どうも、最近炊飯器を購入してお米を食べる量が明らかに増えた僕です。
新しい炊飯器で炊いたご飯美味しすぎました。
こんなに違うと思いませんでした。
ファミコンからスーパーファミコン、、、
いや、スーパーファミコンからプレステに変わった時くらいの衝撃的な変化でした(世代の人にしか伝わらない
買い替えのキッカケはステイホームです。
長らくほとんど外食で生きてきた僕ですが、コロナ禍で3月からは100%自炊に切り替えました。
結果、家でご飯を炊く機会がすごく増え、炊飯器が大活躍しだしたわけです。
使っていたのはこちら。
当時で多分2、3万円くらいした記憶あります。
2人目の子供が生まれた頃に買ったので、13年くらい使いました。炊飯器って長持ちしますね。
特にどこが壊れているわけでもないですし、機能的にもなんの不満もなかったので、なにも考えず使っていました。
しかし、よく見ると釜が傷だらけなんですよね。
まぁ、食洗機にぶっ込んで洗ってましたしね。
これは買い替える時期だな
と思いました。
30代後半にもなるとあんまり欲しい物ってなくなるので、なにか欲しいものが出てくるとちょっと嬉しくなります。
どうせまた長く使うし、買い換えるなら今よりも良いやつをちゃんと選ぼう!
と、気持ちが盛り上がってまいりました。
しかし。。。
炊飯器の良いやつってなに?
白物家電全般がコモディティ化していると言われる昨今、炊飯器ってコモディティ代表みたいな家電ですよね。
各メーカーはどこを差別化をしているのでしょう。
そもそも我が家は基本的に無洗米しか使いません。
お米にこだわりはなく産地とかは気にせず、安いお米を狙って買います。
つまり炊飯器の違いくらいでご飯の味の違いが分かるのか疑問です。
つまりあまり予算をかけてもコスパ良いとは思えません。
しかし、せっかく買い換えるならそれなりに良いものが欲しくもあります
なんて、こんな人って結構いるんじゃないでしょうか?
というわけで、僕が炊飯器を選んだポイントをまとめておきます。
炊飯器の価格、性能を決める要素は炊き方、大きさ、内釜の3点
ちなみに僕は家族持ちで嫁もいますが、嫁は家電の購入に一切興味がありません。
僕「いくらくらいのにする?」
嫁「好きにしたら」
僕「どうせなら圧力IHが良いよね?」
嫁「なにそれ」
僕「やっぱ釜は良いやつがいいよね?」
嫁「そうなんだ」
僕「一升炊けるやつにする?」
嫁「なんでもいい」
なので、全て僕が決めることになります。
そこでとりあえず予算から決めました。
2万円くらいです!
多分高級モデルは倍以上しますが、安いモデルなら2台買えるくらいの価格帯。
この予算で一番良いのを頼みます。
そして、僕が炊飯器を選ぶ際に基準にしたのは下記の3点です。
1. まずは炊き方。
選択肢は、
- マイコン
- IH
- 圧力IH
これはすごくシンプルで、
圧力IH > IH > マイコン
の順に美味しいらしいです。
そしてもちろん同じ順に高価です。
象印公式サイトの動画より
これは炊飯器の最も分かりやすい指標。
ここは一番良いのを選択したいです。
つまり、圧力IH一択!
次に釜の大きさ。
選択肢は、
- 5.5合炊き
- 1升炊き
これもシンプル、一度に炊けるお米の量です。
(釜が大きいほうが美味しく炊けるという説もあり)
うちは4人家族ですが僕以外はみんな小食なので5.5合あれば足りるんですけど、僕、炊き込みご飯が好きなんですよね(どうでもいいでしょうけど)
5.5合の炊飯器で炊き込みご飯を作ると4合しか作れません。
なので、ここは一升炊きで!
一升炊きなら炊き込みご飯も6合以上炊けます。
そして、最後が内釜の材質です。
各社一番拘ってるところなんですけど、
ここが一番訳わかりません。
チラッと価格コムで見てみましょう。
豪炎かまど釜
鍛造かまど銅釜
ダイヤモンド竈釜
鉄器コートプラチナ厚釜、、、
ソシャゲの武器か装備のようです。
いやソシャゲなら訳わからない名前でも、ウルトラレア!スーパーレア!レア!のような統一した基準があるのでどれが良いのかなんとなく分かりますが、そういうのがないので全く分からんです。
と、言うわけでこの内釜の材質に関しては、予算の中でいちばん良さそうな奴を選ぶことにします。
一升炊き圧力IH炊飯器は高い!おすすめの人気モデルは避けて安い順!
と、言うわけで、決めた条件でフィルタリングして価格.comの人気ランキングを確認します。
条件は10合(一升)以上で圧力IHです。
うわぁすげぇ高い(ドン引き
2万円の予算じゃ手も足もでない。
ふむ、、、仕方ない。
素人にはオススメできないけど禁断の秘儀を使います。
価格.com秘儀並び替え
価格の安い順!!
安かろう悪かろう、一歩間違えれば安物買いの銭失いという諸刃の剣。
お、予算ちょうどくらいw
ここらへんから選ぶことにします。
安い順に見ていきます。
まず、いちばん安いこれ。
アイリスオーヤマ
銘柄炊き RC-PA10
Amazonで最新価格をチェック(Amazonでもほぼネット最安値でした)
アイリスオーヤマ、最近よく聞きますよね。
新興家電メーカー、ジェネリック家電メーカーなどと呼ばれ、大手メーカーと比べて非常に安価な価格で、さらに顧客の欲しくなるような機能をしっかり押さえた商品を出しています。
ただ、少し前に紹介したこれとかが新品なのに汚れていたりしてて、品質管理が大手メーカーと比較してやはり弱い部分があると体感したばかりでした。
長年使うものや、エアコンのような高価なもの、そして炊飯器のような調理機器を買うのはやはり少し躊躇しちゃいますね。
なので、今回はアイリスオーヤマは外します。
続いて2番目に安いのはこちら。
象印マホービン
極め抱き NP-ZG18
象印って他の家電ではあまり聞きませんが、実はIH炊飯器では国内トップシェア。
価格.comで検索しても上位は必ず象印が独占しています。
価格.comの評価がやや低いようですが、2件しかない評価ですしこんなものは参考にしてはいけません。
こいつはキープです。
3番目に安いのはこちら
日立
RZ-AG18M
日立製です。
どこかでみたと思ったら、ジャパネットで販売しているRZ-TS103Mのベースモデルになったやつの型落ちモデルですかね。
象印やタイガーが3年保証のところ、釜が6年保証なのはいいですね。
ただ、ちょっと気になるのは発売日、2017年の9月に発売したモデルらしいです。
炊飯器とはいえ3年前に発売した型落ちモデルを買うのはやや抵抗がありました。
ので、今回この日立は見送ろうかと思います。
パット見の機能や性能では負けていないんですけどね。
そして、最後がこちら。
タイガー魔法瓶
炊きたて JPK-B180
AmazonでJPK-B180の価格をチェック。Amazonは現在ネット最安値!
久しぶりに聞きましたタイガー魔法瓶。なんか懐かしい。
子供の頃テレビでCMをよく見てた記憶がありますね。
タイガーは他社との差別化を「土鍋」に見出したようです。
炊飯器を買おうと悩んでる人に「土鍋で炊くご飯に魅力を感じますか?」ってアンケートを取った結果、7割の人が土鍋に魅力を感じてるらしい。
(そりゃそんな質問されたら魅力を感じないとは言えない)
ちょっと調べてみると現在IH炊飯器トップシェアの象印マホービンは「象ならタイガーに勝つことができる」ということに因んで社名を変更したんだとか。
つまりタイガー魔法瓶は長い歴史をもつ象印のライバルってことですね。
そういう意味だと炊飯器では象印に一歩リードされてしまっている状況なのでしょうが、これはちょっと気になりますね。
というわけで今回はこの2モデルを候補として比較していきます。
安い(2万円前後)圧力IH炊飯器、象印極め炊きNP-ZG18とタイガー炊きたてJPK-B180を比較レビュー!
早速比較を始めます。
2万前後の1升炊き圧力IH炊飯器バトル!
象印 NP-ZG18 vs タイガー JPK-B180
と、気合い入れて画像編集してみたはいいんですけど…
前述の通りいずれも1升炊きの圧力IH炊飯器という条件を満たしているの、あと比較するのは内釜だけです。
細かい機能の違いはあるでしょうが、内釜が良さそうなやつを選びたいと思います。
では、まず象印マホービン。
黒まる厚釜
厚さ1.7mm
象印の圧力IH炊飯器としては最下級の内釜ですね。
公式ホームページでも特に釜についてはなにもアピールがありません。
「黒まる」という名称も、ひとつ上位モデルの「鉄器コートプラチナ厚釜」と比較すると弱そうさが際立ちます。
つづいてタイガー魔法瓶。
土鍋コーティング3層遠赤厚釜
厚さ2mm
実はこれもタイガーの圧力IH炊飯器としては最下級の内釜だったりしますが、それでもタイガーの土鍋に対するコダワリをちゃんと守っています。
タイガーの最上位モデルは実際に土鍋なわけですが、下位モデルでも「土鍋ごはんのおいしさに迫る」ために土鍋コーティングがされています。
ちなみに下位モデルと言いましたが、あくまで「圧力IH炊飯器」の下位モデルです。
実はIH炊飯器(圧力IHではない)の最上位モデルもこの釜を使われています。
こう見比べちゃうと内釜はタイガーのほうが良さそう。
残念ながら象印の黒まる釜はアピール不足です。
というわけで結果、タイガーのJPK-B180を買うことにしました。
数日後…
はい、届きました。
でかい・・・
これが10合、一升炊きのデカさか。
(後ろにあるティッシュでデカさが伝わりますでしょうか)
大きくて少し不安でしたが、キッチンの炊飯器置き場には無事収まりました。
早速ご飯を炊いています。
炊飯メニューの「極うま」
これは期待をさせてきますね。
しばし待ちます。
どうでもいいですけど圧力IHって圧力を開放するときにプシャーって音が鳴るんですね。
はじめちょっと驚きました。
そして炊けました。
こ・・・これは・・・
今までの炊飯器では見たことのないもっちりとした感じ。
しかしもっちりとしているのにお米がきちんと立っています。
これが土鍋コーティングの力!?
では、早速試食します
・・・
う・・・美味い!!
口の中でほろっとバラけるのに、お米が一粒一粒しっかりしているためか食感がすごく良い。
そして甘い!
お米ってなにもつけなくてもこんなに味あるんだ・・・と感じさせます。
ちなみにその後、早炊きも試してみましたが、これも美味い。
早炊きでも以前の炊飯器とは別物の旨さでした。
いやー、これはいい買い物をしました。
と、いうかもっと早く買い替えしておけば良かった。
長らく炊飯器変えてない皆様には是非とも買い替えをオススメしたい。
ポイントある人は楽天のほうが安いかも