どうも、外で仕事するのが大好きな僕です。
仕事が完全テレワークになり外で仕事する機会は減りましたが、ファミレスから車のディーラーまで、どこでだって仕事します。
(車の点検を待ちながらデュアルディスプレイで本格的な業務をする図)
そんなノマドワークで活躍するのが、
モバイルバッテリーです。
僕の使っているMacBookはモバイルバッテリーなしでも4時間くらいは使えますが、モバイルバッテリーがあれば10時間以上余裕で使えます。
MacBookに限らず、最近のUSB Type-C で充電できるノートパソコンはモバイルバッテリーで充電できます。
もちろん、充電しながら使うこともできます。
USB Type-C は最近増えてるUSBの規格です。
「タイプC」とか「USB-C」とか呼ばれてるやつがそれです。
(なお、よくUSBって呼ばれてるやつはUSB Type-Aだったんですよね)
さて、最近はスマホ(iPhoneを除く)用の充電もこのUSB-Cのモデルが多いので、こんな風に思った方も多いのではないでしょうか?
「スマホ用のモバイルバッテリーを繋いだがノートパソコンは充電できないぞ!」
「充電はできてるみたいだが、使いながらだと充電が減っていってしまうぞ!」
みたいな。
そうなんですよね。
ノートパソコンくらい消費電力の高い機器の場合、どんなモバイルバッテリーでも良いわけではないのです。
充電する速さよりも消費する電力が勝ってしまうと、結果的に充電ができなくなるのです。
つまり、消費よりも早く急速に充電できるモバイルバッテリーが必要なのです。
USB PDの急速充電、必要なワット数は?Ankerのモバイルバッテリーで比較する
ノートパソコンをモバイルバッテリーで充電する場合、USB Type-C対応のモバイルバッテリーの中でも、
USB Power Delivery
に対応しているモバイルバッテリーである必要があります。
USB Power Delivery(=USB PD)とは、USBの急速充電の規格です。
これに対応しているモバイルバッテリーはノートパソコンを急速に充電してくれるのです。
そして、USB PD対応の中でも、ノートパソコンの消費電力を上回る出力(ワット数)があるモバイルバッテリーを選ぶ必要があります。
ってノートパソコンの消費電力はどれくらいでしょうか?
たとえばMacBookの場合、モデルによって30W〜87Wの充電器が付属しています。
が、87Wの充電器が付属しているからといって87Wの出力があるモバイルバッテリーがないと充電できないということはありません。
画面の明るさや接続機器、またパソコンの負荷によっても消費電力は変わってきますが、僕の経験だとだいたい40Wもあれば十分に充電が間に合うと思ってます。
では、それを目安にモバイルバッテリーを見ていきます。
モバイルバッテリーはたくさんのメーカーから出ていますが、バッテリーは下手すると出火することがあるような機器ですから信頼のあるメーカーで購入したいです。
僕が個人的に好きなのはAnkerです。
もとGoogle出身のエンジニアが2011年に立ち上げた会社で、モバイルバッテリーやケーブルを中心に、スピーカーからロボット掃除機まで開発している会社です。
ちなみに僕はモバイルバッテリーはもちろん、お風呂用のスピーカーとかロボット掃除機までAnker製のものを使っています。
色々試しましたけど、聞いたこともない中国製の商品を買うのと比較して品質が高く、長期間使うことができています。
というわけなので、Ankerのモバイルバッテリーを見ていきましょう。
まず、こちら。
Anker
PowerCore Essential20000
3999円(さらに10%OFFクーポン付き)と大容量なのに非常に安いです。
が、こちらは前述のUSB-PDに対応していません。
下記の通り、2ポート合わせて最大出力は15W。
これではノートパソコンの充電は間に合わないでしょう。
では、下記はどうでしょう。
Anker
PowerCore Essential20000 PD
先程のモデルと同じ名前、同じ容量ですが、最後に「PD」がついており、つまりUSB-PD(USB Power Delivery)に対応しているということです。
価格は5999円(さらに1000円引き)と、先程よりは高いですが、容量を考えればまだまだ安価ですね。
しかし残念ながら、こちらでも駄目です。
USB-PDには対応していますが、最大出力は18Wなのです。
スマホの充電ならフルスピードでもノートパソコンの充電には向きません。
では、ノートパソコンを充電するにはどのモバイルバッテリーが良いのか?
Ankerのモバイルバッテリーの場合、
正解は下記のモデルです。
Anker
PowerCore+ 26800 PD 45W
先程よりも容量も大きいですが、重要なのは容量ではなく出力ワット数です。
こちらはPD対応のUSB-Cポートから45W、他ポートと合わせて合計60Wの出力が可能です。
価格が高くなってしまいますが、ノートパソコンを充電しながら使うなら、このモデルを選ぶ必要があります。
ちなみに僕も最近、以前使っていたモバイルバッテリーが寿命を迎えたので、こちらのモデルを新しく購入しました。
というわけなので、最後に開封レビューさせてください。
【評価】オススメのAnker PowerCore+ 26800 PD 45Wを使用レビュー
届いたばかりのAnker PowerCore+、さっそく開封レビューです。
Anker商品はだいたいこんな感じのパッケージです。
早速開封してみます。
Apple製品ほどの高級感はないですが、十分にしっかりとした梱包です。
中身はこんな感じ。
持ち歩き用の袋とモバイルバッテリー自体を充電する充電器。
そして、USB-Cのケーブルが付属しています。
充電器が立派ですね。USB-C接続で60W出力です。
大容量のモバイルバッテリーは充電に時間がかかるので、こういう高速充電用の専用充電器がついているのは非常に親切ですよね。
ああ、この充電器自体も持ち歩きを考慮してありますね。
コンセントのプラグが折りたたみできます。
そしてこれが本体。重さは580gありますし、大きさもかなりあります。
しかしペットボトル1本分と考えたら、持ち歩けない重さではないでしょう。
Type-Aが2つとType-Cが1つ。
Type-Cのポートはモバイルバッテリーの充電時にも使います。
丸いボタンにあるライトの数でバッテリーの残容量がわかります。おしゃれ。
結果としてはいい感じに使えてます。
動画を視聴しながらオフィス系アプリケーションを操作してますが、全然問題なく充電できてます。
え、もしかして重たそうだからって悩んでますか?
580gなんて本当に全然気にならないですよ。
ちなみにUSB-Cで充電できるようになる前は、僕は下記のモバイルバッテリーを持ち歩いてました。
なんとAC出力は120Wありますからね。
USB-Cではない普通のコンセントにつなぐノートパソコンの充電もできちゃうモバイルバッテリーです。
まぁ、モバイルバッテリーって言っても、
4.2kgありますけどね!!
MacBookの充電がUSB-Cじゃなかった頃、ファミレスで仕事してる光景
こっそりとソファ席に置かれるイカついモバイル?バッテリー。
今は満充電して家に置いてありますけど、地震とかで電気が止まった時の防災道具として使える気がしてます。
ちなみにAnkerはサポートもいいですよって話