Amazon「返品受付センターではこの商品のお手続きを承れません。」
この状態からでもAmazonは送料着払いで返品、返金してくれます。
今回は、その方法をサクッと解説します。
どうも、Amazonの年間注文件数が500件の僕です。
なお、さっき確認したら今年は12月上旬にして500件達成してました(ちょうどピッタリ500件)
僕は生きるための全ての買い物をネットショッピングで済ませています。
特にAmazonはもう生活インフラです。
家電から日用品、食料品までほとんどをAmazonで揃えられますからね。
楽天、ヤフーショッピング、ヨドバシなどの他サービスと比較してもAmazonはとても使いやすいと考えています。
特に「返品のしやすさ」はAmazonの大きな魅力のひとつです。
大事なことなのでもう一度言います。
Amazonは「返品がしやすさ」が魅力のサービスです。
しかし、どうも世の中にはAmazonの返品に関して不安をもってる人が多いのです。
このことはGoogle検索しても分かります。
下記の関連キーワードには「Amazon 返品」と併せてよく検索されているワードが表示されています。
つまり、下記のようなことを知りたくて検索したんだと想像できます。
- 開封済みでも返品できるのか?
- 自己都合でも返品できるのか?
- 無料で返品できるのか?
先にこの疑問に答えておきます。
多くの場合で返品できます。
もちろん状況や商品によっては例外もあるかもしれませんが、実はAmazonはかなり融通が効きます。
少なくとも僕は2006年からAmazonのヘビーユーザーであり、利用回数は6000回を超えていますが、記憶の限り一度も返品できなかったことはありません。
なお開封してから返品したこともありますし、自己都合で返品したこともあります。
家電でも衣類でも、Amazon発送でもマケプレ発送でも大きな手間はありません。
そのいずれもを送料無料(着払い)で返品してます。
とはいえ、Amazonにも返品条件はあります。
例えば返品できる期間です。
Amazonの返品期間30日間です。
返品・交換の条件
Amazon.co.jpおよびAmazonマーケットプレイスの大半の出品者は、原則として商品到着から30日以内の返品・交換を承ります。
ところがこれは先日の話。
僕は、とある事情で商品到着から1ヶ月以上経過した商品をAmazonに返品しました。
商品の状況は下記の通り。
- 到着から1ヶ月以上経過
- 開封済み
- メーカーは返品を拒否
大人しく諦めても良さそうな状況です。
しかし、結論からいうとAmazonは返品を受け入れてくれました。
しかも下記のような最高の条件です。
- 全額返金
- 送料無料(着払い)
今回は、この返品までの一部始終をご覧ください。
あ、余談なのですが、Amazonの神対応に対してアイリスオーヤマの残念な話もまとめてご覧ください。
自己都合で商品到着から1ヶ月経過した開封済み製品は、着払いで返品できる?
さて、まずは返品した商品をご紹介します。
アイリスオーヤマ
ボトルブレンダー(PBB-330)
はい、いつものアイリスオーヤマです。
家電から衣装ケース、マスクまで取り扱ってる新興日本メーカーです。
アイリスオーヤマの家電商品は価格が安い代わりにパナソニックやシャープなどの一流メーカーと比べると品質が落ちます(これは体感できます
ですが、僕は結構アイリスオーヤマ好きで、自宅のいろんなところにアイリスオーヤマの家電があります。
Amazonで購入したものだけでも、ここ2年でこれだけありました。
(家電に餅が混ざってますが、本当になんでも売ってますね)
冷凍食品大量にストックしたくて買った冷凍庫や、惣菜を美味しく食べられるリクック用オーブンなど、そこそこ本格的なキッチン家電も買ってます。
で、今回購入したのはよくある小型のミキサーです。
ボトルブレンダーと呼ばれたりもします。
そのままフタを付け替えれば、タンブラーとして持ち歩けるという優れものですね。
僕は持ち歩くことはないのですが、サイズ感が気に入って買いました。
食後にフルーツジュースを作る時にいちいち大きなミキサー使わなくて済むのが良いなと思ったわけです。
なお、Amazonには他にもたくさんのボトルブレンダーが販売してますが、キッチン家電に関しては聞いたこともない中国ブランドの製品を買うのは抵抗があったので、悩まずアイリスオーヤマを選択しました。
そんなに高いものでもなかったので、セールとか待たずにサクッとポチポチしちゃったんですが、
ここで僕の悪い癖が発動しました。
商品到着後に開封せず、長いことそのまま放置しちゃったんですよね。
これ、ブロガーとかYouTuberにありがちなことだと思うんですけど、なにか買うと開封しながら撮影したくなるのです。
これは「もしかしたらブログや動画のネタになるかも」って期待しちゃうからですね。
僕の場合、月に2本しか記事書かないので書きたいネタのアウトプットが追いつかないレベルなんですが、それでもそういう発想になるのです。
しかし撮影とかすることを考えると少し面倒で、すぐさま必要なものでなかったりすると、ついつい開封を後回しにしちゃったりするわけです。
そんなことで、完全に自己都合で1ヶ月経ってから開封することになりました。
それがこちら。
なんか、箱が潰れてるんですが、これは届いた時からこんな感じです。
ここまではアイリスオーヤマではなくAmazonの配送が悪いです。
しかし、開封してもなかなか雑な梱包でした。、
まず説明書が折れてます。
細かいですが、こういうことは一流メーカーでは中々ないです。
そして、ボトルの梱包も雑。
白い袋がぐちゃぐちゃになってます。
緩衝材の段ボールもなんだかボコボコ。
テープの貼り方も雑極まりますね。
ちゃんとはまってなかったのか、そこの緩衝材も潰れてます。
これでは、配送時に損傷するリスクがありそう。
極め付けは中身…
汚い!
埃はともかく、なんなんですか、この細かい毛みたいなのは…
こんなのが何本もついています。
髪の毛には見えないので、これはまつ毛ですか?
すごいまつ毛の作業者が工場のラインにいるんですか?
しかしこの新品なのに汚れてるという事象は、
アイリスオーヤマあるあるです。
安い分だけ品質管理が一流メーカーのそれよりも落ちるのです。
過去にもアイリスオーヤマ製品で同様の経験をしたことがあります↓
さて、皆さんならどうしますこれ?
「新品なのに製品が汚れてた」ってAmazonに低評価レビューつけますか?
それで洗って我慢して使いますか?
残念ながらこの商品はそこそこ高評価な商品です。
僕が低評価つけたとて、大した影響はありません。
Amazonでアイリスオーヤマボトルブレンダーのレビューを見る
なにより、低評価つけても製品が綺麗になるわけではなく気分なんて晴れません。
つまり、こういう場合は返品一択です。
Amazonは返品が簡単です。
アプリの注文履歴から該当の商品を開いて商品の返品を選択するだけです。
あとは、集荷を頼むか、コンビニに持ち込めばサクサクっと送料着払いで返品ができる…
できないッ!!!
はい、そうでした。
これ、商品到着から1ヶ月以上放置してたのでした。
Amazonの返品・交換の条件は、商品到着から30日以内です。
つまり、原則として返品できません…
結局このまつ毛だらけのアイリスオーヤマを洗って使うしかないのでしょうか?
…でも、待ってください。
原則として
です。
この言葉には「例外が許容される場合があるという意味合いを含む」ことがあるわけです。
さて、もう一度結論を言います。
返品期間の切れた商品ですが、
無事に返品、返金できました。
もちろん送料無料、着払いでの返品です。
では、その方法を解説します。
返品期限切れ!購入後1ヶ月放置の商品を無料で簡単に返品する方法を解説
さて、では実際に返金期間が切れた商品の返品手順をご覧ください。
まず、気をつけないといけないのは、
返品期間の過ぎた商品は、購入履歴からは返品ができません。
返品期間の残っている商品は、購入履歴に下記のような返品への導線があります。
対して、返品期間の終了した商品は、しれっと返品への導線が消されています。
実は下の方にこっそり返品期間が書かれています。
返品期間の過ぎた商品を返品する場合は、通常の返品とは違う方法で手続きする必要があります。
まずは、アプリ右下のハンバーガーボタン≡からメニューを開き、下の方のカスタマーサービスを選択します。
そして、注文内容についてを選択します。
すると、購入した商品一覧が表示されるので、該当の商品を選びましょう。
これは、購入履歴に似ていますが別のリストです。
検索もできるので、該当の商品を検索して選択すると良いでしょう。
該当の商品を見つけたら、商品に問題があったを選択してください。
ここで要注意なのは、返品、交換、返金を選択してはいけません!!
返品、交換、返金を選択してしまうと、ヘルプに飛ばされて、そこからまた購入履歴に飛ばされて、結果返品できない、という無限ループ地獄に落ちます。
さらに、商品に問題があったのメニューにも、返品、交換の手続きという選択肢がありますが、これも押してはいけません。
選択すべきなのは、カスタマーサービスへ連絡です。
残念ながらポチポチするだけでは、返品期間の過ぎた商品の返品はできません。
チャットか電話でサポートに連絡が必要です。
ちなみに僕は話が早いので電話をおすすめしてます。
会話が苦手な人はチャットでも良いです。
なお、これを開封してたのは深夜2時なのですがなんら問題はありません。
Amazonの電話サポートは24時間対応です。
しかも、かけ放題プランでも別料金が発生する0570のファッキンナビダイヤルとかではありません。
かけ放題プランでも別料金の発生するファッキンナビダイヤルとは?
■■ナビダイヤル■■
今すぐ電話がほしいを選択すると本当にすぐに電話をかけてきてきてくれます。
それが深夜の2時であろうとすぐにかかってきます。
ちなみに、こういうカスタマーサポートというのは通話まで待たされることも多いですが、Amazonに関して僕は待たされたことはありません。
このサポート体制の素晴らしさもAmazonの魅力ですよね。
Amazon「コンバンワ、アマゾンのサポートデス!ホンジツはイカガイタシマシタカ?」
(会話の細かいやりとりはうろ覚えです)
早速、外人さんからお電話がかかってきました。
ナマリはありますがキチンとした日本語で、コミュニケーションにはなんの問題もありません。
僕「商品を開封したら中古品のような汚れ方をしていました。返品期間は過ぎてますが返品させてください。」
まわりくどい言い訳や説明はなしです。
単刀直入に「原則できない」と書かれていた返品を要求します。
Amazon「オキャクサマのオナマエとオデンワバンゴウをオシエテクダサイ!」
一通り伝えて、アカウントを確認してもらいます。
Amazon「アリガトウゴザイマス!つぎにヘンピンしたいショウヒンのチュウモンバンゴウはワカリマスカ!?」
Amazonのカスタマーサポート、以前は顧客の購入履歴を全て見られた気がするのですが、最近はプライバシー情報の保護のためにアカウント情報が分かっても注文番号がないと購入情報は見られないようです。
注文番号をわざわざ伝えるのが不便に感じますが、注文番号は購入履歴から簡単に見られますし、カスタマーサポートに勝手に購入情報が見られてしまうのが嫌な人もいるでしょうから、これは良い対応ですね。
注文番号を伝えます。
Amazon「アリガトウゴザイマス、タントウシャにカワリマスのでオマチクダサイ!」
さっそく担当者に代わってくれるそうです。
Amazon「お電話かわりました。ご迷惑おかけしております。」
おお、日本人の方がでてきてくれました。
情報は全て引き継いでいるようです。
そして、こんな提案をされました。
Amazon「お手数ですが、まずアイリスオーヤマにお電話いただきメーカーで返品を受け付けられないかご確認いただけますでしょうか?」
なるほど、たしかにその手もありましたね。
今回の場合、配送時の破損などではなく、明らかに梱包時点から酷い状態だったものなので、アイリスオーヤマに問い合わせるのがそもそも筋な気もします。
しかしアイリスオーヤマは返品を受け付けてくれるでしょうか?
こちらアイリスオーヤマの公式ストア「アイリスプラザ」ですが、下記のような記述があります。
以下の商品の返品・交換はお受けできません。
・お届け後、8日を経過した商品
Amazonよりも厳しい条件をつけてます。
今回はアイリスプラザでの購入ではないですが、これは不安要素です。
しかし、Amazonはこの不安を打ち砕いてくれました。
Amazon「もし、アイリスオーヤマ様に返品を拒否された場合は、先方のサポート担当者のお名前を聞いていただきAmazonに再度ご連絡をください。
Amazonが返金、交換します。」
フォー!!Amazonさんやっぱカッコイイっす。
しかし返品を受け付けなかったアイリスオーヤマの担当者確認しろっていうのも理由はなんでしょうか?
Amazonが返品するけど、アイリスオーヤマ負担になるような仕組みにあって、その際に担当者に連絡でもするのでしょうか?
まぁ、そんなわけでアイリスオーヤマに連絡しようと思いますが、アイリスオーヤマのカスタマーサポートは夜中にはやってません。
次の日に連絡することにしました。
「在庫がないので返品できません」メーカー保証は拒否!Amazonなら着払いですぐ返金
次の日。
仕事の合間にアイリスオーヤマに電話します。
トゥルルルルル…
アイリス「はい、アイリスオーヤマです。」
(会話の細かいやりとりはうろ覚えです)
僕「これこれこういうことで、返品できますか?」
アイリス「あー、該当の商品は在庫切れで返品できません。」
さっくり拒否してきた!
普通に公式ストアでも販売されてるけど、どこにある在庫の話なのでしょう。
普段の僕なら多少粘りそうですけど、今回は粘らなくてもAmazonが返品してくれることが分かっているのであっさり引き上げます。
僕「そうですか。じゃAmazonさんにそう伝えます。あ、ご担当者のお名前聞かせてもらえますか?」
アイリス「田中(仮名)です」
僕「田中さんで通じますか?」
アイリス「はい、田中は私しかおりませんので」
あっさりと電話を終えました。
では、早速Amazonに電話をかけます。
僕「そんなわけで、アイリスオーヤマの田中さんは返品してくれませんでした」
Amazon「…そうですか。では、返品手続きしますね。お手数をおかけしました」
僕「大丈夫です。ちなみに返品って着払いで良いのですか?」
Amazon「もちろん、送料は着払いでお送りください」
フォー!!Amazonさん好きになりそう(もう好き)
早速箱をガムテープで閉じてコンビニに持っていきました。
なおちょっと残念ポイントとしてはPUDOが使えなかったことですね。
PUDOはセブンイレブンとかにあるこの機械です。
Amazonの返品がすごい簡単な理由として、PUDOが使えるというのがあります。
Amazonも以前はラベルを印刷して箱に入れ、さらに発送時に伝票も書く必要がありましたが、最近はAmazonアプリのQRコードをPUDOにかざすだけなのです。
あとはPUDOに突っ込むだけで、対人のやりとりは一切なく24時間返品できるので本当に楽なんです。
まぁ、とはいえ返品期間が過ぎてるのに送料無料で返品してもらえるだけでありがたいので贅沢言っちゃいけませんね。
数日後にキッチンのEchoに通知が来てました。
2830円の返金がされています。
なお、新品交換もできますが、僕は返金してもらうことにしました。
セールの安い時に買ったものではないので、返金してもらってすぐ新しいのを買えばいいんです。
Amazonは頼んだら次の日には届きますからね。
なお、運が良いことに、そのタイミングならもっと安く買えそうなことに気がつきました。
なんと特選タイムセール中だったのです。
>現在のアイリスオーヤマ ボトルブレンダーのAmazon価格をチェック
これはラッキーでした。
なので実は返品発送するより先に購入してました。
次の日に新しく届いたアイリスオーヤマ ボトルブレンダーがこちら。
なんとなくグリーンにしました。
今度は綺麗でしょうか?
うーん、やっぱり説明書が折れてる。
細かいですが、こういうところがアイリスオーヤマクオリティです。
まぁ、でも本体は許容範囲。
「ホコリひとつない」とは言いませんが、まぁ使うのに抵抗があるほどではないです。
ちなみにこのボトルブレンダーはほぼ毎日使うことになるんですけど、それはまた別のお話で。