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学校の連絡帳に「宗教上の理由で〜させないで」と書いた話。毒親の信仰と戒律と宗教二世の子供の悩み

 

どうも、今年息子が成人した僕です。

 

宗教二世の話が話題になっていますね。

親が宗教団体に献金して家庭が崩壊するなんて、子供にとってはひどい不幸なことです。

 

そこまではいかなくとも、宗教団体の発行する新聞をなぜか家族の人数分とっていたり、家の広さに対してやけに大きな仏壇を置いていたり、宗教にお金をかけちゃう親は少なくないみたいです。

 

ただ、二世の子供にとって可哀想なのは経済的な面だけではありません。

 

信者が守らないといけない規律である

戒律(かいりつ)の存在です。

 

この戒律がある結果、子供は多かれ少なかれ他の子と違う生活を強いられます。

 

と、ここで僕の話なんですが…

実は僕にも信仰と戒律があります。

 

その戒律を子供たちに強いてきましたし、また信仰の違う妻と揉めたことも度々あります。

 

そして家庭内だけでなく、子供たちが通う学校にも僕の信仰に沿わないことが沢山ありました。

その度に僕は「宗教上の理由でうちの子にはさせないでください」と連絡帳に書こうとしてきました。

 

そんな我が家ですが、とうとう上の子は今年高校を卒業して18歳の成人となりました。

 

今回は僕の信仰によって子供たちにどんな影響があったのか、振り返ってみようと思います。

 

 

【レビュー】よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話(いしいさや)を読んだ感想とネタバレ

 

少し本筋からそれるのですが、宗教二世について調べていて出会ったこんな漫画を読みました。

 

 

 

余談ですが、ebookjapanで購入したら通常990円のこの漫画が初回クーポン半額の495円に194ポイント還元で実質301円で買えましたよ。

 

この漫画はエホバ二世の女の子の話です。

 

エホバといえば、子供が怪我をしたのに親が輸血を拒んで助からなかったなんていう有名な話がありますよね。

 

子供は「生きたい」と望んでいたのに、信仰のために輸血をせずに死んでいったそうです。

 

説得‾エホバの証人と輸血拒否事件 [VHS]

(ビートたけし主演で映画化もされてます)

 

最高に胸糞悪い話です。

 

輸血もそうですが、この漫画を読むとエホバには他にも色々と子供に影響する戒律があるようです。

 

  • エホバ以外の子供とは遊ばない
  • 自分も他人も誕生日をお祝いしない
  • クリスマスはお祝いしない
  • 運動会の応援合戦に参加しない
  • 国歌、校歌斉唱はしない
  • 休みの日には突然家に訪問して布教活動
  • もらったお小遣いは寄付
  • おじいちゃんのお葬式でもお焼香はしない

 

子供の頃にこんなことを強いられてきたら、心の成長への影響は計り知れません。

 

そしてタチが悪いのは、親がこれらのルールを良かれと思って子供に強いていることです。

これら戒律を生きている間に守ることで、死んだ後に楽園に生まれ変わることができるんだとか。

 

最高に馬鹿馬鹿しい話です。

 

この漫画の場合、最後はハッピーエンド的な終わり方なので少し安心できましたが、途中読んでいて可哀想で仕方なかったです。

 

さて、人の信仰をとやかく言ってきましたが、僕にも他人から見たら少しおかしく感じるような信仰があります。

 

嫌いな給食を食べてはいけない!つらいならマラソン大会にでてはいけない!

 

小学生の頃、息子がこんなことを言いました。

 

息子「給食で嫌いな野菜が出たから、減らしてもらったんだ」

 

僕「減らした?で、食べたの?」

 

息子「だいぶ少しにしてもらったから食べられたよ」

 

これは僕の信仰に背いた行為です。

 

僕「減らしたとはいえ食べさせられたの!?嫌いなものを!?…連絡帳を貸して、嫌いなものは宗教上の理由で食べることはできないって書くから。」

 

息子「やめてくれ、親が頭おかしい奴と思われる。」

 

妻「恥ずかしいから本当にやめて。」

 

息子と妻に猛反対されました。

 

そもそも僕は、子供にメニューの選択肢も与えず、にも関わらず残すことも良しとせず、さらに飲み物は狂ったように牛乳を強制されつづける給食という文化が大嫌いです。

 

僕は父の仕事の関係で小2から東南アジアで暮らしてたので給食はほとんど食べていません。

通っていた日本人学校の昼食はお弁当で、住み込みのメイドさんの作ったお弁当には僕の好きなものしか入ってませんでした。(当時白米が嫌いで、おかずだけで満たされたお弁当を食べてました)

 

だから子供たちにも好きなものだけを食べて欲しかったわけですが、うちの子供はそれよりもクラスのみんなと同じであることを選びました。

 

ある日また息子がこんなことを言いました。

 

息子「マラソン大会、嫌だなぁ…」

 

僕「なんで?」

 

息子「半袖で寒いし、疲れるし」

 

これもまた僕の信仰に背いています。

 

僕「この寒空を半袖で走らされるの!?…連絡帳を貸して、宗教上の理由で寒空のなかを走ることはできないって書くから。」

 

息子「やめろって。周りの友達からヤバい奴って思われるだろ」

 

妻「そういうことするなら、今度から学校行事はあなただけで行って。」

 

また息子と妻に猛反対されました。

 

僕は学校のマラソン大会に参加したことはありません。また走りたいと思ったこともありません。

だから子供が嫌なら走らせたくないわけですが、うちの子供たちは「クラスのみんなが走るから」と自分は嫌でも周りと合わせて走る方を選択しました。

 

こんなことが息子と娘、2人の子供が小さいときには何度もありました。

子供というのは、多少嫌でも周りと同じにしたいようです。

 

さて、僕の信仰における戒律はシンプルです。

我慢しないことです。

 

ちょっとだけ、僕が信じる「教え」を聞いてください。

 

人間には我慢ができる限界があり、我慢をしすぎると我慢が溢れて人は壊れます。

 

その限界には個人差があり、その限界値を事前に測ることはできません。

なので、ある日突然溢れます。

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こうなるともう元には戻りません。

 

まるで経験談みたいに話しますが、もちろん僕は経験ありません。

でも、そうやって壊れた人が、ある日手作りの銃で人を撃ったりしてますよね。

だから我慢はいけないんです。

我慢するということは、非常に危険な行為です。

 

とはいえ大人になると我慢しないといけないことは色々とでてきます。

僕も太りすぎているため家系ラーメンを食べないで我慢することもありますし、前日に夜更かししてしまって次の日に眠いのを我慢して会議にでたりすることもあります。

 

大人になると、多かれ少なかれ多少我慢がいるんです。

 

だから親は、子供が子供のうちは全力でその我慢グラスに我慢が貯まらないようにしてあげるべきなのです。

 

我慢ができない子供と我慢が必要ない子供の違い。心の成長への影響は?

 

僕の知る限り、子供のうちからどうしても我慢しないといけないことなんてまずありません。

人に迷惑さえかけなければ自由に生きていても問題ないのです。

 

僕も高校時代は毎日家系ラーメンを食べても太りませんでしたし、眠かったら学校をサボれば良かったんです。

何も我慢する必要はなかったです。

 

もちろん我慢しないからと言って人に迷惑をかけちゃいけませんが、でも我慢しないと人に迷惑をかけてしまうことなんて子供のうちになにかありますか?

 

大人になった僕は仕事をサボればチームのみんなに迷惑をかけますし、家系ラーメン毎日食べて太り過ぎて早死にしたら妻や子に迷惑がかかります。

でも子供のうちは学校サボって家系ラーメン毎日食べたって、自分自身以外の誰も困りません。

 

子供のうちは我慢しなくていいんです。

 

と、こういう話をすると、否定的なこと言われることも多いです。

 

我慢しない子は嘘をつく、とか?

でもそれはちがいます。

嘘をつかないといけない環境が嘘をつかせるのです。

 

出された宿題はやらないといけない、深夜までスマホをいじってはいけない、それを破ったら親が怒る。

こんな環境にあるから子供は宿題をしたと嘘をつき、こっそりとスマホを持ち出す子供になるのです。

嘘をつく必要のない環境を作れば良いのです。

 

我慢しない子は人のものを盗む、とか?

でもこれもちがいます。

欲しいものが手に入らないから盗むのです。

 

食べたいものは好きなだけ食べられて、欲しいものが手元に揃っていれば子供は人のものを盗みません。

盗む必要がないからです。

 

そう考えると、実は我慢させたほうが人に迷惑をかける子供になることが多いんじゃないでしょうか?

 

これは子供が低学年の頃、参観日での出来事です。

道徳の授業で先生が子供たちに聞いていました。

 

先生「なぜ人のものを盗んではいけないか、考えてみてください」

 

盗まれた人が悲しむから…

盗んで手に入れても嬉しくないから…

 

そんな回答がされるなか、うちの息子はノートにこう書いていました。

 

「めんどうだから」

 

綺麗事ではない完全な本音。

これは人のものを盗んでまで欲しいものを手に入れるという発想すらなかったからこそでる答えです。

 

僕はこの時の息子の回答を見て、自分の信仰が正しかったことを確認しました。

 

かわいそう?自転車に乗れない、高校に行けない子供たちの将来

 

さて改めて僕が子供に強いてきた戒律をまとめます。

 

  1. 自分が嫌なことはしない
  2. 嫌いなものは食べない
  3. 家事などの手伝いはしない
  4. 好きなことは好きなだけする
  5. 好きなものは好きなだけ食べる
  6. 欲しいものは買う
  7. 手洗いはしっかりする

 

こんな感じです。

素晴らしい戒律でしょう?

 

しかし、宗教にハマってる人もみんな自分の守る戒律を素晴らしいと思ってるに違いありません。

 

僕も今一度冷静に、本当にこの戒律が子供たちにとって良かったのか、考えてみることにします。

 

1.自分が嫌なことはしない

 

この戒律の結果、18歳の息子は、

自転車に乗れない子になりました。

 

自転車はおじいちゃんに買ってもらった息子ですが、自転車の練習は嫌がったのでさせることはできませんでした。

結果、自転車に乗れないまま大人になりました。

 

が、これは特に困ってる様子はありません。

今時の子供は自転車に乗って物理で出かけなくても、ゲーム内の空間を好きに冒険できますからね。

むしろその方が事故とかもなく安心です。

 

また、18歳の息子も14歳の娘も、

ほぼ勉強しない子供になりました。

 

特に息子は私立中学への合格までは頑張ったのですが、卒業直前に僕まで校長に呼ばれ、本来であればみんな上がれる附属の高校へ上がれないことを告げられるレベルで成績が悪かったです。

 

高校はなんとか別の高校に入学、卒業できましたが、当然のように大学受験はせず、今はゲーム系の専門学校に通っています。

 

が、それはそれで充実していそうです。

これでちゃんと就職できて楽しい仕事につけたらハッピーエンドシナリオに繋がれるはずです。

 

これはあと数年で結果が見られますので乞うご期待。

 

 

2.嫌いなものは食べない

 

僕がそうでしたけど、大人になると自然と野菜とかも食べだすので子供の頃から無理して嫌いなものを食べる必要はありません。

 

この戒律の結果、我が家は、

食事がとにかくワンパターンです。

 

カレー、唐揚げ、豚汁、チャーハン…

Uber Eatsでは、マック、たこ焼き、からあげ弁当…

 

ここ3年は僕が夕食の支度をしているのですが、これは自炊していてとてもつまらないです。

 

普段と違う食事を作ると「これ嫌い」「これ食べられない」と残されるので、結果的に食べてもらえる安全な料理を選択することが増えます。

 

が、子供がそれで体の成長に支障をきたしているかというと、すごく痩せてはいますが大きな病気なども一切なく健康です。

 

ちなみに子供のうちから栄養をきちんと取らないと長生きできないとか言われますけど、長生きでお馴染みの今の高齢者は戦中前後の苦しい時期に栄養満点の食事をしてたわけじゃないですよね?

 

 

3.家事などの手伝いをしない

 

僕の信仰上、家事は親の仕事です。

料理、洗濯、掃除の一切を子供にはさせません。

家事なんてのは大人が渋々やるものです。

 

特にお風呂掃除、トイレ掃除なんていう汚い水回りの掃除は男の大人の仕事です。

女(妻含む)・子供にやらせてはいけません。

 

それかダスキンに頼んでください。

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息子はお湯を沸かしたこともありませんし、電子レンジすらまともに使えません。

娘も家の掃除機をかけたこともありませんし、洗濯機の使い方もしりません。

 

この結果は…特にまだ見えてません。

仮にこれで困るとしたら家を出てからです。

 

が、かくいう僕も当然家の手伝いなんかしたこともありませんでした。

しかし今では、夜ご飯をほぼ毎日作りますし、トイレ掃除は日に2、3回しますし、風呂掃除もかかしません。

 

いざとなったらやるんです、できるんです。

やり方はネットで調べたら全部書いてありますから。

 

なにより僕も妻も19歳で子供ができて今に至ってますが、家事をちゃんと子供の頃からやっておけば良かったなんて思ったことは一度もないですよ。

 

おかしい?信仰の押し付けと子供への影響を反省してみる

 

4.好きなことは好きなだけする

 

うちの子はゲーム機はもちろん、小学一年生から自分のパソコンもスマホも持ってました。

 

もちろん「使っていい時間」なんていうルールは設けられません。(例外として、深夜に寝ないでやろうするのは妻が必死に諌めてくれてました)

 

案の定、息子も娘も一日中PCやスマホをいじっている子供でした。

 

この結果かどうかは知りませんが、息子はなりたい仕事が明確でした。

 

僕も近い業界にいるので、専門学校に通ったら誰でもなれるってこともない仕事なのは分かってるのですが、でもやりたいことが明確なのは悪くないですね。

 

くりかえしますが、息子に関しては後数年で結果がでるので楽しみに待つことにします。

 

 

5.好きなものは好きなだけ食べる

 

我が家では子供たちが食べたいものを最優先します。

 

必ず食べたいと言われたものを作るか頼むかします。

お菓子なんかも食べたいと言われたら箱買いです。

 

この戒律の結果、子供たちは

食にとことん執着がなくなりました。

 

もともと休日は外食の多い我が家ですが、子供は小学生のうちから外食についてこなくなりました。

休日は夫婦で外食してしまうので、子供達はUber Eatsでマックばかり食べています。

食べたいものは?と聞くと「マック」としか返さない子供ができあがりました。

 

いや、息子に関しては「Uber Eatsを受け取るのすら面倒」らしく、娘がいない時はカップ麺ですまそうとしますので、かなり重篤です。

 

これはちょっとだけ心配してます。

一人暮らしを始めたらUber Eats圏内には住んで欲しいものです。

 

 

6.欲しいものは買う

 

ゲームにしてもなんにしても、子供が欲しがりそうなものは子供が欲しがる前に買いました。

これが欲しくなるだろうな、というものは僕が先にチェックしてAmazonでポチって発売日に届きます。

 

この戒律の結果、

物を欲しがらなくなりました。

 

誕生日もクリスマスも何もねだられません。

小さなうちからおもちゃ屋に興味をもたない子供ができあがりました。

 

そしてお金にも無欲になります。

たとえばお正月のお年玉にも執着がないので、中身も見ずにほったらかしです。

 

これは本当に良かったと思っています。

現金が必要なときは勝手に僕の財布から現金を抜いていくのですが、本当に必要な分だけしか抜いていきません。

「たくさん抜いてこっそり貯めておこう」みたいな発想に至らないのです。

 

この信頼感があるので、子供のスマホに僕のクレカから引き落としされるiDやQUICPayなども設定することもできています。

現金を使われるよりもポイントが貯まるしお得です。

 

 

7.手洗いはしっかりする

 

僕ら夫婦は神経質です。特に僕がひどいです。

 

トイレの後や食事の前、冷蔵庫に触る前にも手洗いはもちろん徹底しています。

外から家に帰ったら手洗いはだけではなく、お風呂に入るまで部屋に入ることも許されません。

 

それでも僕はドアノブやリモコン、なにかスイッチなどの人の手が触れるものは毎日徹底的にアルコール消毒を欠かしません。

結果としてなのかは分かりませんが、まだ家族1人もコロナにはなってません!

 

ちなみにこのルールは子供には大不評ですが、まぁもうこれくらい我慢して欲しいです。(え?

 

 

さて、以上です。

 

簡単にいうと僕は自分がもう一度子供に戻ってしまったとしたら「こういう親の元に生まれたいな」を目指しています。(それも理想通りにできてないことも沢山ありますが。)

 

それが良かったのか、悪かったのか、結果が出るのはもう少し先になることも多いですが、今のところ大きな問題にはなってないと自負してます。

子供たち2人とも、学校はサボりがちですし、部屋は散らかり放題ですし、成績も悪いですが、しかし友達は多いですし、悪いことはしませんし、心身共に健康です。

 

もちろん僕含めて、ほとんどの親が自分の子供には幸せになって欲しいと願ってますよね。

 

子供の幸せのために宗教の戒律を守らせて、

子供の幸せのために好き嫌いなく野菜を食べさせて、

子供の幸せのためにスマホやLINEを制限して、

そして僕みたいに、子供の幸せのために我慢をさせないようにしたりします。

 

が、それが本当に子供にとって幸せなやり方なのかは、親は常に考えつづけないといけないな、と思いました。

 

偉そうな長文駄文失礼しました。

 

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