この記事ではヤクルトのことを絶賛してますがアフィリエイト記事ではありません。
どうも、毎日欠かさずヤクルトを飲んでいる僕です。
コロナで外出ができなくなってからも、ネットスーパーや生協でヤクルトを欠かさず注文して、必死に家に常備するようにしていました。
もう1日ヤクルト飲まないと気分が悪いような気がしてきたりします。
しかし、ヤクルトといえば必死にならなくても安心して常備できるソリューションがあることに気がついたのです。
そう、かの有名な、
ヤクルトレディです。
毎週ヤクルトレディにヤクルトを持ってきて貰えば良いのです。
(コロナ自粛期間中はそれも停止していたようですが)
早速こちらのサイトからヤクルトの定期購入を申し込むことにしました。
ヤクルト届けてネット
ヤクルト届けてネットなら、スーパーなどでは買えない宅配専用のヤクルトを、
送料無料で毎週届けてくれます。
安心のヤクルトレディさんが直接配達。
留守でも専用の保冷ボックスに入れてくれます。
ネットから注文、商品変更、そしてクレカ払いの申し込みまで全て可能でした。
そんなわけで、ヤクルト届けてネットから定期契約したわけですが、そこで気になる商品を見つけてしまったので記事にしときます。
なんと国の許可を得ていない怪しいヤクルトが販売されていたのです。
ヤクルト菌単価が一番安いヤクルト1000!さらにストレス緩和に睡眠の質向上!
ヤクルトは、そのヤクルト菌(乳酸菌 L.カゼイ.シロタ株)の量に応じて幾つかの種類があります。
現在スーパーで市販されているヤクルトはこちら。
Newヤクルト
200億個のヤクルト菌が含まれます。
「え、なにがNewなの?」って感じですが、実は2013年にリニューアルしており、それからずっとNewヤクルトらしいです。
Newじゃない頃はヤクルト菌が150億個でしたね。
しかし、このNewヤクルトはヤクルト届けてネットからは注文できません。
ヤクルトレディさんに電話で聞きましたが、やはりNewヤクルトの宅配はしていないということでした。
ヤクルト届けてネットから注文できるヤクルトはこちら。
ヤクルト400 7本パック
一本あたり400億個のヤクルト菌が含まれます。
Newヤクルトが200億個だったことを考えると2倍のヤクルト菌が含まれています。
流石は宅配専用!
と、思いきや...
ヤクルト400の価格は税抜き80円。
対してNewヤクルトは半分の40円。
ヤクルト菌が半分なら価格も半分。
つまりいずれも、
ヤクルト菌1億個あたり0.2円です。
いや、むしろ僕はヤクルトの味が大好きなので、日に5本飲んだりします。
そう考えるとNewヤクルトのほうが良いんじゃないかって思ってしまったり。
と、実は宅配専用のヤクルトにはもう一つ選択肢がありました。
それがこちら。
ヤクルト1000 7本パック
なんと一本あたり1000億個のヤクルト菌が含まれます。
なんとこのヤクルト1000は、お腹に優しいヤクルト菌だけでなく、ストレス緩和や睡眠の質向上という効果まであるそうです。
僕は日々の生活で特にストレスもなく、睡眠もまぁまぁ満足にとれているので、その効果にはあまり魅力は感じませんでしたが、一点非常に魅力的なポイントに気がつきました。
1本あたり130円という価格です。
と、いうのも計算してみてください。
これまでのヤクルトはヤクルト菌1億個あたり0.2円でした。
その計算で言うと、このヤクルト1000は一本あたり200円が相場のはず。
それが一本130円。
つまり、ヤクルト1000ならば
ヤクルト菌1億個あたり0.13円です!
ヤクルト1000はヤクルト菌を単価いちばん安く購入できる手段ということです。これはいい。
・・・しかし。
このヤクルト1000の紹介ページに・・・
僕はとても気になる表示をを目にしてしまったのです・・・
ご覧ください。
お分かりいただけただろうか?
本品は国の許可を受けたものではありません
国の認可を得ない乳酸菌が含まれてるとでも言うのだろうか?
まさかの違法ヤクルトなのでは?
どおりでヤクルトって異常な中毒性があると思っていました。
これは早速通報します。
ヤクルトの効果、機能性表示食品と特定保健用食品の違い
なぜヤクルト1000は国の許可を得ていないのか?
通報する前にヤクルトのお客様相談センターに聞いてみることにしました。
問い合わせた内容はこんな感じ。
ヤクルト1000の注意書きにある
本品は国の許可を受けたものではありません
とは、どういう意味なのでしょうか?
国の認可がない成分などが含まれているのでしょうか?
返事はすぐに来ました。
拝復 ヤクルトお客さま相談センターにお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
弊社商品につきまして、ご関心をお寄せいただきまして、心より感謝申しあげます。
また、「Yakult(ヤクルト)1000」の説明文中の表現により、(僕)さまにはご不安な思いをおかけし、大変恐れ入ります。
「Yakult1000」は、乳酸菌 シロタ株が1本(100ml)に1,000億個、すなわち、高密度である1mlあたり10億個含まれる乳製品乳酸菌飲料です。
本品は、一時的なストレスがかかる状況下での、ストレスを緩和し睡眠の質を向上させる、機能性表示食品です。
https://www.yakult.co.jp/yakult1000/
機能性表示食品は、お客さまご自身が健康を維持するために情報を収集して、さまざまな機能性の選択肢から食品を選ぶことができるようにと考えられた制度です。
「Yakult1000」では、特定保健用食品(トクホ)では申請することのできない「ストレス」に関わる機能を訴求するために、製品を用いた臨床試験(ヒト試験)のデータをもとに、機能性表示食品として消費者庁に届出を行い、受理されたものです。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42001310350500
なお、機能性表示食品は、特定保健用食品とは異なり、国からの「許可」ではなく、あくまで事業者が責任を持って、国に「届出」を行い「受理」されたものです。
そのため、機能性表示食品である「Yakult1000」は、特定保健用食品のように国からその機能性について許可されたものではないことを示すことなどが業界の自主基準にて定められており、当該サイトでは、それに従い「本品は国の許可を受けたものではありません。」等の表示をしております。
また、「Yakult1000」の機能性関与成分である乳酸菌 シロタ株は、安全性や有効性が多くの知見によって確認されており、機能性表示食品を申請するうえで「Yakult1000」の安全性も評価されていますので、ご安心いただき「Yakult1000」をご検討くださいますようお願いいたします。
弊社としましては、今後とも皆さまのお役に立てるような商品・サービスを提供できるよう努力してまいる所存でございますので、ご理解いただけましたら幸いでございます。
末筆ではございますが、(僕)さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申しあげます。敬具
分かりやすくタメになる回答!
ヤクルトのお客様相談センターさんありがとうございました。
まぁきっと皆さんもなんとなく想像していたとおりの事情だったかもしれませんが、それがより正確に理解できたのではないでしょうか?
せっかくなので、まとめましょう。
ヤクルトの違い
- ヤクルト1000(Yakult1000)には、「ストレスをやわらげる」「睡眠の質を高める」などの、他のヤクルトにはない効果がある
- これらの効果を特定保健用食品で申請することはできない
- そのためヤクルト1000では機能性表示食品にしている
- 機能性表示食品は国の審査を受けて許可されたものではなく、臨床試験をもとに国に届け出を出して受理されたものである
- 以上の理由から、業界の自主基準に沿って「本品は国の許可を受けたものではありません」という表示をしている
よく読むと、ヤクルト1000には「おなかの調子を整える」というヤクルトにはよくある表示がどこにもありません。
本来であればヤクルト菌の量的には一番「お腹の調子を整える」んでしょうけど、機能性表示食品であるため、その表示ができないのでしょう。
特定保健用食品と機能性表示食品の違いもまとめます。
調べていたらサントリーのサイトにわかりやすい比較があったので、そこから一部を抜粋させてもらいました。
特定保健用食品と機能性表示食品の違い
うーん、なるほど。
よく分かりました。
しかし、やはりこの表示↓はもったいないですね。
本品は国の許可を受けたものではありません
余計な不安を煽ってしまうように思います。
業界の自主基準ということですが、他社の機能性表示食品を見ていると、もっと丁寧な表記がされているように見えます。
大塚製薬アミノバリュー
サントリー伊右衛門プラス
ヤクルト1000ももっとマイルドに表示できたのではないでしょうか?
と、まぁそもそもこんな細かい文章ちゃんと読んで問い合わせる人もあんまりいないのかな(ごめんなさい
いずれにしても僕のヤクルト菌に対する信頼感は絶対です。
おかげで僕のお腹はいつも絶好調ですからね。
以上でした。
ちなみに、僕はヤクルトの青汁もいつも飲んでます。(本当
ピルクルでよくね?って人はこちらの記事も読んで!