この記事は、CMで話題のフィルターレスドラム式洗濯機、日立ビッグドラム(BD-STX120H/BD-SX120H/BD-SV120H)の購入を検討している人向けです。
ざっくり内容は下記のとおり。
- パナソニック、東芝、シャープなど他社のドラム式洗濯機のフィルター、お手入れ方法を比較
- フィルターレスの日立ビックドラム最新3モデルの機能と価格の違いを比較
- 家電量販店での最大まで値切った価格とネット最安値を設置費なども考慮して比較
結果、実際に僕が購入するモデルと価格を決めるまでの一部始終を聞いてください。
ドラム型洗濯機が革新的進化!CMで話題のらくメンテ(フィルターレス)日立ビックドラム
どうも、洗濯機を買い替えようと思ってる僕です。
我が家は乾燥機能を多用するため、大容量の乾燥が可能なドラム式洗濯機を選ぶようにしています。
我が家の洗濯回数が多いのも原因だとは思いますが、ドラム型洗濯機ってシンプルな縦型の洗濯機よりも壊れやすくて、大体3年くらいでちょこちょこと不具合がでるようになり、5年保証が切れた頃には買い替えが必要になってきます。
これまでシャープ→パナソニック→日立→パナソニックと4台使ってきましたが、どのメーカーもそんな感じでした。
しかし、壊れやすいとはいえ縦型洗濯機からドラム式洗濯機への進化は、非常に大きな違いを感じました。
乾燥時間や乾燥容量は縦型と比較になりません。
だからドラム式を選ぶしかないのですよね。
ただ、ドラム式を選ぶようになってから買い替えた4台にはそんなに革新的な変化はなかった気がします。
泡で洗って汚れ落ちが良い、風アイロンでシワがつかない、ナノイーで殺菌できる、などなど各社が差別化を図ろうといろんな機能をつけてくれますが、はっきりいって大きな体感はできませんでした。
しかし先日、たまたまこんなCMを見てしまいました。
洗濯機のフィルターを眺める女性。
都度フィルターの清掃をするのが面倒だと嘆きます。
たしかに、洗剤の自動投入ができるようになっても、スマホで操作できるようになっても、このフィルター清掃作業からは逃れることはできません。
そこで日立!
なんとこのフィルターを取っちゃったらしいのです。
あーこれはすごい。
こんなポーズをとりたくなるのも頷けます。
無理やり差別化するためだけに搭載された上っ面だけの先進機能である「スマホ連携」とか「AI搭載」などとは違い、ちゃんと革新的な進化です。
そもそも、このフィルター清掃って基本的には洗濯のたびに毎回行う必要があります。
1回3分程度の作業として、日に2回、365日繰り返したら、年間36時間にもなります。
費用として算出すると、仮に主婦の時給を1500円としたら年間54,000円になります。
時間的に考えても、睡眠時間を考慮したら年間3日間くらいはフィルター清掃してる計算になります。
これは今すぐ買い替えたい。
そんなわけで、近くの家電量販店にこの洗濯機を見に行くことにしました。
買い物はネットショッピングが中心の僕ですが、こういう大物を買う時は念の為商品を見ておきたいですからね。
併せて、日立以外のメーカーはどうなっているのかも確認してみたかったんですよね。
最後にドラム式洗濯機を購入したのは5年以上前なので、その期間に他のメーカーがもっと大きな進化をしている可能性がありますからね。
日立、パナソニック、シャープ、東芝、AQUAのドラム型洗濯機を比較!乾燥フィルターの違いは?
さて、そんなわけで近くの家電量販店(ビックカメラ)にやってきました。
ここでドラム式洗濯機を販売している主要なメーカーの最上位モデルを全て見ていきます。
あ、僕の大好きな激安家電でお馴染みのアイリスオーヤマも異常に安いドラム式洗濯機もどきを発売してますが、あれは形がドラム型なだけで、乾燥容量が他メーカーの半分くらいしかなかったり、そもそも乾燥機能がついてなかったり、という斜め下の商品なので、今回は比較対象にはなりません。
そんなわけで、早速お目当ての日立から見ていきましょう。
HITACHI ドラム式洗濯乾燥機
ビッグドラム
(BD-STX120L/R)
ルックスは普通のドラム式。
ルックスにこだわるようなことは無い、良く言えば日本メーカーらしい硬派な見た目です。(良く言えばです
そしてなるほど。
いつものところに乾燥フィルターがありません。
らくメンテという名に相応しい、本当にしっかりとフィルターレスですね。
代わりに別のフィルターがこっそり増えていると言うこともありません。
この結果、お手入れは下部にある埃フィルターを月に1回掃除するだけで良いようです。
さて、価格や日立の他のモデルも気になりますが、ここはいったん他のメーカーも見ていきましょう。
特にここで表示されている価格に関しては、値引き交渉することで大きく変わるので、気にすることはありません。
のちほど、値下げ交渉の結果もお話ししますので、いったんお待ちください。
さて、続いてはこちら。
日本でドラム式洗濯乾燥機のシェアNo. 1らしいPanasonicです。
パナソニック ドラム式洗濯乾燥機
ななめドラム洗濯乾燥機
(NA-LX129BL/R)
ちなみにずっと日立のメーカー販売員さんから説明をうけていたのですが、
「日立はパナソニックとライバルだったが、いつのまにか東芝とライバルのような扱いを受けている」
「日立もパナソニックくらいCMもバンバン打てれば、こんなことにはならない」
と、悔しさを滲ませて語ってくれました^^
パナソニックはシェアNo. 1の余裕からか価格が全メーカーで1番高いです。
また「メーカー指定価格」を導入しており、個別の値下げがほとんどされないそうです。
ウリは洗浄力とかナノイーXという除菌機能ですが、こういうのは体感が難しいやつですね。
洗剤自動投入とかも、最新モデルとしてはもう当たり前の機能ですね。
そして、問題の乾燥フィルターは…
しっかりついてます。
シンプルなので掃除は楽そうですが、いくらスマホで操作できても、結局物理でこれの掃除は毎回する必要があります。
続いて、日立とライバルといわれた東芝もみてみましょう。
東芝、シャープ、AQUAも乾燥フィルターを工夫!メンテナンスが楽なのは?
続いて東芝、シャープ、AQUAの順に見ていきましょう。
これ気がついたのですが、どこも中国や台湾資本になってしまったメーカーですね。
東芝の白物家電は中国企業、シャープの白物家電は台湾企業へと売却されていますし、AQUAはもともと三洋電機ですが、同じく中国企業に売却されて、今やSANYOブランドは残っていません。
日本の代表的な家電メーカーがどんどん海外に売られていくのは日本人としては寂しいですが、しかし中国製でも日本製でも良いものは良いわけで、家電を選ぶ時はあくまでプロダクトのクオリティで見てたいところです。
では、そんな各メーカーの最上位モデルを見ていきましょう。
まずは、東芝のドラム式洗濯機です。
東芝 ドラム式洗濯乾燥機
ZABOON
(TW-127XP2L / TW-127XP2R)
ウリは、抗菌ウルトラファインバブル洗浄EXという洗浄力なんですが、これも体感はしにくいやつですね。
価格は日立よりも抑えめです。
ちなみに繰り返しますが、この価格は値引き交渉前なのであくまで参考値です。
では、気になるフィルターはどうでしょう。
デカい…
し、やけに複雑な構造です。
そして、謎のレバーが…。
ああ、なるほど。
このレバーを押すと埃が削ぎ取られるんですね。
うーん、確かに工夫はされてますが、実際に埃が詰まった時にはどうなのでしょうね。
複雑な作りをしていると、埃は隙間という隙間に入り込むので、余計なことをせずパナソニックみたいにシンプルに全振りした方が実際は掃除が楽な可能性もありますが、まぁこれは使い込まないと分かりません。
続いてはシャープです。
シャープ ドラム式洗濯乾燥機
ES-X11A
これは台湾資本らしいオシャレなデザインですね。
ウリは乾燥力だそうですが、これはかかる時間とかで多少は実感できるかもしれません。
ちなみに乾燥の電気代も1番安そうです。
価格は東芝よりさらに少し安いですね。
気になる乾燥フィルターですが、
これまたデカいですね。
あれ?こいつ…動くぞ!
なんとこの乾燥フィルター、エアコンや空気清浄機のように自動お掃除機能がついています。
東芝が手動レバーでフィルターの目詰まりをとるのに対して、シャープは自動お掃除機能でフィルターの埃を自動的に取ってくれるようです。
その結果、お手入れは1週間ごとで良いようです。
しかし、1週間ごとに水洗いとかさせようとしてます。これは手間ですね。
さて、ラストはもと三洋電機でお馴染みのAQUAですね。
AQUA ドラム式洗濯乾燥機
まっ直ぐドラム
(AQW-DX12N)
このAQUAという会社名は、中国のハイアールに買われる前の三洋電機が販売していたドラム式洗濯乾燥機のブランド名から取られているそうです。
つまり、ドラム式洗濯乾燥機には社名にするくらいの強い思い入れがあるはずと言えるでしょう。
なお、ウリはコンパクトなことぽいので、洗濯機スペースに制限があるご家庭なら選択肢になるかもしれません。
価格は他メーカーの最上位モデルと比べるとだいぶ安くなっており、値下げ交渉したり、ネットで購入したりすれば18万円を切りますね。
主要メーカーのドラム式最上位モデルとしては最安値であることは間違いないと思います。
気になる乾燥フィルターはいかがでしょう。
今度はヤケに小さいですね。
引っ張り出しても、他メーカーの3分の1くらいのサイズしかありません。
なんと、これ補助フィルターらしいです。
本来のフィルターに当たる部分は、洗濯機内に内蔵されていて自動でお掃除されるらしいです。
こちらの自動おそうじフィルターはお手入れは一切不要だそうで、先ほどの小さな補助フィルターを週1回清掃すれば良いらしいです。
シャープは週1で結構なお手入れを求めていたことを考えると、これで本当に目詰まりが起きないなら良いですね。
ただ、仮に目詰まりが起こっても手の届かないところに内蔵フィルターがありそうなので、個人ではどうしようもなさそうなのがやや心配です。
さて、こうして比較してみると、乾燥フィルターのメンテナンスに関しては、各社頑張って様々な工夫を凝らしてますね。
- 余計なことはせずにシンプル1番のパナソニック
- ワンプッシュで埃を削ぎ取る東芝
- 自動フィルターお掃除で週1メンテで良いシャープ
- 補助フィルターの週1メンテで良いAQUA
しかし、日立ビッグドラムはフィルターレスにすることで「1ヶ月ごとのお手入れで良い」と謳っています。
各メーカーが工夫しているのに実現でていないことを考えると、改めてそれが革新的な進化であることが分かりますね。
なので、僕の中でもうメーカーは日立に決めました。
あとは、日立のどのドラム式洗濯乾燥機を選ぶかです。
実は日立のらくメンテ(乾燥フィルターレス)なドラム式洗濯乾燥機は松竹梅で3種類あります。
次はこの3種類の機能の違いと、価格の違いを見て、コスパ的に1番良いモデルはどれなのかを選んでいきましょう。
日立の口コミ、臭い!最悪!は過去の話。最新のらくメンテ対応BD-STX120HL/R、BD-SX120HL/R、BD-SV120HL/Rの違いは?
日立のビックドラムの、らくメンテ(乾燥フィルターレス)なドラム式洗濯乾燥機は下記の3種類です。
- BD-STX120HL/R
- BD-SX120HL/R
- BD-SV120HL/R
このほかにも、公式サイトに掲載されたドラム式洗濯乾燥機が2種類ありますが、いずれもフィルターレスではないので比較対象にはしません。
- BD-NX120HL/R
- BD-SG110JL/R
一点、比較の前にひとつ気になるな話があります。
日立のビッグドラムで検索すると、
日立 ビッグドラム 臭い
という、サジェストが出てくる件です。
つまりみんなが「ビッグドラムは臭い」と思っているわけです。
で、メーカーの販売員さんに聞いてみたんですが、これは言いがかりでもなんでもなくそういうことがあるとを認めてました。
なんでも日立独自のエコ機能「ヒートリサイクル乾燥」によって下水の臭い戻ってきていることに起因しているそうです。
でも、安心してください。
今回対象のらくメンテ(フィルターレス)な最新モデルは、全機種ヒートリサイクルが廃止されたそうです。
つまり、臭い問題は解決してます。
販売員さんも「この機種でもまだ臭いなら、それはその人の家がそもそも臭いんです」と言ってました^^
ただ、それと引き換えに乾燥にかかる電気代は上がってしまったようです。
特に日立は乾燥方式にこだわっていて、他社が電気代の安いヒートポンプ方式を使う中で、唯一ヒーターを使っているそうで、そもそも電気代が高めなのです。
これ、思っているよりは大きく電気代高いです。
各メーカーのドラム式洗濯機の電気代
- 日立 48.7円
- シャープ 18.3円
- パナソニック 27.6円
販売員さん的には「その分、乾燥の仕上がりには自信がある」ともおっしゃってましたが、これはおそらく体感できないやつなので、電気代が気になる方は要注意です。
しかし、個人的には一度の洗濯が20円、30円高いのはどうでも良いです。
それよりもなによりもフィルターレスの魅力で日立から選んでるわけですからね。
そんなわけで、このBD-STX120HL/R(松)、BD-SX120HL/R(竹)、BD-SV120HL/R(梅)の違いを見ていきましょう。
まず、基本的な性能からです。
左から順に高性能、松竹梅の順にならんでいます。
洗濯容量、乾燥容量、本体の大きさまで大きな差はありません。
ただ、BD-SV120HL/R(梅)はスマートフォン連携ができないようですね。
しかし、結局洗濯物を入れたりとかはする必要があるわけで、個人的にはスマートフォンで操作する意味がどれだけあるかは疑問を持ってる派であります。
また、全機種で操作パネルが大きく異なります。
まずは、液晶タッチパネルのBD-STX120HL/R(松)。
液晶なので使い方の説明などを表示できるので扱いやすいのがウリですね。
販売員さん曰く、特にエラー表示がエラーコードだけでなく、エラーの内容も表示出るのがオススメポイントとのことでした。
そしてBD-SX120HL/R(竹)。
こちらはガラスタッチ式だそうです。
配置は良くある操作パネルって感じです。
そして梅モデルのBD-SV120HL/Rはプッシュボタン式だそうです。
たしかに竹モデルのガラスタッチと比べるとオシャレ感は落ちますが、ボタンになってる方が押してる感があるので個人的にはガラスタッチより好きです。
しかし、操作パネルを見ると、BD-SX120HL/R(竹)、BD-SV120HL/R(梅)では明らかにメニューに違いがありますね。
正直操作パネルはなんでも良いのですが、このコース、機能の違いは重要です。
続いては洗濯機能です。
洗濯機にとって1番重要な機能なわけで、ここの違いはきちんと比較していきたい。
洗剤自動投入は、もはやあって当たり前の機能みたいですね
それ以外で言うと松と竹では全く違いありませんが、竹と梅ではだいぶ異なりますね。
BD-SV120HL/R(梅)は、AIや温水系の機能がごっそりありません。
どの程度の価格差があるのか次第ですが、この違いは大きいと考えて頭に留めておきましょう。
続いて乾燥機能ですが、こちらは違いはなさそうですね。
続いて、洗濯機を清潔に保つ機能ですが、前述のとおりここで比較しているドラム式洗濯機は全てらくメンテ(フィルターレス)になってます。
これも、BD-SV120HL/R(梅)だけが、温水槽洗浄コースがありません。
BD-SV120HL/R(梅)は、水を温める機能がないのが大きな違いと見て間違い無いですね。
続いては、予約機能や洗濯、乾燥時間、消費電力、使用水量などの基本的な仕様ですが、ここも大きな違いは見られません。
強いて言うなら、BD-SV120HL/R(梅)だけ温水などの機能が少ない分だけ重量が1kg軽いですね。
まぁノートパソコン買うわけじゃないので、1kgの違いなんてのは大きな違いにはなりません。
そして、最後がコース、機能のメニューです。
もう明らかにBD-SV120HL/R(梅)だけ、コース、機能が少ないですね。
価格差にもよりますが、個人的には洗濯機は長く使うものですし、ここまで違うならBD-SV120HL/R(梅)は選択肢から外れていきます。
逆にBD-STX120HL/R(松)、BD-SX120HL/R(竹)はほぼ違いがないように見えますが、一点大きな違いに気がつきました。
上の画像に黄色くマーカーしましたが、自動投入経路洗浄ってやつです。
説明書によると、液体洗剤のタンクにお湯を入れて、液体洗剤の経路を洗浄する機能みたいですね。
さて、機能比較は以上になります。
簡単にまとめます。
- BD-STX120HL/R(松)とBD-SX120HL/R(竹)には、機能にほとんど差がない(主にタッチパネルの違いだけ)
- BD-SV120HL/R(梅)は、スマホ連携、AIや温水などの機能がごっそりない
はい、お待たせしました、あとは価格差ですね。
機能差を把握した上で価格差を見て、コスパを判断していきましょう。
ショールーム化は必至!家電量販店は値下げ交渉してもネット最安値より驚くほど高い
さて、改めて比較する下記の3モデルを家電量販店(ビックカメラ)価格で見ていきましょう。
- BD-STX120HL/R(松)
- BD-SX120HL/R(竹)
- BD-SV120HL/R(梅)
なお、店頭の表示価格は、値引き前より驚くほど高いです。
僕は家電量販店の表示価格でそのまま買う人は、超大金持ちか家電量販店での大型家電の買い物の仕方を知らない人だと認識してます。
誤解を恐れずシンプルに言ってしまうと、
家電量販店の表示価格は嘘です。
間違ってもそのままの価格で買わないでください。
それを理解した上で、いったん表示価格を見ていきます。
まずは、最上位モデルのBD-STX120HL/R(松)です。
価格は294,800円。
からの10%ポイント還元をそのまま考慮してあげて、
実質265,320円です。
なお、設置費とかの計算は後にします。
ビックカメラは設置費が1100円と安いので、ここを計算に入れると少し有利になりますので、そこも含めて最後は比較します。
続いて、中間モデルのBD-SX120HL/R(竹)。
とはいっても最上位のBD-STX120HL/R(松)と機能的には大きな差はなかったわけですが、価格はどうでしょう。
価格は260,700円。
からの10%ポイント還元をそのまま考慮してあげて、
実質234,630円です。
液晶タッチパネルと自動投入経路洗浄という機能がないだけですが、3万円以上も安くなります。
この手のマーケティング手法は松竹梅の法則と言うようですが、実は竹が本命なのかもしれませんね。
そして最後がこちら。
らくメンテ(フィルターレス)なモデルの中では最も安いBD-SV120HL/R(梅)です。
こちらはごっそり機能が省かれていたことを考えると、大きな価格差が欲しいところです。
で、価格は208,000円。
からの10%ポイント還元をそのまま考慮してあげて、
実質187,200円です。
20万を大きく切りましたね。
ちゃんと機能差なりの価格差がつけられています。
これは判断が難しくなってきました。
しかし、繰り返しますが、ここまでの価格は家電量販店の店頭表示価格です。
どのモデルを選ぶかで悩むのは、ネット最安値を見てからにしておきましょう。
ネット最安値はこちら
家電量販店価格 ネット最安値
実質265,320円 → 203,500円
実質234,630円 → 185,000円
実質187,200円 → 171,500円
比較になりません。
やはり家電量販店の店頭表示価格は高いのです。
また、ネット最安値は松竹梅の価格的な差が少ないですね。
BD-STX120HL/R(松)とBD-SV120HL/R(梅)の価格差は、家電量販店価格の場合は78,000円もあるのに、ネット価格は32,000円しかありません。
これくらいの差なら「最上位モデルいっちゃおうかな」って気持ちにさせられます。
さて、あとは値下げ交渉です。
ここまで家電量販店のメーカー販売員さんに細かい説明を聞かせてもらっていましたので、その流れでそのまま値下げ交渉開始です。
僕「最上位モデルのBD-STX120HL/R(松)って、いくらまで値下げできますか?」
販売員さん「比較してる価格ありますか?」
僕「ネット最安値は、203,500円ですね」
(店頭価格は294,800円なので、つまり9万円差)
販売員さん「・・・ちょっと確認してきます」
(しばし待つ)
販売員さん「お待たせしました。限界がこれですね」
(見せられる電卓)
僕「この価格でポイント還元はそのままですか?」
販売員さん「はい。10%になります。ただ5年保証つけると5%になります」
つまり、保証付けてポイント還元5%を差し引くと
実質237,500円です。
なるほど、頑張ってくれてますね。
しかし、まだネット最安値のほうが安いです。
僕「これだと、まだネットのが安いですね〜」
販売員さん「あとはウチで買うと設置費用が安くて1100円です。そこも加味してご検討いただけたらと思います」
ビックカメラの設置費は確かに安いです。
支払い総額としては、設置のほかに今使ってる洗濯機のリサイクル、運搬を含めると5,280円ほど追加でかかりますね。
つまり、ビックカメラの合計支払額は下記の通り。
実質242,780円。
これで5年保証、設置、リサイクル、運搬料込みです。
他の家電量販店でも大きな差はないと思います。
さて、では同じ条件でネット最安値を見てみましょう。
223,900円でした。
ビックカメラは値引き頑張ってもらっても実質242,780円だったので、その差は18,880円となります。
ポイント還元分を差し引かない支払額としては、31,380円ほど高くなりますね。
悲しいですがこれが実情。
家電量販店がネットで買う前のショールームとして扱われる理由はここにありますね。
そんなわけで、僕はネット最安値で日立ビッグドラムのBD-STX120HL/Rを購入することに決めました。
この記事が皆さんの参考になったら幸いです。
あ、ちなみに価格.comの最安値も実は本当の最安値ではないこともしばしばあります。
ポイント還元を考慮すると、実は楽天やヤフーショッピングのほうが安かったりということは少なくありませんので、必ずチェックしてみてください。