どうも、19歳学生の頃に子供がデキちゃって現在35歳の僕です。
学生の時、同棲を始めたばかりの嫁(当時19歳)から突然こう言われました。
「妊娠検査薬、2回使って2回とも陽性だった。多分デキてる」
僕は付き合った時から嫁以上に可愛い子には今後出会えることもないし、まして付き合うことなんて絶対に無理だと分かっていたので、結婚できることをとかく喜びました。
当時、嫁は僕のことをそこまで好きなわけでもなかったと思いますが、ストーカー気質な僕と別れるのが面倒くさいと分かっており、また根っから流れに身を任せる人なので、特に嫌とも言わず、僕の母が役所からとってきた婚姻届にサインをして、僕の母が買ってくれた結婚指輪をつけてくれました。
嫁のご両親は理解ある方で、気がついたら嫁の産婦人科に付き合って、出産する病院まで見つけてくれてました。
もともと嫁の家には遊びに行っていたので面識はありましたが、改めて「子供ができました」とか「結婚させてください」みたいな挨拶は一切せず、勝手に結婚しました。
僕の両親は理解とお金があったので、出産費用はもちろん、家の家賃から引越し費用、生活費まで全て負担してくれました。
バイトもせずぬくぬくと学校を卒業して就職した僕でしたが、今度は逆に仕事が楽しくて仕方なく、平日は日が変わるまで会社にいて、子育てに協力的とは言えない父親になりました。
嫁は専業主婦になってくれたので、僕は悠々自適に仕事をさせてもらえました。
おかげさまで昨今話題の「育休取得による問題」とは無縁です。
ただ僕はもともと小さい子供が好きで、休日に子供を連れて遊びに行くのはすごく楽しかったので、休みは必ず子供を連れて遊びに出かけました。
僕が父親ぽいことをしたとしたらそれくらいですが、結果なぜか子供達はすごく外出嫌いです。
出かけるくらいならPCをしていたい息子と、出かけるくらいなら自宅でスマホいじりながらアニメを見てたい娘ができあがりました。
僕も学生時代はそんな感じでしたが、結婚してからの僕は家でPCいじったりはほとんどしてないので、あーこれがDNAなんだなと思いました。
今や下の子すらも小6なので、親と遊びに行くって年齢ではなくなったのだと思いますが、もうほとんど外出についてきてくれることはありません。
「今週土日どこか行きたい所ある?」「特に無い」というやりとりを毎週繰り返しています。
僕と嫁は外出したいので、付いてきてくれない子供たちとは休日バラバラに過ごすことになります。
平日は子供が給食を食べる頃に起き出して、深夜に帰宅してしまうので、僕は子供と1週間ほとんど顔を合わせないこともあります。
かといって子供との関係性は悪くありません。
お出かけを一緒にしなくても、ご飯を一緒に食べなくても、LINEもあるし同じ家に住んでるわけで、なんだかんだ絡みはあります。距離感を感じたことはありません。
たまにゲームすると朝までやってしまうような、兄弟のような関係です。
長々書いてしまいましたが、そんな経緯で親をやっている僕は父親らしい父親ではありません。
自覚もなく父親になり、周りの人のおかげで父親としてやっていますが、いわゆる父親にはなれてないだろうなと思います。
なので、父親として子どもたちに何かを語ることはありません。
ムカついて感情的に子供にわめくことはあれど、子供を叱ることはありません。
おかげさまで昨今話題の「しつけのために児童虐待」とは無縁です。
とはいえ、この歳になると「僕が親にしてもらったことの何割かでも子供たちにしてあげられたらいいな」という思いはあったりはします。
幸せになってほしいですし、もし子供に腎臓移植が必要になったら仕方ないから1個わけてあげようくらいの気持ちがあります。
子供との信頼関係とお金教育
そんな僕でも子供との関係性で成功したなと思っているところがあります。
それはお金に関する信頼関係です。
子供は僕のクレカ番号も、Paypalのアカウントも、AppleIDのアカウントも全て知っています。
そして子供のiPhoneには僕のカードでApple Payが登録されているので、コンビニでもiDが使いたい放題です。
小学一年生からiPhoneを使っているので、その頃からそういう運用をしています。
しかし息子も娘も一度たりとも勝手に課金したことはありません。
「課金されると知らなかった」と嘘をついてガチャを回す子供はうちにはいません。
ちゃんと「パスワードを入れたら課金される」と教えておけば勝手に課金はしません。
娘は事前に確認してくれますし。
息子も少し高額な課金は確認があります。
なんか最近はゲームプラットフォームのsteamか海外サイトへの課金が多いです。
120円のスタンプとかは事後申告ですが、それで良いと言ってあります。
LINEだけではありません。
子供が遊びに出かけるときに「お金もってるの?」と聞くと、だいたい「今日は使わない」と言われます。
たまに「今日友達と映画みるから2000円くれ」と言われますが、映画見るのに2000円はギリギリすぎです。飯も食えません。
まぁこれは信頼関係と言うか、単純に子供がお金に対して無欲なだけですが、それはそれである種の「お金教育」として成功したと思ってます。
お金にシビアな子供なんて嫌ですからね。
まぁ、そんな信頼関係を築いてきた僕と子供たちですが、残念なことに僕としては許せない事件が起こりました。(本題)
朝お財布を見てみると、このような状態だったのです。
僕は神経質な人間なのでお札がこんな風に財布からはみ出すことは絶対にありません。
明らかに雑に財布からお札が抜かれているのが分かりました。
怒りに震えました。
財布からお金を抜くことが許せない理由
僕は息子が学校に行く時間にまだ寝てます。
なので、息子は自分のお財布にお金が無いときは、僕のお財布から勝手にお金を抜いて行きます。
ちなみに嫁も勝手に生活費を抜いていくので、僕はご飯食べたあとに財布に現金がない!ということがよくあります。
ですが、僕のお財布は家のお財布であり、家族の生活費は僕のお財布に入っているわけで、まぁこれは仕方のないことです。
僕が許せないのは、このお財布の状態です。
僕は神経質なので現金はあまり触りたくありません。
いろんな人が触りますからね。
にもかかわらずこんな風にお札がはみ出していたら、僕はお札に触れないといけなくなります。
そしたらまた手を洗わないといけなくなるのです。
僕は神経質なので、1日に何度も何度も石鹸で手を洗います。
そのため夏場でも指先は乾燥でボロボロ、冬になると裂けて血が滲みます。
なるべく少しでも手を洗わないで済ませたいのに、息子が雑にお札を抜いていったことによって手を洗う回数が増えてしまったわけです。
僕はわめきました。
「誰だこれぶっ殺すぞぎゃぁ!お札は財布から絶対にはみ出さないようにしろぎゃぁ!」
と、どうも犯人は息子だそうです。
しかし、わめいても犯人は家にいません。
ひとしきりわめいて落ち着いた僕ですが、今になって少し反省している点があります。
それは「息子だけが悪いのか?」ということです。
確かに息子がガサツに僕の財布からお金を抜いたことは問題です。
しかし本来責められるべきは、未だに現金でしか決済できない店舗が存在していることだと気がつきました。
LINEPayなら出先で息子に「お金がない」と言われても、スマホでピピッとおくることができます。
ところが現金でしか決済できない愚かな店舗があるから息子は現金を持たざるを得ないわけです。
そしてこれは、現金から脱却できない日本という国の落ち度です。
はい、特に最近許せなかったのは、新紙幣のニュースです。
なにを頭のおかしいことを言っているのかと思いました。
こんなことをしたら、レジや自販機、両替機などは新紙幣の対応を進めてしまいます。
コストをかけて対応してしまったら、また現金離れしにくくなるではありませんか。
キャッシュレスを推し進めるべき時代に新紙幣なんて、これはなにかの利権でしょうか?
新紙幣によって「タンス預金があぶり出される経済効果」なんて話も聴きますが、
それならやるべきことは「紙幣の廃止」ですよ!
何リニューアルしようとしてんの!
以上、長くなりましたが、要は新紙幣のニュース見てイラっとして、いつか文句書き殴ろうと思っていたいう話でした。
スッキリしました。
日本大好き。