どうも、最近はドコモに定着しちゃってる僕です。
一時期は2年おきに携帯会社を変えてました。
乗り換え続けるのが1番得だったからです。
ただ、今はそういう乗り換えで得になるということも無くなってしまいましたね。
代わって数年前から、いわゆる格安スマホと言われる会社が増えており、大手キャリアと比べるとかなり値段が下がっています。
ワイモバイルやLINEモバイル、またショッピングセンターのイオンとかでもスマホを扱ってますよね。
当たり前のようにジャパネットでも、もう数年前からスマホを取り扱っています。
最近ジャパネットでスマホの紹介を見かけることが多くなった気がしません?
ジャパネットといえば、以前からY!mobile(ワイモバイル)のスマホを紹介してました。
ただ紹介しているだけではなく、プランはジャパネットオリジナルで、普通にワイモバイルに契約するよりも地味にお得だったりしてました。
ジャパネットのスマホプランは本当に安かった話hardshopper.hatenablog.com
ただプランはオリジナルでも、スマホ自体は普通に市販されてるスマホだったんですよね。
ところが、最近の紹介されているスマホは、どうもジャパネットオリジナルらしいということに気がつきました。
その名も、
富士通 スマートフォン
arrows J
(FMWAH1)
arrowsというブランドは昔からある富士通のスマホです。
日本メーカーが中国、韓国に押されてどんどん死んでいくなか、なんとか生き残っている※数少ない国産スマホですね。
※富士通は携帯電話事業を売却しており、なんとかブランドが残ってる状態
ただ、このarrows Jという型番はジャパネットオリジナルです。
最後のJは、JapanetのJなのでしょう。
今回は、このスマホが良いものなのか?
そして、プランとしては安いのか?
この辺りを比較してチェックしていきたいと思います。
arrows Jの評価レビュー!arrows Uとの違いは?カメラの画質は?ゲームできる?
まず、このarrows Jの紹介を見ていきましょう。
1番アピールされているのはこちら。
防水、防塵、耐衝撃対応
水に濡れても大丈夫ということですが、IPX5/8というのは、たしかに防水性能としては最高レベルのスペックです。
ただカメラに関しては、ダブルレンズでぼかし撮影ができて高画質であると謳ってはいますが、カメラ性能は最近の高額なスマホと比べると見劣りはします。
処理能力も高くはありません。
このスマホに搭載されているSoC(PCでいうCPU、コンピュータの頭脳)はこちら。
Qualcomm Snapdragon 450
これはエントリーモデル、つまり低価格なスマホ向けのSoCなので、普段使いなら困りませんが、最新の3Dゲームとかはキツいですね。
また、指紋認証や顔認証がないのもマイナスポイントですね。
ザックリ言うと、このarrows Jは、
低価格スマホ相当の性能、機能です。
別に低価格スマホでも悪いわけじゃないんですよ。使い方に合っていればいいですし、普段使いなら全然困りませんから。
ただ、ここでちょっと納得できないことは、価格が低価格スマホのソレじゃないんですよね。
頭金10,780円に2,090円の24回払い。
つまり、割引しないと60,940円という価格設定だと言うのです。
これは高すぎます。
どれくらい高いか、比較してみましょう。
このarrows Jはジャパネットオリジナルモデルですが、ベースとなるモデルがあります。
ジャパネットのQ&Aに答えが書いてありました。
つまりarrows Jは、ハード的にはarrows Uと全く同じものであると言うことです。
違いはソフト的な部分で、操作がかんたんで使いやすくなっているそうです。
しかし、こちらの価格はなんと26,640円。
性能に見合った低価格スマホです。
arrows Jがどれだけかんたんで使いやすくなったのか知りませんが、ハード的には全く同じベースモデルより3万円も高いのはちょっとズルいですね。
もちろん、今回のお得に乗り換えキャンペーン期間中はここから割引されまくるんで、、、
端末は実質100円になるんですけどね。
(頭金はなぜか100円、分割代金は月額料金がその分値引きされるので実質0円になるという)
とはいえ、これはジャパネットオリジナルモデルでありがちな、過剰に安くなったように見せているように感じてしまうやーつ。
端末についてまとめるとこんな感じ。
- 防水、防塵性能は最強クラス
- 基本性能は高くないが普段使いなら困らない
- 性能の割に価格設定が高い
- だが、今なら100円。
と、いうことで、次は契約プランを見ていきましょう。
端末100円になっても、その分月額が高かったら、昔流行った100円パソコンと同じで意味ないのです。
100円パソコンについてはコチラ
ジャパネットオリジナルプラン「話し放題+9GB」は分かりやすくオススメ
さて、早速ですがプランの紹介。
と言っても、プランはこれひとつ。
ずーっと月額税込4,380円
これは分かりやすくて非常に好感が持てます。
特に「ずーっと」は重要です。
スマホやWIMAXもそうなのですが、1番大きく書かれる安い価格(月額1980円!とか)は実は期間限定で、一定期間使うと月額が1.5倍、2倍になるようなプランがよくありますからね。
このプランの内容を見ていきましょう。
まず、話し放題!
この話し放題の素晴らしいところは、何分話しても話し放題のところです。
気をつけないといけないのが、
話し放題!※ただし1通話あたり10分間な
ってヤツで、ジャパネットも最初にスマホ販売をしていた頃はそういうプランでした。
が、そういう分かりづらさを排除しようという商品設計なのでしょう、非常に好感が持てます。
続いて、データ通信容量。いわゆるギガ。
これが9GBあります。
これは、多くの人にとって十分な容量です。
自宅に無線LAN環境がないのに、オンラインゲームをずっとやっちゃったり、NetflixとかHuluとか見まくっちゃうみたいな人じゃなければ困ることはないと思っていいです。
昔やってた「メール何百万通送れる容量!」みたいな、訳の分からないすごいアピールをしないのも良いですね。
そして、端末の本体代金は100円です。
前述のとおり、通常価格が高過ぎる気もしますが、キャンペーン期間中は黙って100円ですので、プランとしては文句をつけることはないでしょう。
分割支払金がかかるようにも見えますが、これもかかりません。
本体代金を支払終わるまでの間はそれと同額だけ月額料金が割引されるという体裁なのです。
ただし、分割支払金を支払い終わっても月額料金は安くなりません。
そういう意味でも「ずーっと税込4380円」なのです。
うん、でもこれは悪くないプランですね。
大手キャリアとかでもよくある分かり難さを利用した罠も見受けられません。
あとは、これが本当に安くてお得か?
他の格安プランと比較して見ていきましょう。
ワイモバイルのプランと比較!ジャパネットは本当にお得なのか?
お待たせしました。
最後は価格比較です。
このジャパネットオリジナルプランですが、提供している会社はワイモバイル(Y!mobile)です。
ワイモバイルで提供されている基本的なサービスはそのまま利用可能です。
たとえばソフトバンクのWi-Fiスポットなんかも無料で利用できます。
と、言うわけで、普通にワイモバイルと契約した場合の価格と比較します。
一応、ジャパネットのQ&Aにも記載があって、「普通に契約するより安い!」とハッキリ明記されています。
ただし、ここにも書かれているように本体(端末)のarrows Jは買うことはできません。ジャパネットオリジナルですからね。
代わりにワイモバイルで最もコスパの良さそうなこちらのモデルと比較します。
HUAWEI(ファーウェイ)
P30 lite
ワイモバイルの端末の中ではかなり安い方で、それでいて非常に人気のある端末です。
なんと価格.comのスマホ人気ランキング4位!
iPhone11の次に人気のある機種だという。
低価格スマホながら評価も上々です。
対するarrows Jと全く同じスペックのarrows Uはこの感じですが、まぁこれはレビュアーが少ないので参考にしなくていいです。
残念ながらarrowsシリーズはネットではあまり人気がないんですよね。
arrowsは特に昔評判が悪かった印象があります。(最近はそうでもない気がする)
というわけで、ジャパネットよりも端末的に少し有利ですが、この端末でジャパネットと同じプランを設定した場合に月額いくらなのかを見ていきます。
契約はジャパネットの場合と同じで新規契約を選びます。
ちなみにソフトバンク以外からの乗り換えでも、新規と同じ割引が適用されます。
ここもジャパネットと同じですね。
プランはジャパネットに合わせて9GBのプランを選択します。
が、なんと今は1年間3GB増量が無料らしいですね、ここはジャパネットよりもお得です。
端末代金の支払い方法は24カ月を選択します。
こちらもジャパネットと揃えていきます。
オプションは前述のとおり1年間無料なので、データ増量オプションをつけます。
また、スーパーだれとでも定額を追加します。
これをつけないと「1通話あたり10分まで」「月に500回の通話まで」という制限がついてしまいます。
ジャパネットと同じ完全な話し放題で揃えます。
購入時の機種代金は0円です。
ジャパネットは100円なので、ややお得と言えなくとないですが気にする額でもないですね。
さて、ではこれで月額いくらでしょう?
税込4,918円/月 !!
これは、大分価格に差が出ましたね。
ジャパネットは税込4,380円ですからね、月額で500円以上の差があります。
ワイモバイル直契約のほうが、人気端末を選択できたり、1年間は通信容量が増量されたりというメリットはありますが、この月額差は大きいと思います。
やはりジャパネットオリジナルプランなかなか良い!
また、契約手続きの説明にわざわざ家まで来てくれるのも、ネットで契約するのが不安な人には良いですね。
使い方まで丁寧に教えてくれるらしいですし。
これ、助かる人は本当に助かるでしょ?
ちなみに、以前はこの訪問サービスも有料だったんですよ。
プランは安いけどこの訪問サービスで1万円取られるのでそれで単価あげてるのかな?って思ってたくらいでした。
しかし、今回はそれも無料!
客単価あげるためではなくて、本当に親切でつけてたんですね。
これはジャパネットかなり頑張っているんじゃないでしょうか?
【まとめ】
下記に該当項目の多い人はジャパネットでスマホ買うと良さそうです
- なるべく低価格にスマホを使いたい
- お風呂やキッチンでスマホを使いたい
- なるべく日本ブランドのスマホが良い
- ゴリゴリの3Dゲームとかをするつもりはない
- 指紋認証とかはいらない
- 自宅にWi-Fi環境がある(もしくはスマホで動画視聴はほとんどしない)
- 契約プランを見直したりするのは面倒だ
- 契約をネットだけでするのは不安だ
- 使い方とかの説明があった方が嬉しい
以上でした。
ターゲットはお年寄りかもしれませんが、どこかの量販店のようにリテラシーのないことを利用してぼったくるつもりはない良心的なプランに見えました。
※すごいオススメしてますが、別に契約されても僕に1円も入ってくるわけじゃないです。
以前はジャパネットもファーウェイのスマホを紹介してましたね
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