「Agodaは詐欺サイトである」というコメントいただいたので、それに対しての見解を記事最後に追記しました。
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どうも、最近プチ旅行がブームの僕です。
休日になると妻と2人で車にのって遠出して、フラッとホテルに宿泊したりしています。
月に2回くらいはそんなことをしているので、車には常に宿泊セットを積んでいます。
贅沢なようですが、宿泊費は2人で1泊1万円を超えることはありません。
ホテルは安いところを探します。
そもそもホテルにいる時間ってそんなに長くないですし、部屋が衛生的でトイレとお風呂が付いていれば、なんでもない日に泊まる分には問題ないかなと思うわけです。
もちろんラグジュアリーなホテルに頻繁に泊まれたらその方が良いですが、質も量もっていうのは贅沢な話なわけですよ。
そんな僕が最近よく使っているアプリがこちら…
agoda(アゴダ)
このアプリ、なぜか公式サイトで「最低価格保証」とか言っている価格より安く宿泊予約できます。
さらに日によって値段がどんどん下がったりします。
しかも多くのホテルで宿泊日の直前までキャンセル無料なので、ちょっと先の予定であれば何度も予約したりキャンセルしたりを繰り返して最低価格を狙うのも楽しいです。
まぁただそんなことをしていた結果…
面倒なトラブルにあいました。
そんな一部始終をまとめときます。
アゴダ安い!公式サイトの最低価格保証と宿泊価格比較!口コミの評判と煽り文句にご注意!
先日、夫婦でフラッと名古屋まで行きました。
東京からだいたい車で4時間くらい、いまや車で4時間はもう近所、つまり名古屋は近所です。
さて名古屋って夫婦2人で1泊するといくらくらいかかると思いますか?
agoda(アゴダ)で調べると5000円以下からあります。
1人の価格ではありません。
夫婦2人で5000円以下です。
つまりひとり2500円以下、びっくり価格です。
部屋こそ狭いですが、必要十分ではあります。
バスタブはありませんがシャワー付き、もちろんトイレもついています。
異常に安さではありますが、このホテルは大和ハウスグループが運営するダイワロイネットホテルズなので安心感もあります。
実際に2泊しましたが、価格に対してのコスパは最高でした。
なお公式サイトからも予約できますので、その価格をチェックしてみましょう。
30日前の早割価格ですが、会員価格でも1部屋で6500円です。
ホテルの公式サイトといえば最安値になることが多いですが、公式サイトの!しかも会員特別価格なのに!アゴダの方が1500円以上安いのです。
同じく名古屋で探していると、30平米とそれなりの広さで9142円という部屋もありました。
ひとりあたりにすると4600円以下というお値打ち価格です。
広さだけでなくお風呂とトイレが別で良いですね。
安いホテルはユニットバスが多いのですが、ここはバスタブ付きで洗い場もあります。
僕が長風呂、長トイレで手洗いを占領しがちなので、これは妻にもポイント高かったりします。
さて価格は安いですが、このホテルはホテルオークラやホテル日航オークラニッコーホテルの運営するホテルで、ビジネスホテルと比べるとワンランク上な感じがします。
なお、こちらも公式サイトで同ランクの部屋を調べてみると会員価格でも税込14534円となっています。
つまりなんと公式サイトの会員価格よりアゴダの方が4,538円も安いということになります。
ここまで安いと、
なんか怪しそうにみえますよね。
分かります。
価格の安さもそうですが、日本語の使い方、日本人に馴染みのないフォントやサイトの色使いなどにも違和感を覚えますし。
(この色使いは日本のサービスのそれじゃないです)
とにかく頻繁にあの手この手の謳い文句で煽ってくるのも不安を覚えてしまいます。
残り2時間!
あなただけ!
過去24時間よりさらに安い!
人気急上昇!今日予約が入りました!
すぐに満室になります!
ベストプライス保証!
弊社より安い料金を見つけたらその金額にします!
最後の1室、今すぐ予約!
思いつく限りの煽り文句を全部盛りです。
不動産屋の営業マニュアルみたいになってます。
さらにホテルの評判、口コミ評価もうさんくさいです。
9以上は最高!
8以上は非常に満足!
7以上はすごく良い!
6以上は良い!
評価が6未満のホテルは見つけられませんでした。
「みんなちがってみんな良い」という金子みすゞのような暖かい評価という解釈もできますが、口コミによるホテル選びの基準としては全く成り立っていません。
つまり「すごく良い」は「普通」で、「良い」は「悪い」って解釈することになります。
さらに極め付けにこの煽り。
前日までキャンセル無料!
「もうウダウダ悩んでないでとりあえず予約しちゃえよ!」ってことです。
見れば見るほどフィッシングサイトのやり口にも見えてきました。
フィッシング詐欺の被害者に対して「安さに飛びつくほうも悪い」なんていう声が聞こえてくるのがインターネットです。
もちろん騙す方が悪いわけですが、利用者側にも相応のリテラシーが求められるのです。
少しでも不安があれば使うのはやめるべきでしょう。
しかし、僕はWindows95の時代からインターネットの荒波に揉まれている自称インターネット上級者()です。
最安値と見るや否やすぐ予約しました(╯⊙ ⊱⊙╰ )
スライドするだけで簡単に予約できちゃいますからね、サクッと予約しちゃいました。
しかし少し冷静になると不安が出てきます。
安いとは言っても1泊あたり1万円以上、これでキャンセルできなかったらと考えると大損害です。
また、キャンセルできてもキャンセル料取られたりするかもしれません。
そもそもアゴダは現地支払いの選択肢がありません。
アゴダのアプリから支払いをすると、アゴダ経由でホテルに支払いがいく仕組みです。
(課金日の指定がある場合でも予約時点でクレカの仮売上処理がかかります)
つまり宿泊代金ををホテルではなく、いったんアゴダに支払っているのです。
つまりキャンセル時にちゃんと返金してもらえるかどうかはアゴダ次第です。
そもそもお金だけ取られてホテルのフロントで、
「ご予約は確認できません」
なんて、言われる可能性だってあります。
さて、アゴダは本当に安全なのでしょうか?
agodaは安全?本当に無料でキャンセルできる?返金されないなんてことは?トラブルは?
そもそもホテルの宿泊予約サービスはたくさんありますけど、楽天トラベルとか、Yahoo!トラベルとか、じゃらんnetとかのほうが馴染みもあるし安心感がありますよね。
僕も楽天トラベルを使うことが多かったです。
そんな僕がアゴダを使うきっかけとなったのは、とあるホテルをGoogleで検索していた時にそのホテルの最安値がアゴダだったからです。
(Googleでホテル名を検索すると、ホテルの最低価格とかを表示してくれます)
ちなみにアゴダの他にならんでいるHotels.comやExpediaは、いずれもアメリカのエクスペディアグループのサービスです。
一時期CMをしまくってたトリバゴもエクスペディアグループで、アゴダと同じく海外のサービスですが多少認知度が上がりますよね。
対して、このagoda(アゴダ)は全く聞き覚えがありません。
しかし調べてみると、このagodaもシンガポールに本社があって3700人も社員がいるなかなかの大手です。
さらに親会社は日本でも多少知名度のあるブッキングドットコムを運営するブッキングホールディングスということです。
これは多少安心感出てきました。
(wikipediaより)
そして、先に言ってしまうと
実際にキャンセルできます。
もう多分10回以上キャンセルしてるのでたまたまできたわけではないでしょう。
キャンセルは簡単です。
アプリの予約確認ボタンから予約情報を開いて。
予約情報からキャンセルを選択し、キャンセルの理由を適当に選択します。
この際、いわゆるサブスクの解約処理とかで見かける「わざとキャンセルしにくくする」みたいなことは一切ありません。
むしろ解約直前まで今なら「キャンセル無料」ということを明示的に表示してくれています。
これがあるだけでもキャンセルの安心感が違います。
キャンセルするとすぐに「キャンセルされました」という通知が来ます。
キャンセル処理中とかで待たされることなく、瞬間にキャンセルできたことが分かるのも安心できるポイントです。
既に支払いが完了していた場合でも返金されます。
PayPal経由で支払いしていると、程なくしてPayPalからメールで返金されたことが通知されていました。
これまで数十回予約してますが、事前に支払って返金がされなかったことはありません。
もちろん宿泊も問題なくできます。
ダブルブッキングだったり、思っていた部屋よりも狭かったり、追加でお金取られたりなんてこともありません。
ただひとつだけ問題がおきました…
クレジットカードが止まりました。
主に使ってるJCBのクレカが、アゴダで予約とキャンセルをした直後に使えなくなったのです。
もちろん限度額や未払いによるものではありません。
もしかすると、僕が宿泊代金を安くしようとしすぎたことが原因かもしれません。
アゴダで安く予約するコツはキャンセル!クレジットカードが止められるトラブルとは?
アゴダを使う際、安く予約するコツというのがふたつほどあります。
ひとつめのコツは予約したらキャンセル期間まで同じホテルを定期的にチェックすることです。
と、いうのもホテルの価格は変動するからです。
下記は僕が来月夫婦2人で2泊しようとしている名古屋のホテルです。
現在の価格は25,900円です。
休みの土日に夫婦2人で2泊という予約なので、30平米の部屋と考えればこれでも相場より安いです。
(実際に公式サイトの会員価格より安かったです)
しかし僕が予約した最後の段階では24,739円でした。
現時点の価格より1000円以上安いです。
同じ日の同じ部屋の同じ宿泊人数なわけですが価格が変動しているわけです。
(これはアゴダに限らずあり得ることですが、アゴダはその中でも顕著に変動する印象です)
さらに、その下のプロモコードを適用したときの価格をみてください。
23,308円とあります。
なんと、現時点の価格より2500円も安い価格です。
これがふたつめの安く予約するコツ「プロモコード」です。
このアゴダ、どんな条件かは分かりませんが定期的に使いきれないほどのプロモコード、つまりクーポンを送りつけてきます。
これを使うことで価格がさらに安くなるのです。
楽天トラベルのクーポンって使おうとしたら既に制限数に達していたり、使えたと思ってもクーポンで割引した後の価格が実は公式サイトの価格と同じくらいだったり、あまり有効に使えた記憶がないんですけど、このアゴダはそんなことはなかったです。
ちゃんと安くなります。
そして当然のようにクーポンを使ってもキャンセル無料です。
なので、定期的に同じホテルの同じ条件で価格やクーポンをチェックして、安いタイミングがあれば新しく予約して前の予約をキャンセルするを繰り返すことで、キャンセル料が発生する日までどんどん価格を安くしていくことができます。
これがとても楽しいです。
タイミングとかプロモコードによって、最初に予約した時点から1割、2割安くなることもありました。
ただ、前述のとおりそんな使い方をして結果、クレジットカードがとまりました。
それに気がついたのは息子からのLINEです。
僕のクレカが使えなくなっており、ゲームに課金ができないというのです。
(低額であれば子供たちは事後報告でクレカを使用して良い家庭のルールになっています)
試してみると確かに僕のメインで使っているJCBが決済できなくなっています。
僕もほぼ毎日ネットショッピングしていますが、AmazonはAmazonマスターカード、ヤフーショッピングはヤフーカード(PayPayカード)、楽天は楽天カード、とそのサービスごとにカードを使い分けていたためすぐに気が付かなかったようです。
しかし、限度額には達していませんし、もちろん支払いを遅延したと言うこともありません。
クレカを止められる覚えが全くないのです。
これはJCBに電話して確認してみるしか無いという結論に至りますが、ここで困ったことになります。
JCBカードの問い合わせは午後5時まででした。
しかも電話番号は悪名高いナビダイヤルです。
ナビダイヤルの悪名については下記の記事を見てね
仕方ないので次の日を待ってJCBに電話しました。
(なおカードの裏面にナビダイヤル以外の電話番号があったのでそこからかけました)
プルルルル…
オペレーター「お電話ありがとうございます、JCBです。」
僕「すみません、僕のカードが止められているようなのですが原因はわかりますか?」
オペレーター「カード情報を教えてください。」
僕「(カード情報)」
オペレーター「不正利用の可能性がある取引が確認されたので利用を停止させていただいています。」
僕「不正利用!?どんな利用ですか?」
オペレーター「通常の利用とは異なるような利用がありました」
僕「それって具体的にどんな利用ですか?」
オペレーター「申し訳ありません、それはお知らせできないことになっています」
なるほど、何をもって不正利用と判断するかを明かしてしまったらそれを悪用されてしまうからですね。
そんなわけで少し問答をした結果に使える状態にしてもらえましたが、結局なにが悪いのかは分からずじまいでした。
ただ考えてみると、ひとつ身に覚えがあります。
agoda(アゴダ)です。
僕はその少し前に数万円前後のホテル予約を何回も行いました。
もちろんキャンセル前提ですが、合計すると何十万円とかの予約をしたと思います。
前述の通り少しでも安い価格で宿泊するためにキャンセルしては別の予約を繰り返していたのです。
アゴダはホテルでの現地決済ではなくアプリでその場でカード決済する仕組みなので、実はその度にクレジットカードの決済が発生しています。
突然海外サービスから高額の決済が何回も来たら、それを不正利用と判断してしまうのは分からなくない気がしますよね。
そうなると、いくら安くても微妙です。
いちいちクレカを止められるのは面倒ですからね。
何か良い方法はないでしょうか?
あります(即答
ひとつはPayPalです。
ペイペイじゃないですよ、ペイパルです。
PayPalはアカウントをとってクレジットカードを登録しておけば、安全に決済ができるサービスです。
PayPal経由ならクレジットカード番号が渡ることもないですし、万が一トラブルがあった時には保護制度もあります。
前述のとおりクレカ会社が安全のために決済を止めてしまう条件は公開されていませんが、少なくとも僕の場合はアゴダの予約をPayPal経由にした以降は止められることはなくなりました。
もうひとつ、クレカを止められてもすぐに開通する方法があります。
たとえばJCBの場合、通常の電話窓口であれば17時に閉まってしまいます。
僕もそれで次の日を待ったわけですが、JCBに確認したところ、そういう場合は非常時の窓口でも対応してもらえるそうです。
多分全てのクレジットカード会社で下記のような紛失盗難時の窓口があります。
これは24時間年中無休で営業しています。
(しかもナビダイヤルではなくフリーダイヤルです)
紛失でも盗難でもないから躊躇しますが、ここに電話しても決済停止は解除してもらえるそうです。
いつでも電話一本で解除されると思えば少し気が楽ですよね。
これから連休ですし、ホテルの宿泊予約をしている方も多いのではないでしょうか?
良かったらためしに同じ条件でagoda(アゴダ)価格を確認してみてくださいませ。
価格比較結果、コメントお待ちしております!
追記
「Agodaは詐欺サイトである」というコメントを頂いたので、僕の見解をまとめておきます。
コメントの内容をまとめるとこういうことでした。
- 予約すると返金は基本できない
- 返金には交渉が必要
- 最安値に合わせるにはとんでもない手続きが必要
記事にも書いているとコメントでも返答させていただきましたが、
僕はなんども返金をしています。
今でも返金することをを前提に予約したりもしていますし、同じ日程で複数のホテルを確保してギリギリでひとつに絞ったりする運用も継続してやっています。
キャンセル方法も簡単で「キャンセルの理由」を選択するだけです。
この操作をするだけで、交渉などは一切不要で直ぐに返金されます。
返金されていることも確認済みです。
記事にないにもキャプチャ貼りましたが、下記のように返金を受け取っています。
ちなみに一昨日もキャンセルしましたが、すぐに返金が実行されました。
こちらもPayPalから連絡がきているので、agodaがきちんと返金していることは間違いありません。
ただ思い出しましたが、たしかにまれにキャンセルができないプランもありました。
そういうプランは代わりさらに価格が安かったりします。
もしかするとコメント主さまはそういうプランを予約してしまったのかもしれません。
僕はそういうプランを予約、キャンセルしたことはありませんが、その場合は交渉が必要になるだろうとは思います。
また、キャンセルが無料になる期間というのもあるので、それを超えて無料でキャンセルしようとしても同様に交渉が必要になるでしょう。
そう考えると「agoda = キャンセル無料」と考えていると危険ですね。
しかし「キャンセルが無料の期間」は予約前に確認することができますし、それがagodaは比較的わかりやすく表示されていますので、是非ホテル予約時には確認することをおすすめします。(これはagodaに限らず他のサービスでもですね)
あと、僕は「最安値に合わせる交渉」というのをしたことはありません。
ほかで最安値を見つけてしまってもagodaをキャンセルすれば良いだけだからです。
実際、一度だけ予約したあとに他サイトのセールでもっと安いプランを見つけたことがありましたが、その際はagodaをサクッとキャンセルしてそちらで予約し直しました。
以上、追記でした。