この記事は、下記の人に向けた記事です。
・Amazonマスターカードクラシックを使っている人
・Amazonマスターカード作りたいが、クラシックにするかゴールドにするか悩んでいる人、
・Amazonマスターカードクラシックからゴールドに切り替えようと思っている人
・Amazonプライム会員でない方はまずプライム会員になってから読んでください。
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どうも、1日に平均1件以上のAmazonが自宅に届く僕です。
コンビニは社会インフラだから24時間営業なのだって話がありますが、Amazonこそ社会でありインフラです。
そんな僕なのに、昨日までAmazonの支払いはAmazonマスターカードクラシックを使っていました。
プライム会員ならポイント還元率2%
年会費:1度でもカード利用すると無料
愚かなことでした。
先に言います。
クラシックを使っている人は今すぐにゴールドに切り替えましょう。
クラシックを使っているのは愚かなことです。
ポイント還元率2.5%
年会費:10800円
「でも年会費1万円取られるでしょ?」
「ポイント0.5%の違いではもとを取れないんだけど?」
はい、分かります分かります。
たしかに、クラシックとゴールドのポイント還元率の違いはたったの0.5%です。
0.5%の違いで1万円ペイしようとすると、年間200万円以上使う必要があります。
流石に僕もそんなに使ってません。
でも大丈夫です、年会費はペイできます。
それよりもゴールドにしないと大きな損をする可能性があります。
Amazonマスターカードゴールドの年会費は実質420円
まぁもったいぶった感じにしましたけど、これは偉そうに言うほどのこともなく、いろんなブログで同じことが書かれてます。
が、せっかくなので既にご存知の方ももう一度お付き合いください。
Amazonマスターカードゴールドの年会費には下記の通りの割引があるのです。
公式サイトより引用です。
利用状況により、2年目以降から年会費が最大6,480円割引(税込み)割引
通常年会費10,800円(税込み)
・「マイ・ペイすリボ」でおトク
ゴールドカードの方で「マイ・ペイすリボ」にご登録の方は、年に1回以上カードをご利用になれば、2年目以降から年会費が半額の「5,400円(税込み)」割引となります。
・「WEB明細書サービス」でおトク
さらに「カードご利用代金WEB明細書サービス」のご利用で2年目以降年会費が「1,080円(税込み)」割引となります。
よって、最大6,480円の割引となりますので是非ご利用ください。
まずマイ・ペイすリボとはなにか?
これは全ての支払いを自動的にリボ払いにするという設定です。
「リボ払いとか使いたくないよ!」
分かります。リボ払いの手数料なんて取られるのは、僕みたいなポイントで得しようとする人間からしてと屈辱ですよ。
マイ・ペイすリボとかいう上手いこと言ったつもりの変換しにくい名称にもイラっとしますよね。
大丈夫です。
実はマイ・ペイすリボの一度設定額は自由に設定できるのです。
これを100万とかにしておけば、リボ払いにはならないので思いがけず手数料が取られることはありません。
ちなみに僕は80万円にしてます。
月に80万円を超えることはまず無いです。
なので心置きなくマイ・ペイすリボを設定して5400円割引してもらいましょう。
そしてさらにWEB明細書サービスの利用で、1080円割引してくれます。
これは明細を郵送するのではなくWebで見るようにするってサービスですね。
これもわざわざ紙で送ってもらってもゴミになるだけなので、すぐに設定しましょう。
これで合計で6480円割引してくれます。
年会費10800円 - 割引6480円 = 割引後4320円
となります。
「でも年会費4320円はかかるじゃん?」
って思ったそこのあなた!
Amazonマスターカードゴールドを持っていれば、
Amazonプライムの年会費が無料になることを忘れてはいけません。
Amazonプライムの年会費は税金と同じで、Amazon国民の義務として支払う必要がありますから、これが無料になるということは実質割引です。
ご存知の通りAmazonプライムの年会費は3900円です。つまり、
割引後のカード年会費4320円 - Amazonプライム年会費3900 = 実質カード年会費420円
はい、実質Amazonマスターカードゴールドの年会費は420円なのです。
還元率0.5%の違いで420円をペイするには年間84000円利用すればいいのです。
これは月間7000円であり、これは普通に使う金額ですよね!(ですよね?
さて、前述の内容を読んでもう一つ気になっていることがあったりしませんか?
この部分です。
利用状況により、2年目以降から年会費が最大6,480円割引(税込み)割引
つまり、1年目は6480円の割引をしてもらえないかのように読めます。
これでは結局1年目は損しそうです。
でも大丈夫です。
まず、マイ・ペイすリボは、カードを申し込みする時に登録しておけば、1年目から割引が適用されます。
WEB明細書サービスの1080円は初年度には取られてしまうのですが、それすらも嫌な場合はまずはクラシックでカードを作りましょう。
クラシックからゴールドに切り替えた場合、クラシックの利用履歴がゴールドに引き継がれるそうで、WEB明細書サービス利用による1080円分の割引が切り替えた初年度から適用されます。(念のためゴールドデスクに電話して確認しました)
これによりゴールド1年目から年会費を420円にすることが可能なのです。
「でも420円かかるんでしょ?Amazonを月に7000円も使わないよ」
って方はおりますでしょうか?
僕はその場合でもゴールドを推します。
ゴールドには年間420円の価値は充分にあります。
「空港ラウンジ?旅行保険?それも使わないよ?」
違います。
Amazonだからこそ年間420円くらい出しておいたほうが理由があるのです。
クラシックのゴールドの大きな違いはショッピング保険!クラシックの条件に騙されないで!
はい、AmazonマスターカードゴールドとAmazonマスターカードクラシックの大きな違いはショッピング保険にあります。
ショッピング保険というのは、そのカードで購入したものが壊れたり盗まれたりしたときに保障してくれるというサービスです。
カード会社によって異なりますが、Amazonマスターカードの場合は、三井住友カードのお買い物安心保険が適用されます。
これがAmazonのサイトに表記されているゴールドの保証内容です。
そして、こちらがクラシックの保障内容です。
これを見て、
「なんだ、クラシックでも100万円まで保障してくれるんじゃん!それで十分だよ」
って思った皆様。
騙されておりますよ。
Amazonのサイト上には書いてありませんが、クラシックのショッピング保障の内容には厳しい条件があるのです。
(Amazon的に騙すメリットないので、多分純粋に書いて無いだけだと思いますが)
実はこのお買い物安心保険はカードによって適用されるランクが分かれています。
Amazonマスターカードはゴールドなので、当然300万円の「ゴールド」が適用されています。
しかしAmazonマスターカードクラシックは一番右の「その他のカード」が適用されます。
この「その他のカード」は「対象となる利用」に厳しい条件があるのです。
それが「リボ払い・分割(3回以上)払い利用」です。
リボ払いか分割払いをしていないと、ショッピング保険の対象にならないのです。
つまり余計な手数料や利息を払っていないとショッピング保険の対象とならないので、前述のようにマイ・ペイすリボの上限を上げている場合はショッピング保険の対象にならないのです。
これではクラシックは実質ショッピング保険がないのと同義です。
Amazonといえば家電などの高額商品の購入にも利用しますよね。
破損したり盗まれたりしたときの保障があるのとないのでは安心感が大きく違います。
これに年間420円くらいの価値はありませんかね。
そして、このショッピング保険はApplePayでiDとして利用した場合にも適用されます。
(ゴールドデスクに電話して確認しました)
つまり、店舗などでApplePayでサクッと払ってもそれにも適用されるのです。
ApplePayで普段使っているカードがゴールドでない人は、ApplePay向けのカードとしても悪くないと思いますね。
というわけで現在クラシックを使っている方は今すぐ切り替えましょう。
つづいては、切り替え方と切り替えた後に必要な手続きをご紹介します。
自動的に引き継ぎが行われるものもありますが、うっかり忘れるともったいないことになることもありますよ。
(これもネットで検索してもこれがよく分からなかったのでゴールドデスクに電話して確認しました)
クラシックからゴールドへの切り替え方は?切り替え後の作業は?
切り替え方は簡単です。
Vpassにログインして、Webから行うことができます。
Vpassは三井住友系のカードを使う上では必須のサービスなので必ず登録しましょう。
Vpassにログインしたらメニュー一覧を開きましょう。
そこからカード種類を切り替えるを選択してください。
Amazonマスターカードゴールドへの切り替えを今すぐ申し込むという画面がでますので、そこから申し込んでください。
一応審査がありますが、審査が通れば1、2週間ほどでAmazonマスターカードゴールドが届きます。
さて、ここからが重要です。
クラシックからゴールドに「切り替える」といいつつ、カード番号などは異なるためカード登録の修正か必要になってきます。
Amazon以外で使っている場合はもちろん、残念なことにAmazonでも修正が必要です。
また、ゴールドに切り替えた後も、一定期間はクラシックが使える状態になってしまうそうです。
(ゴールドデスクに確認しました。どのくらいの期間かは明言されませんでした。)
つまり、登録をしなおさないと、
ゴールドをもっているのにクラシックで買い物をし続けることになります。
それどころか、ゴールドなら無料のはずのプライム会員の年会費を払い続けることになる可能性があります。
カードの登録はこちらのお支払い方法の管理から。
(Amazonアプリ画面の例)
まず、Amazonマスターカードクラシックを「停止」させましょう。
そして新規にAmazonマスターカードゴールドを登録してください。
続いてAmazonプライム支払い情報を変更します。
今度はアカウント設定のプライム会員情報の設定・変更から。
(Amazonアプリ画面の例)
ゴールドのサービスでプライム会員になっている状態だと下記のように表示されます。
これで手続きは終わりです。
あ。
「年会費引き落とされたばかりなのに、もったいないな」
と思った皆様おりますか?
大丈夫です、返金されるそうです。
月割りで未使用月分は返金されます。
(ゴールドデスクに確認しました。)
ネットではいろんなことを言われていわれており、返金された、されない、規約が変わった、変わらないと情報が割れていますが、2019年3月現在のゴールドデスクからの回答は返金されるとのことでした。
(Amazonからそう聞いてると言ってました)
まぁ、実際に返金されるか追ってご紹介したいと思います。
もし返金されないならゴネます。
ゴネてブログのネタにします。
ちなみに、もし他サイトや光熱費などの支払いをAmazonマスターカードクラシックで払っていたなんて方は、もちろんそっちはそっちで別の手続きがいりますよ。
以上です。
と、いうわけで。
Amazonマスターカードを新規に作る予定の方は迷わずゴールドを選択しましょう。
既にAmazonマスターカードクラシックをご利用の方はすぐにゴールドに切り替えましょう。
切り替えはとっても簡単だと思います!
Amazonではなく、普段使いするメインカードは何が良いか調べた話