゃ、明日の午前中のほうがいいですかね?」


祖母「明日の午前中?」


詐欺「10時とか9時とか」


祖母「あのぉ、、、あのせっかく来てくださるっていうのに、あの、、、はい、、、なにかあの、、、うーん、、、正直言うと、まぁ良いです。はい。」


詐欺「じゃぁ明日の10時で大丈夫です?」


祖母「10時?」


詐欺「うん、朝10時か9時」


祖母「そんな、9時なんて言われたら困っちゃう」


詐欺「あはは、そうですよねぇ。10時頃で大丈夫ですかねぇ」


祖母「そうねぇ、10時頃、、、うーん、明日も、、、うん、、、なるべく大丈夫なように、はい。」


詐欺「分かりました、じゃ明日の10時にお伺いますんで。多分明日もちょっと暑いと思うんで、お水の一杯でもくださると助かります」


祖母「はい、その、、、そのお茶くらいは出せるかもわかんないけど、、、はい。」


詐欺「わかりました、お願いします」


祖母「いえいえ、お願いしますじゃなくて。他になんかややこしいなにかがあるんですか?」


詐欺「うん?はい、そうですそうです。明日、{祖母の住所}のほうを回らせてもらうんですよ」


祖母「なんかお仕事のことでいらっしゃるの?」


詐欺「あーそうですよ、いろいろ。お仕事のことじゃなくて、あの以前お世話になったことと、そういうお話ししたいなぁと思ったんですよ」


祖母「ややこしいこと言って。正直言って、ここのところ本当に、うーん、お話伺ってお返事ができるか分かるかどうか知らないけれども」


詐欺「大丈夫ですよ、ありがとうございます。じゃ明日の10時にお伺いますんで、よろしくおねがいしますね。」


祖母「でも、なんのお役にもたてない。お茶の一杯くらいは出せますけども、それ以外のことはできないので」


詐欺「はい、大丈夫ですよ。ありがとうございます、はいどうも失礼します」

 

——— 

 

その強引さと家に来られるという不安から、流石に怪しいことに気が付き始めた祖母に対して強引に約束を取り付けます。

 

そしてこの電話の後、祖母は不安になって僕に電話をしてきました。

僕は会社帰りに祖母の家に寄り、この動画はその際に撮影したものです。

 

ちなみに、指定の時間に待機していましたが、結局時間になっても詐欺師は来ませんでした。 

周りの人間の気配に気がついたのか、お金をあまり取れないと思ったのか、真相はわかりません。

 

なお、これは数年前の話で、今では前述のとおり電話もかかりませんし、口座の管理は両親がしています。

 

 

以上です。

 

どうですかね、これを読んでくださったみなさんがこういう詐欺を身近に感じてくれて、反社会的勢力に対して憎しみを持ってくれたら良いなと思ってます。

 

批判が集まってるよしもとの社長も嫌な人なのかもしれませんが、それとは比にならないくらい反社会的勢力っていうのは嫌なやつらですよ。 

 

身の回りにお年寄りがいる方はぜひ気をつけてあげてください。